美容師のみなさん、職場の人間関係でお悩みではありませんか?
美容師間での人間関係の悪さというのは美容師の離職の理由のトップに出てきます。いくら自分がアプローチを変えても、環境が良くならない。そんな時こそ転職すべき時かもしれません。でも、転職しても結果は同じかもしれない。そう考える時こそ美容室の体制が違うアメリカで美容師になるのもいいのではないでしょうか。
この記事では、まず日本美容師の人間関係であげられる問題を見ながら、アメリカとの比較をしてみたいと思います。
美容室での人間関係の悩み
美容師を辞めたいと思う瞬間は、人間関係だけには止まらないこともあると思いますが、まずは、それぞれアシスタントとスタイリストに分けて人間関係の悩みについて見ていきます。
アシスタントの人間関係の悩み
・上下関係が異常なほどで、いじめに近いものがある
・先輩が怒鳴る、お客さんの前で怒る
・女性特有の悪口が多く、同期間での仲間割れがある
・先輩がえこひいきする。他の同期で自分より下手な子がいるのに、理不尽なほどに居残り練習をさせられる。練習をお願いしたいのに断られる
・自分が正しいと思っても先輩には言い返せない、先輩の言うことは絶対である
スタイリストの人間関係の悩み
・アシスタントのやる気がない、注意するとうざいと言われ逆ギレされる
・アシスタントに注意したいが、メンタルが弱いのかすぐ辞めてしまうので注意しにくくなる
・アシスタント時代、先輩に小言を何回も言われたので、自分は優しくしてたらアシスタントになめられた
・先輩がえこひいきする。アシスタントへの練習を閉店後何日も見させられる。お客を回してもらえない。面倒な客をまわされる
・オーナーや店長との相違。歩合・給料交渉がうまくいかない。休みを取らせてもらえない。問題を訴えるが、取り合ってもらえない
・理不尽と思っても上を立てなければいけない
・同僚との指名獲得競争がストレスになる
・女性特有の悪口が多く、同期間での仲間割れがある
日本では人間関係による悩みが多い
日本では美容師さんだけに限らないと思いますが、同期間での人間関係よりも上下関係での問題の方が多いようで。人間関係の悩みは、大きなストレスになります。メンタル面の健康は体にも出てしまうし、仕事に行くのが辛くなります。
職場は楽しくあるべきです。周りを変えたければ、自分が変わればいいというのを耳にしたことがありますが、いくら変えても組織を変えるのは至難の技。そこ(そのお店)に、努力を費やす価値が本当にあるのか考えたいところです。
アメリカで美容師になるという選択肢
そこで、環境を変えてみたいという美容師さんに、思い切ってアメリカで美容師をやっていくことをお勧めしたいです。なぜならアメリカは先輩・後輩という上下の人間関係というものが日本ほどは強くなく、お店で椅子を貸し出したり、個人でアシスタントを雇ったりとかなりの個人主義なので、あまり人間関係を気にせず美容師として働ける環境にあります。
しかも、環境が気に入らなければ他に移るということに抵抗がないというか、いい環境を探して渡り歩くのはいいことだという風潮があるので、辞めたいと思ったら転職・移店しやすい環境でもあると言えます。アメリカで美容師として働くメリット・デメリットについて詳しく知りたい方は以下のリンクを参照ください。
美容師の現状比較
アメリカで美容師になることを勧めるのにはもっと理由があります。
日本の美容師の離職理由を見ながら説明していきたいと思います。
先程述べたように人間関係の悪さが転職理由のトップに出てくるとお話しましたが、他にはどんな理由があるのでしょうか?日本の美容師は長時間労働で低賃金で働かなければいけないという劣悪環境に囲まれています。
日本で働く美容師の転職理由
・拘束時間が長い割に給料が少ない
・休みが少ない、取りにくいのでストレスがたまる
・休みでもモデルハントや講習会・勉強会で休みとは言えないので自分の時間が持てない
・給料がなかなか上がらない
・アシスタント期間が長すぎる(3−5年なかには5年以上のところも)
・入客が少ない、集客ができない
・求人情報との条件が違う
・練習会がなく、自信がつけられない
日本の美容室は拘束時間が長く、休みが少ない
日本の美容室は拘束時間が長く、休みが少ないとあります。日本の美容師さんのお休みは月に6日(週6日出勤・隔週で5日出勤)で、営業時間の平均が9.4時間、開店前の準備と閉店後の掃除をそれぞれ30分とすると10.4時間、アシスタントの練習会を入れると平均12時間を超えることもあるようです。それには、遅番早番という体制を撮っていないところが多いようです。もちろん、労働法基準に違反していますが、守っているお店は少ないようです。
アメリカは週3〜4日の勤務が普通
アメリカの場合はどうでしょう。週に5日働く美容師もいますが、週に3・4日というのが主流。アメリカの美容師の休みは多いです。アメリカは、労働基準法に反するとすぐに訴えられてしまうので、勤務時間も週に40時間を超えてはならないとなっているのと、40時間を過ぎる場合は、通常の1.5倍を支払わなければならないとなっています。なのでお店側も時給で働かせている場合は、残業させたくないので、営業時間が、8時間以上のところは早番遅番のシフト制が多いようです。
アメリカの美容師は給料も高い
給料の面でも日本の美容師さんの平均収入が約284万円に対して、アメリカでは約$30,000(約340万円)です。休みの面から考えてもアメリカの方が条件がいいと言えます。アメリカは、チップ制度があるので基本収入より15-20%余計に収入が見込めます。日本の有名カリスマ美容師でも年収1,000万が限度なのに対し、アメリカのセレブ美容師では1日に150万、月にして2,500万くらい稼ぐ人もいます。
まとめ
日本の美容師の過酷な労働条件に加え、人間関係でのストレスが加わっては、辞めたいと思うのは仕方がないように思えます。ストレス発散をしたくても、お休みがなくてはメンタル面の健康が保てないのでは、楽しくし仕事を続けるというのは困難でしょう。
人間関係を気にせず、美容師として楽しく働き、お天気の多いロサンゼルスでは、ビーチでのんびりしたり山へハイキングに行ったり、ショッピングやおしゃれなカフェでのんびりと休日を過ごすことができます。ストレスフリー、人間関係フリーの美容師になりたいなら、ぜひアメリカを転職先の一つとして視野に入れてみてください。
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