夢を実現する道のり

これまで、私は、数多くの日本人スタイリストたちの相談に乗ってきました。

Q.日本でチェーン展開している美容サロンの店長を務めてきました。経歴を生かしてアーティストビザを取得したいのですが、どうしたら良いでしょうか?

Q.日本でアイ・デザイナーをしています。ワーク・パーミット(就労ビザ)のあるビザを取得は可能でしょうか?

Q.現在、アメリカの美容学校で、コスメトロジー・ライセンスを取得するために勉強中です。M1ビザなど、どうしたらワーク・パーミットのあるビザを取得できますか?

Q.日本でネイルサロンのオーナーをしていましたが、アメリカで資格もワーク・パーミットのあるビザも持っていません。どうしたら良いでしょうか?

Q.日本で美容専門学校に卒業し、美容師歴もあります。トランスファーでコスメトロジー・ライセンスを取得できますか?

まず、日本のスタイリストさんに、是非やっていただきたいのが、以下の質問を自分自身に問いかけ、考えを整理することです。

「あなたは、アメリカで、スタイリストとして何をしたいのですか?そしてそのゴールは何ですか?」

おそらく、回答は、大きく以下の3つに分けられると思います。

1.アメリカでスタイリスト(ヘア、ネイル、アイラッシュ、エステなど)として働き活躍したい(日米両方で働きたい方を含む)。

2.アメリカで美容サロン(ヘア、ネイル、アイラッシュ、エステなど)を経営 したい。

3.アメリカでの美容留学経験を日本で生かしたい(アメリカでは働かない)。

割り合いとしては、1番の回答が最も多く、次いで多いのが2番でしょう。そして、3番は稀のように思います。

上記に基づいて考えると、

美容留学の現状は、日本のスタイリストの夢や目標を実現しているのでしょうか?

答えは“No”でしょう。

何故でしょうか?

それは、美容留学の現状が、スタイリストの目的・目標と乖離しているからです。

どうして乖離しているのでしょう?

日本のスタイリストたちは、いずれアメリカで働きたいのです。

では、どうしてアメリカの美容学校に行くのか?

日本のスタイリストたちは、日本と同じように、学んで資格を取得した後、アメリカでも働く環境が待っていると思っています。

では、アメリカ美容専門学校を卒業した後に、働く環境はあるのか?

アメリカの美容学校に通っている場合、そこで出るビザの大半はM1ビザです。M1ビザは、アメリカの専門学校に行った場合に発行されるビザですが、ワーク・パーミットのあるビザに非常につながりにくくなります。
また、M1ビザでは、アメリカのソーシャル・セキュリティー・ナンバーを取得できないため、コスメトロジー・ライセンス取得のためのテストも受けることもできません。

アメリカ美容専門学校では、OPTで働き先が決まれば、ソーシャル・セキュリティー・ナンバーが出るので、テストが受けられると聞きましたがそれで大丈夫なのか?

いえ、大丈夫ではありません。私自身サロンオーナーでもあるので分かります。
OPTとは、就職先が決まってから発行される職業体験ビザです。どこのサロンオーナーも、コスメトロジー・ライセンスを持たないスタイリストは雇用しないでしょう。
万が一、「雇用が決まれば、テストを受けて1回で合格して、働くことができます!」と言われても、ソーシャル・セキュリティー・ナンバーが発行されてから、テスト申し込み、その後の受験まで、3カ月以上はかかります。
OPTの期間が3~6カ月と考えると、ライセンスを取得できても、ほとんど雇用できる期間は残っていません。

OPTの後に、ワーク・パーミットのあるビザのサポート前提で、雇用してもらえばいいのではないでしょうか?

日系美容サロンオーナーは、美容専門学校を卒業間近のスタイリストが、最もこれを前提に交渉してくることを熟知しています。
したがって、ライセンスは働き始めた後に取得すると言ったとしても、実際に雇用契約は非常に難しいと言えると思います。

ではどうしたら良いのでしょうか?

1.アメリカで美容の勉強をして、もしその後働きたい場合はF1ビザで渡米してください(英語語学学校や美容系学校でも弊社提携学校はF1ビザを出してくれます)。
F1ビザなら、M1ビザよりも滞在できる期間が長く(5年)、弊社提携学校であれば、ソーシャル・セキュリティ・ナンバーが取得できる上、OPTも1年間です。
その後のワークパーミットのあるビザ(Oビザ、E2ビザ,投資ビザ)やグリーンカードへの切り替えの道もいくつもあります。

 

2.もし、アメリカで最初から働きたい場合は、日本でワークパミットのあるビザ(Oビザ、E2ビザ、投資ビザなど)に挑戦する方がよいでしょう。
ビューティーアカデミーには、ビザ取得の前にESTAでコスメトロジー・ライセンスを取得するプログラムがあります。
弊社は、ライセンスを取得している状況で、アメリカでの就職活動やあなたと契約したい美容会社やサロンを紹介することもできます。

 

3.いずれアメリカで美容サロンや美容会社のオーナーになりたい場合は、M&Aによる投資ビザがよいでしょう。
投資金額も5万ドル程度で、投資ビザ(E2ビザ)を取得できる場合もあります。
間違っても、こちらで一からテナントを借りるといった日本と同じような店舗作りをしてはいけません。
開業までお金と費用が非常にかかります。私自身も、M&A(買収)の投資ビザがきっかけで、アメリカに来ました。
ビザを3カ月間で取得し、最初から黒字経営を考えると圧倒的にこの方法がよいと思います。この件は、長くなるので、別途コラムでご紹介します。

今回は、私の経験を踏まえて、スタイリストの夢や目標を大きく分類し、そこからライセンスやビザの取得に関する道のりを記載しました。
スタイリスト(ヘア、ネイル、マツエク、エステなど)により、バックグラウンドや目標は違うので、詳しい個別対応(明確な道のり)いたしますので、どうぞお気軽にお問い合わせくださいませ。

無料相談受付中!LineアカウントID:『@jp-usa』まで。

アメリカやハワイで美容室を開業するには?【2020/10/20追記】

アメリカ ハワイ 美容室 開業

アメリカで美容室を開業したいけどどうやればいいかわからないとお困りではありませんか?

アメリカで美容室を開業することは簡単ではありません。アメリカは外国人に対して厳しい国なので方法を間違えると開業までの時間が余計にかかり成功までの道のりがかなり厳しくなります。

この記事ではアメリカで美容室を開業するにはどのような方法が最適なのかについて詳しく解説していきます。

アメリカでビジネスを始めるにはビザが必要

アメリカ 美容 州 規定

アメリカでビジネスを始めて収益を得るためには適切なビザが必要です。アメリカの永住権であるグリーンカードを持っていない場合は何らかの制約を受けることになります。

アメリカでビジネスを持つということは基本的には働くことを意味するので、アメリカで合法的に働くためのビザを取得する必要があります。美容室を開業するために最適なビザは投資家ビザであるE2ビザです。

E2ビザでどのようにビジネスを始めるべきか?

美容師 オーナー

アメリカでE2ビザによって美容室を始める方法は以下の2つのやり方があります。

・アメリカで新しく美容室を開業する

・既存の美容室を買収してオーナーになる

アメリカで新しい美容室の開業は茨の道

多くの方はアメリカで新しく美容室を開業しようとしますが、ほとんどの場合上手く行かず失敗に終わってしまいます。アメリカは移民に対してかなり厳しい国で、ソーシャルセキュリティーという個人ナンバーがないと基本的に何もできないため、新しく美容室をオープンするのはかなり大変で時間がかかります。

アメリカで新しく美容室をオープンする際には、場所の選定や、リース契約、店の造作、美容師の雇用など、日本で美容院を作る場合と同じような作業が必要になりますが、ソーシャルセキュリティーがないとなかなか美容室をオープンするまでのスタートラインに立つことができません。これが原因で多くの方が投資に失敗してしまいます。

美容室買収は圧倒的に簡単

一方アメリカで開業するもう一つの方法として既存のビジネスをM&Aで買収する方法があります。アメリカはビジネス大国なので、ビジネスの売買がかなり盛んに行われています。アメリカのロサンゼルスやハワイでは美容室がよく売りに出されているので買収するのはそこまで難しくはありません。

既存のビジネスを買収するとビジネスライセンスや市からのパーミットなどをそのまま引き継ぐことができるのですぐに美容室を開業することができます。ここが新規で始める場合との大きな違いになります。

投資家ビザであるE2ビザではどのぐらいの投資額が必要なのか?

E2ビザ取得には移民弁護士や公認会計士等のサポートがどうしても必要になります。E2ビザ取得にあたって提出しなければいけない書類がかなり多いため、専門か無しで一人で申請することはほぼ不可能に近いです。

したがってアメリカで投資家ビザを取得するためにはおよそ3,000万円~4,000万円の費用がトータルでかかります。しかし他のビザと違って発給数に制限がないので、抽選によって落とされるような心配はありません。

E2ビザでは半永久的にアメリカに滞在できる

アメリカ コスメトロジーライセンス

E2ビザはその保持者が現在の会社で働いている限り、ビザの期限が切れるたびに再申請すれば、ビザを更新することができます。したがって、E2ビザを持っているだけでアメリカに半永久的に滞在することが可能になります。

また配偶者も同様にE2ビザを申請することができます。E2ビザでは永住権へステータスを移行することも可能なので美容室をアメリカやハワイで開業したい方にはかなりオススメのビザです。

アメリカで美容師として実際に働くにはコスメトロジーライセンスが必要

美容師 コスメトロジーライセンス

アメリカで美容師として働くにはコスメトロジーライセンスの取得が必要です。日本で美容学校を卒業して美容師として働いていた場合は、日本の美容免許をトランスファーしてアメリカの美容師免許試験を受けることができるのでアメリカで美容師免許を取得するのはそこまで難しくありません。

アメリカでの美容室開業は弊社まで!

私たちは今まで過去に多くの美容室のオーナー様がアメリカで新規美容室を立ち上げに失敗した例を何度も目にしてきました。Beauty Academy LAでは今まで正しいと思われていた方法を改革し、現在アメリカ/ハワイにおいて投資家ビザであるE2ビザによる美容室の買収の総合的なサポートを行っています。私たちはロサンゼルスを中心として今まで多くの美容室オーナー様のアメリカ開業を支援してきました。

私たちBeauty Academy LAではE2ビザに特化した移民専門弁護士や公認会計士を自社に抱えていることに加え、アメリカでの美容室経営のノウハウも皆様に提供しています。アメリカやハワイで美容室を開業したいとお考えの方は以下からご気軽にお問い合わせください。

無料相談受付中!LineアカウントID:『@jp-usa』まで。

【2020/10/28追記】

2020年初頭から始まったコロナの被害でアメリカの美容院は営業停止に追い込まれるなど、経営が難しい局面を迎えました。しかし少しずつ回復を始めた今、自分の美容院を持ちたい方にとってはチャンスともいえる状況になってきています。

現在、アメリカの事業売却物件は増加の傾向にあり、コロナの打撃を受けた飲食店や小売店以外に、美容サロンが次々と市場に出てきています。通常時であればブランド力がある優良な物件もかなり安く売りに出されているので狙い目です。アメリカでご自身の美容室を経営することに興味がある方はぜひ一度、私たちにご相談ください!

美容師に必要なハサミの種類やその用途を説明します

美容師の仕事道具と言えば「ハサミ=シザー」ですよね。

ハサミ1つで仕事をする仕事だからこそ、こだわりを持ちたいという方も多いはず。ハサミにはいろいろな種類があり、ハサミによって用途も変わってきます。

今回は、そんな美容師の必需品ハサミの種類や用途、メンテナンスについてご紹介していきます。

美容師のハサミは平均的にいくらかかるのか?

美容師が利用するハサミの金額は、ものによって様々であり、平均的に1丁当たり3万~5万円ほどと言われています。そのハサミを数丁保有していることで、使い分けを行っている方がほとんどです。

中には、1丁当たり数十万円するハサミもあるそうで、こだわりを持って使っている方もいます。またハサミの素材によっても金額が異なるので、よく切れるステライトなどは高価なものもあるため金額はチェックしておくといいでしょう。

初めのうちは、主に使うハサミを数万円で購入し、ほかに練習用として低価格のものを通販などでいくつか購入するといいでしょう。美容師のお店で働いているのであれば、先輩からハサミをもらうと費用もかからなくて済むため、使わないものがあれば、譲ってもらうのもいいかもしれません。

ハサミの種類

美容院 ボキャブラリー 英語

美容師のハサミはさまざまな種類があり、それぞれの用途があります。自分のカット方法や作りたいイメージに合わせてハサミも変わってきます。

ベーシック:ベースカットやブラントカットに使用

ハサミの中でもスタンダードなハサミになります。ハサミの足両方に刃がついているタイプで、刃の長さによってヘアスタイルも変わってしまうため、ベーシックのハサミを長さ別に持っている美容師も多いです。初めて買う場合は、一般的に使われている6インチから揃えていきましょう。

セニング:長さは変えずに毛量の調整する時に使用

俗に言うスキバサミのことを指し、長さは変えずに毛の量を調整(少なく)したい場合に使用します。1人のカットでもいくつかのセニングを使って仕上げることもあるため、カット率に合わせてセニングを用意する必要があります。

中でもカット率2030%セニングが一般的に使われており、初心者であれば必ず持っておきたいものになります。他にも、カット率15%で前髪の微調整、カット率40%で髪の量が多い時や刈り上げる時に使用するセニングもありますので、必要に応じて揃えていくのが良いでしょう。

※ カット率=1度のカットで切れる割合のこと。スキ率や落ち率という場合もあります。

スライド:髪に動きを出したい時やボリュームを抑えたい時に使用

刃が片方のみについているハサミのことで、髪の毛を滑らしながらカットできるハサミのため、動きのあるスタイルにしたいときに使用します。また、髪が刃から逃げる割合をスライド率と言い、スライド率が高い程カットできる髪の量も少なくなります。

アール:細かなディテールを仕上げる際に使用

刃がアール状になっているハサミの事を言います。スライドのように使うこともできますが、基本的には細かいディテールを仕上げる際に使用します。

ハンドルの種類

ハサミの種類と同様に、ハンドル(持ち手部分)にもさまざまな種類があります。このハンドル部分の相性によっては、腱鞘炎になってしまうこともあるため、自分に合うハンドルを選ぶ必要があります。

<メガネハンドル>

最も一般的に広く使われているのがメガネハンドルです。カットの安定率が高く、裏返しにしても使うことができ、初心者からトップスタイリストまで幅広く使われています。

<オフセットハンドル>

こちらは親指の指穴がネジ穴に近いタイプのハンドルです。そのため、指の開閉を大きくしなくてすむため、手の小さい女性や、腱鞘炎に悩んでいる方にオススメです。

<3Dハンドル>

その名の通り、ハンドル部分が少しねじれて立体的になっており、どんな角度でも手にフィットするものになっています。そのため長時間使用しても疲れにくいという特徴があります。

しかし、初心者が最初から3Dハンドルを使用してしまうとクセがついてしまい、他のハンドルが使えなくなってしまう可能性もあるため、初めて買う場合は、メガネハンドルかオフセットハンドルを選ぶのが良いでしょう。

何本持っておくのがいいの?

ハサミの所持本数に関しては、正直なところ個人差があります。というのも、人それぞれ得意とするカットが違ってくるためです。初めて買い揃えるということであれば、予備を含めて5本程度持っていれば問題ないでしょう。

ハサミの内容としては、ベーシック2本、セニング2本、スライド1本にしておけば、万が一落としてしまっても対応できます。セニングを2本持つ場合は、カット率の違うもので持ち、1本はカット率2030%のセニングにしましょう。

寿命とメンテナンスは?

ハサミの寿命は、メンテナンスによって大きく変わってきます。ベストなメンテナンスは1人切るごとにセーム革で拭くのが理想です。しかし、実際にはなかなか難しいため、1日1回仕事終わりに拭くようにするだけでも、ハサミの寿命が延びます。

また、セルフメンテナンスとは別に、3か月に1回程度プロのハサミ屋に研いでもらうと何年も使うことができます。万が一ハサミを落としてしまった場合も、すぐに修理に出すのが良いです。

刃がかけた状態で使用し続けると、刃がダメになり最終的には買い替えが必要になってしまうケースもあるため、落とした場合は修理に出し、予備のハサミを使いましょう。

また、汚れ、サビはハサミの天敵です。汚れやサビを少しでも放置していれば、切れ味が悪化しカットのスピードが落ちる他、お客様の髪を傷めてしまう可能性まであります。「切られた時に痛かった」、「髪の毛をハサミで引っ張られた」なんていうクレームは、美容師としては命取りです。

それに、せっかくご来店していただいたお客様の髪に枝毛や切れ毛を作ってしまうわけにはいきません。カット中の違和感に気付く前に、以下のポイントを日々チェックして、ハサミの状態を維持することが大切です。

・乾いたティッシュが綺麗に切れるか

ティッシュを使えば簡単に切れ味の確認ができます。お客様の髪を引っ張ってしまうことがないか、すきバサミのチェックには特に重要です

・ハサミの汚れを拭き取ることができるか

簡単に落ちない汚れには要注意。サビてしまう一歩前かもしれません。

・開閉はスムーズか

刃やネジに問題があればスムーズに開閉できません。ハサミの開閉に注意をしておけばカット時の負担を軽減でき、腱鞘炎の予防にもなります。

セルフメンテナンスの方法と注意点

セルフメンテナンスの必須アイテムは刃の拭き取りを行う「セーム革」、ハサミの開閉をスムーズにし、汚れを落とすための「油」の2点です。どちらもハサミに付属されていることが多いですが、自分に合ったものを使うのがベストです。

メンテナンスの手順

(それではメンテナンスの作業について紹介します。手を切らないよう、十分注意してください。)

 1. 拭き洗い

まずは親指と人差し指で23枚に折り重ねたセーム革を持ち、根元から刃先の方向に向かって動かして汚れを落とします。ハサミにこびりついた汚れを落とすのと同時に、目に見えない小さな「バリ」=「返り刃」を取り除きます。

この「返り刃」は長い間そのままにしておくほど取り除くことが難しくなり、切れ味の低下を引き起こします。毎日のメンテナンスが非常に重要ということが分かりますね。拭いても落ちない汚れは熱いお湯で洗い流し、再度セーム革を使って水分を残さないよう拭き取る必要があります。

ここで熱いお湯を使うのは、水やぬるま湯よりも汚れが落ちやすく、蒸発の早さからハサミ本体に水分が残りにくいためです。この時、すきバサミには歯ブラシを使うのも有効です。クシとクシの間に挟まった細かい髪の毛を取り除くのにとても便利です。

 2. 油をさす

続いて、油を補給します。ハサミの刃を開いた状態でネジの下部分、更にそこから手元に寄った「触点」に12滴。ネジ部分には1滴。ネジ部分から刃先に向かっての部分にも表面と裏面、それぞれ12滴の油を補給します。

次に、全体的にオイルが行き渡るよう、まんべんなくセーム革を使って馴染ませます。皮脂や頭皮の汚れが溜まりやすい「触点」を綺麗にし、油で開閉をスムーズにするこの工程はハサミの寿命に大きく関わっています。

ハサミを長く大切に使うためにも、特に丁寧に行いましょう。更に全体の汚れと油が残らないよう、最初の工程と同じく23枚に折り重ねたセーム革で拭き取っていきます。セーム革がきちんと刃に当たるよう、反対側の刃も同様にして親指を刃に軽く押し当てるのがポイントです。

 3. ネジを調整する

最後に、ハサミを数回開閉してネジの硬さを確認します。適切な硬さを保つことで、お客様の髪を噛んでしまったり、刃が強くあたり過ぎることを避けられます。最適な締め具合はハサミのメーカーによって異なりますが、一般的には刃をゆっくりと閉じた時に、刃の中心辺りからそれぞれの刃同士が擦れ合いを感じる程度の強さが適しているとされています。

この他にも、ハサミを無理に押し切るように使用していると刃に大きな負担をかけることになってしまいます。普段の使用についても今一度振り返ってみましょう。

カットレベルに合わせてハサミを選ぶ

一番最初に買ったハサミをずっと使い続けている美容師もいると思います。長年使っていると、使い心地も良く愛着がありますし、新しいハサミを買い揃えないでいるなんてこともあると思います。

しかし、初心者時代のカットスキルと経験を積んだスタイリストのカットスキルではかなりの差があるため、自分のカットレベルに合わせてハサミを買い替えることで、カットスキルが上がることもあります。

最初に買ったハサミを使い続けることも悪いわけではありませんが、いろいろなハサミを試しカットすることで、ハサミによるカットスキルのばらつきはなくなってきますし、スキルの底上げができます。スタイリストになって5年を目処にハサミを見直してみるのが良いでしょう。

まとめ

ホームカラー サロンカラー

今回は、美容師の仕事道具ハサミについてと、ハサミによるカットスキルの変化についてご紹介してきました。美容師にとってハサミは、とても大切な存在です。

古くなったハサミを使っていては、お客様の髪を傷めてしまう原因にもなってしまいます。ハサミは安い物ではないし、長く使うものだからこそ自分のレベルに合わせたハサミを選んでいきましょう。

生徒さんの例①ハリウッド最高級サロンで就職実現!

2018年が明けてすぐ、ある1人の女性からLINEへご連絡がありました。

「来月から、ロサンゼルスの美容学校に入学するのですが、私はロサンゼルスで働けるようになるのでしょうか?」

日本の学生さんや美容師さんが、カリフォルニア州で美容師として働けるようになるためには、2つの問題をクリアする必要があります。1つはコスメトロジーライセンスの取得、もう1つは就労ビザ、または、グリーンカードの取得です。

彼女の場合、カリフォルニア州の美容専門学校に入学するため、M1ビザを取得していました。通常、M1ビザからのコスメトロジーライセンス取得、そして、就労ビザ取得は、非常に厳しいのが現状です。

「就労ビザはともかく、美容専門学校に入学してもコスメトロジーライセンスが取得できないのですか?」

「そうです!非常に難しいです」

その後、美容専門学校入学してからも、彼女は何度か私のところに相談に来ました。ほどなく、彼女は、弊社Yuka Enterprisesとエージェント契約を結び、サポートが本格的にスタートし、弊社のサポートにより、20193月コスメトロジーライセンスを取得、同年4月に、グリーンカードのワークパーミットを取得、翌月には、就職活動を開始したのです。

弊社は、カリフォルニア州で1、2位を争う高級セレブリティサロンである MéCHE  NineZeroOne をご紹介し、面接には、弊社スタッフが同行しました。
結果、MéCHEサロンのアシスタントとして雇用が決まったのです。

Misatoさんへのインタビュー

今回のコラムでは、わずか1年で見事に夢を実現したMisatoさんへのインタビューをお届けいたします。

Yukaこの度は、MéCHEサロンへのご就職おめでとうございます!

Misatoさん(以下敬称略)ありがとうございます!皆さまのおかげです。

YukaMéCHEサロンでは、どのスタイリストのアシスタントになるのですか?

Misatoリッチというスタイリスト(カラーリスト)です。

Yuka尊敬または憧れているスタイリストはMéCHEサロンにいますか?

Misatoトレーシーというカラーリストです。1日に4050人くらいお客様が来ます。それと、ハリウッドセレブのハウスコールもかなりしています。MéCHEサロンの中でも、トップスタイリストで、アシスタントも5人います。

Yuka凄いですね。超高級サロンでカラーということは、平均客単価で500ドルと考えた場合、彼女は1日で25千ドルほど売り上げるということですね。

Misatoハリウッドセレブも、めちゃくちゃ来るので本当にすごいです。私はハリウッドセレブに疎いので、顔を見ても誰かわかりませんが、もしわかったら緊張してしまうので、セレブに疎くてよかったと思います。

Yukaセレブに詳しかったら、ドキドキが止まらなくて仕事どころではなくなってしまいますよね(笑)。ところで、Misatoさんは子供の頃から美容師になりたかったのですか?

Misatoいいえ。最初はダンサーになりたかったんです!

Yukaダンサー!?

Misatoはい。34歳から始めて、学生の頃にアメリカで開催されるダンス世界大会 (International Cheer Union) のジャズダンス部門(団体)で優勝しました。

Yuka優勝とは素晴らしい!

Misatoダンスについては、やりきった感じです。この動画の最初に、真中でクルクル回っているのが私です。

Yukaバレエもやっていたのですか?

Misatoはい!3歳から始めました。ダンスよりも先にバレエから入りました。

Yuka美容師ではなくダンスでプロを目指そうと思わなかったのですか?

Misatoダンスは、優勝もしたし、その時に夢を実現できたので。仕事での夢は世界で活躍するスタイリストです。

Yukaトレーシーのようなカラーリストですか?

Misatoはい!あそこまでなれるかわかりませんが、夢は大きい方が良いと思います。日本のサービスを取り込んだサービスも提供できるカラーリストになりたいです。

Yukaトレーシーのようなカラーリストになって、さらに日本のきめ細かなサービスを提供できたら凄いですね。

Misatoがんばります!

Yukaところで、なぜ美容師(スタイリスト)になりたいと思ったのでしょうか?

Misato実は、父も祖母も美容師だったんです。そして母はヘアサロンを5店舗も経営していたので、自然に美容師になるものだと思うようになってました。

Yuka真のサラブレットですね。私の今後の夢は、Misatoさんを美容プロダクトで大成功したスタイリストのOribeのように有名にすることなんですよ。

Misato本当にそうなれたらすごいけど、まずはアシスタントとして日々努力してがんばります。

Yukaダンスで頂点を取ったので、スタイリストとしても、ぜひ頂点目指して頑張ってください。

Misatoはい、今後もよろしくお願いします!Yuka Enterprisesさんのおかげで、ライセンス取得ができ、憧れのサロンでも仕事ができるようになりました。そして、少し気持ちにも余裕ができたので、チアダンスも趣味として始めようと思っています。

YukaMisatoさんのフォローアップ(英語力、キャリアアップなど)をしていきますので、今後もよろしくね!

Misatoこちらこそ、よろしくお願いします!

インタビューを終えて

ロサンゼルスに来てすぐに、弊社とエージェント契約をしたMisatoさん。結果的に、ライセンス、就労ビザ(グリーンカード)、超一流ヘアサロンへの就職を、なんと1年で実現してしまいました。

弊社もサポートに努めましたが、なんといっても、Misatoさんの努力が大きかったと思います。まだ可愛らしい学生さんの面影もあるMisatoさんですが、たぐいまれなる芯の強さがあると感じていました。

「ダンス同様に、スタイリストとしても、No1を目指して頑張りましょう!!Misatoさんなら、きっと実現できます!!」

ロサンゼルスで美容を学びたい!~ビザ&学校情報~

これから美容を学ぼうと思っている方で、アメリカの美容学校を希望する場合は、学生ビザの取得が必要になりますが、その学生ビザにはM−1F−1という2種類がございます。

美容学校は専門学校となるため、基本はM−1ビザとなりますが、コミュニティー・カレッジなどの美容学部に通う場合は、F−1ビザを取得することも可能です。

ビザの種類

アメリカで美容師になるためには2つのビザの選択肢があります。自分の目標に応じて取得するビザの種類が違ってくるので、注意が必要です。

M-1ビザ

M−1ビザとは、専門性のある学校に行くために発行されるもので、最長で1年となっています。どの美容学校やメイクアップの学校のプログラムも1年以内で終わるので十分です。

その後も、OPT(オプショナル・プラクティカル・トレーニング)というものを利用し、3カ月間インターンとして働くことができます。M−1からのF−1への切り替えは不可能なので、英語に自信がなく語学学校に行ってから美容学校に進みたいという方には、F−1ビザの取得をおすすめいたします。

F-1ビザ

F−1ビザとは、語学学校や大学・大学院に行くために発行されるもので、就学に必要な期間が発行され、通常1年から最長で5年となります。

美容学校というよりも、コミュニティー・カレッジなどの美容学部へ進むという形態になり、このF−1ビザを所持し、英語が苦手という方は、語学学校へ通ってから美容学校に行くという選択肢もあります。F−1ビザからのOPTの期間は1年で、M−1よりも長くなっています。

ロサンゼルスの学校紹介

美容学校(1600時間・約1年)

Paul Mitchell(ポール・ミッチェル)

PAUL MITCHELL

Mitchellは、パサデナという街にある美容師・美容家を養成する専門学校です。メディアや高級サロンで活躍する数多くのセレブスタイリストが卒業しています。パサデナは、ロサンゼルス北東の郊外にあり、古くから開けてきた地域です。歴史的な建造物も多く、趣のある街並みが特徴です。

パサデナの教育レベルも高く、世界ランキングでベスト10常連のカリフォルニア工科大学もここにあります。ロサンゼルス市街中心部からもアクセスが良く、治安も良いことから、日本人に人気の観光地区です。この学校のコースは4つに分かれており、フルタイム(週5)・週3のみ・昼間のみ・夜間のみと、柔軟なスケジュールを組むことができます。入学時に求められる語学力はありません。

授業料や教材費等の合計: 23,000ドル(年間)

El Camino College(エル・カミーノ・カレッジ)

EL CAMINO

ロサンゼルス空港から南に下った場所にある2年制公立大学です。周辺には日系企業が多く、海外生活に不安のある生徒でも気軽に留学生活を楽しめます。有名な観光地のレドンドビーチやマンハッタンビーチも近くにあります。

質の良い教育とリーズナブルな授業料のため、大変人気です。必要になる英語力は、TOEFL iBT 45IELTS 4.5、英検2ATOEIC 620TOEFL 450点ですが、カレッジ内のエルカミーノ・ランゲージ・アカデミー(ECLA)または、提携しているELS Language Centersでレベルを終了すると、上記の条件がなくても入学を許可されます。

授業料や教材費等の合計: $8,700ドル

Santa Monica College(サンタモニカ・カレッジ)

Santa Monica College

Santa Monica Collegeは、全米最大の2年制公立大学で、全世界から約3,300人の留学生が在籍しています。専攻がとても多く様々な科目を勉強することができます。キャンパスの広さも東京ドーム3.3個分の広さがあるので、留学生活を存分に楽しめます。

ロケーションも、観光地であるサンタモニカやベニスビーチの近くに位置しているので、交通の便がかなり良いです。市内を縦横無尽に走るバスがあり、学生は無料で使えるため車を持つ必要がありません。必要になる英語力は、TOEFL iBT45点、IELTS5.0、英検2A、当協会主催のTOEFL 500点ですが、ELS Language Centersにてレベルを終了すると入学が許可されます。

授業料や教材費等の合計: 11,880ドル

メイクアップスクール

Cinema Makeup School(シネマ・メイクアップ・スクール)

CINEMA MAKEUP SCHOOL

Cinema Makeup Schoolは、ロサンゼルスにある有名なメイクアップスクールです。特殊メイク効果やプロフェッショナルメイクの授業を行っており、世界でも数少ないメイクアップトレーニングスクールとして知られ、ミュージックビデオやコマーシャルの撮影の中心として国内外から高く評価されています。

短期コースも開講されているので、留学生がかなり通いやすい条件となっています。専門学校になるので、M−1ビザとなります。ロケーションもコリアンタウンに位置する学校で、コリアンマーケットには日本の食材もたくさん売っているので大変便利です。ロサンゼルスでは数少ない電車の駅が隣にあるので、ダウンタウンやハリウッド、ユニバーサルなど、交通に便利な場所でもあります。入学時に求められる語学力はありません。

授業料のみの合計: 90027,250ドル *コースによって異なる。

Elegance lnternational MakeupEI Makeup) エレガンス インターナショナル メイクアップ

ELEGANCE INTERNATIONAL MAKEUP

Elegance International Makeupは、1966年に創設という古い学校ですが、近年新校舎を開校したばかりで、最新の設備が整っています。12カ月のコースで、ビューティーメイク、シアターメイク、ファッションメイク、TVや映画のメイク、特殊メイクがすべて学ぶことができます。講師は、アカデミー賞受賞者や現役のメイクアップアーティストを起用されています。

ロケーションもハリウッドの中心に位置し、ファッション、ミュージック(ライブハウス、音楽学校、レコード店アミーバなどがある)、演劇シアター、映画館(5箇所)、ストリートアート、フィルムスクールなど、周りはとても賑やかです。ここも数少ない電車の駅が近くにあるので交通に便利なところです。

授業料や教材費等の合計: 22,350ドル

美容師のやりがいとは?ハリウッドの美容師が答える

美容師 やりがい

美容師の仕事では、どんな事がやりがいに繋がると思いますか?普段私たちがお客の立場として美容室に行っていると、とても華やかで憧れる職業である美容師ですが、勤務時間も長く自身の技術も追求しなければならない大変な仕事です。

どんな仕事をするにしても収入が得られるからだけでは仕事を続けるのが難しくなることもあります。仕事を続けるためにはやりがいも必要でしょう。そこで、多くの美容師がやりがいを感じるポイントについてお伝えします。

自分のアイディアが形になる

美容師 アイディア

美容師の楽しさの醍醐味は、やはりカットなどの施術でデザインを一から作り上げることができるということです。美容師の仕事は、自分だけのアイデアを形にできるのが大きな特徴です。お客様の要望を聞いて形にしていく過程で、制約となるものはありません。

お客さまの要望を聞きながら、最も美しく、かっこよく見えるデザインを自分の手で作る、アーティストとしての仕事にやりがいを感じる美容師は多いです。

そして、美容師はお客さまへの施術だけではなく、コンテストの参加などもあります。ここでも自分の施術技術を披露し、評価していただけるイベントに参加することで、大きなやりがいを感じる事ができるので、自信がある人は挑戦してみるのもおススメです。

習得すべき技術に終わりがない

美容師 技術

美容業界は常に変化がある業界です。ヘアスタイルの流行はどんどん変わり、新しいパーマ技術が発表され、毎年のように新しい薬剤が出ます。そのため、美容師にも常に新しい技術を習得し、新しい薬剤に関する知識を身につけることが求められます。

また、ブームに合わせたヘアアレンジを練ったり、新製品を使いこなしたりと技術の向上に終わりはありません。自分なりに満足できるレベルに到達したと思っても、さらなる高みを目指し続け到達することによって、常にやりがいを感じながら仕事を続けることができます。

自分の成長を実感できる

美容師 成長

美容師はまずアシスタントからスタートします。シャンプー、カラーリング、カット、パーマ技術を習得して晴れてスタイリストデビューをしてからも、常に変わっていくトレンドやニーズに合わせて技術を高めていくことは必須です。そして、美容師としてのスキルアップを実感できるのは、お客様の要望に応えられたときでしょう

昔の自分ではこの要望には応えられなかったけど、今はできるようになった」と感じることができれば自分の成長を実感できます。アシスタントからスタートして、経験と努力を積み重ねながら技術を磨くなかで、自分の成長をはっきり実感できるのも魅力のひとつと言えます。

指名がもらえた時

指名が入るという事は、顧客がつくという事になります。そして、顧客がつくという事は、その人に技術を気に入ってもらえたということになります。美容師のスタイリストまでの平均年数は3年と言われています。

その3年間の下積みが実になったことが、ようやく実感できるのです。その指名を維持し続ける事、新しい顧客をつけるためには、さらなる努力が必要となりますが、スタイリストを何年していても、指名をもらえるとい事はやりがいと感じられます。

また、稀ではありますがアシスタントであっても、シャンプーやマッサージでお客様から指名をもらえることがあります。アシスタント時にもらえる指名は、やりがいと同時に今まで以上の責任感を感じることができます。

先輩のお客様でもあり、自分のお客様でもあるのです。地味な仕事であっても見てくれている人はいるので、指名をもらえるといういうのは、美容師にとって大きなやりがいと言えます。

人との出会いがある

美容師は毎日沢山の人と触れ合います。毎日が新たな出会いの日と言っても良いでしょう。

ご来店するお客様は人種、性別、職業、年齢、全くバラバラです。その中には、趣味が共通の方、話がとても盛り上がる方、気が合う方、地元が同じで親近感がわく方、弁護士やお医者様など普段の生活だけではなかなか出会えないような方がいらっしゃいます。

そのような方たちとの出会いは、かけがえのないものです。美容室での出会いから、男女関係なく、一生お付き合いをする方もなかには出てきます。また、美容室での出会いがきっかけで、生涯役立つような習い事を始めたり、家族ぐるみの付き合いになったり、なかにはお付き合いや結婚に繋がる方も。

色々な人生経験を積んだ人から沢山のお話を聞く事ができ、自分の知らない知識が常に入ってくるので、美容師はどんどん会話の引き出しが増えて人として深みが出て来ます。

人の人生の節目に携われる

美容師はお客様に長く寄り添う職業です。小さい頃から担当していたお客様が数年後初めて髪を染めたい!と言い出したり、成人式のご相談を受けたりと、美容師はお客様と一緒に成長していく職業です。

更には、社会人になって、仕事が辛いと相談を受けるかもしれません。結婚します!とご報告を受けるかもしれません。妊娠したからカラーは辞めた方が良いかも・・・や頻繁に美容室には来れなくなるので、手入れが楽で長持ちするヘアスタイルは如何ですか?と提案する事もあります。

世代を超えてお客様のお子様も担当させて頂けるかもしれません。世代を超えたお付き合いが出来る仕事なんて他にあるでしょうか?美容師を長く続けていると、数年もしくは十数年のお付き合いになるお客さまも増えてきます。

成人式や結婚式、子どもの入学式など、お客さまのライフイベントに携わりながら、お客さまの人生に長くお付き合いできるのは美容師ならではです。

感謝の言葉をもらえる

美容師の最大の魅力は、やはり何と言っても、お客様から直接「ありがとう」と感謝されることです。感謝の言葉が直接ない場合でも、心から笑顔になっているその表情で、感謝を受け取ることができます。

また、「施術中からそのスタイルが気に入っていることが伝わってくる“ライブ感”が魅力」と話す美容師もいます。美容師は大変なことも多いですが、お客様から感謝され、リピーターとして来店して頂けるのは、美容師にとってやりがいであり、また頑張ろうというモチベーションに繋がっていきます。

多くの美容師がお客さまからの「ありがとう」のひとことに、大変なことや疲れを忘れ、美容師になって良かったと思っています。

まとめ

世の中に仕事は星の数程ありますが、「お客様を綺麗にして、喜んでいただける」仕事は、そう多くはありません。そんな“美”を提供し、人に喜んでもらえることで“やりがい”を感じることができるという希有な仕事が美容師です。

美容師という職業は大変なことも多いですが、多くの魅力があるからこそ、美容師としてのモチベーションに繋がっているのです。

美容師を指名するにはどのようなメリットがあるのか?

美容師 指名 メリット

いつも美容院に行くときはスタイリストを指名していますか?

・指名をしないと嫌がられる?

・指名をしないと適当な人が割り当てられる?

・美容師歴の長い人を指名すれば間違いない?

・店長を指名するのが一番?

などなど。

今回は美容室での指名予約に関する疑問に答えていきます。

担当する回数が増えると髪質がもっとわかってくる

美容師 担当 回数

指名して同じ人に何回もやってもらうことで、「お客様の髪質がだんだんわかってくる」というメリットがあります。髪質というのは本当に様々です。「千差万別」ということばがありますが、まさしくその通りです。

例えば 同じような髪質の人でもパーマがかかりやすいひとと全然かからない人がいます。もちろん経験で事前に「あ、この髪質はパーマがかかりづらそうだな」と分かるのですが、100%はわかりません。

何回も担当しているお客様であれば「通常だとこれくらいはパーマがかかるけども、前回かかりづらかったからすこしキツめに巻いてちょうどいいな」という風にお客様の髪質によりマッチした薬剤選定などが出来るようになります。

ですから何回も担当しているスタイリストの方が髪質に対する理解が深まり、お客様にもメリットがあります。

初めての来店でも指名した方がいい

来店 美容師

初めて利用する美容室での指名って特に迷いますよね。「会ったことないのに指名して大丈夫かな?」「変な人って思われないかな」と考える心理はよくわかりますが、会ったことがなくても指名した方がいいんです。美容師さんは純粋に嬉しいのです。

特に近年では、インスタグラムやブログなどのSNSを経由して新規でご来店される方が増えているので、電話だけの時代よりも新規の指名は増えている傾向にあります。美容師さんとしても、自分が発信している情報が人に役立って指名に繋がったと思うとやる気が出ます。また、インスタグラムを使って美容室を探すと、お得な情報が見つかる事もあります。

指名する事での7つのメリット

美容師 指名 メリット

1.良い仕上がりになる

どんなに優れている美容師でも1回の施術で、100%、

・お客様の好み

・こだわり

・髪のクセ

・気にする事

・ライフスタイルの中でのケアの仕方

・扱い

・アレンジ方法

など完璧にわかる人はいないです。ですが、回数を重ねるごとにわかってきます。どんどんわかるようになることで失敗もありませんし、黙っていても希望通りになる可能性が高くなります。

2.毎回長々とカウンセリングをしなくていい

1の内容を、初めて担当する美容師には伝えなければなりません。長々とカウンセリングをしなければなりませんし、『ちゃんと伝わっているのか』不安にもなります。指名をしている担当の美容師がいると、やはり、この点の安心感があるので非常に気が楽になります。美容師もお客様の事をわかっているので施術自体もスムーズに終わります。

3.会話をしようがしまいが、お互い気にならなくなる

会話が好きな方なら会話が弾むし、苦手な方なら会話しなくてもお互い気まずくありません。会話が必要最低限でも良い仕上がりになります。ところが初めて担当する美容師だと沈黙で気まずく感じる方もいますし、美容師も様子を伺って変に話かけてきたりします。その辺の微妙な駆け引きもなくなります。

4.施術履歴も好みも分かっているので失敗のリスクもなくなる

毎回同じ美容師が担当していると『前回あの薬を使った、今回はこれでダメージを抑えて施術できる』などと、薬剤の履歴もわかるし、好みもわかるので、失敗のリスクがなくなります。初めて担当する美容師の場合は、前回使用した薬剤がわかりません。なので、仕上がり・ダメージ・好み、どれを取ってもリスクがあります。

5.連絡先を知っていれば、直接予約もできるし、相談もできる

担当の美容師と連絡を取ることができれば、ネット予約などで予約が取れなくても、直接なら予約が取れる可能性もあります。また、メールなどで直接相談もできますし、よりイメージを共有することができます。

6.担当の方が退社後も行き先を教えてもらう事ができる

例えば、担当の美容師がお店を退社して別のお店に移動する際、連絡先を知っていれば教えてもらう事ができます。ほとんどの美容室は、『お客様を次のお店に連れて行ってはいけない』などのルールがあったりするので、大きな声では伝える事ができません。そして『信頼していた美容師が突然いなくなった…』というケースも多いのです。

7.やはり指名は嬉しいので美容師のモチベーションが上がる

やはり【指名】というのは美容師はシンプルに嬉しいです。なので、美容師は『せっかく指名してくれたのだから!』と、気合いが入ります。自分のお客様には、多めにトリートメントを付ける美容師もいます。軽いマッサージをサービスでつける美容師もいます。創るスタイルにも熱が入りますし、悪い事はありません。

指名なしのお客様の振り分け方

指名なし 客

これは各美容院によって様々な取り決めがあると思いますが、基本的に前回担当した美容師さんと極力かぶらないように振り分けることが多いです。理由は、ヘアサロン内で一番合う美容師さんを見つけてもらいたいと考えているからです。

もちろん、その方がお客様にもメリットがあると考えているし、ヘアサロンとしても気に入った美容師さんを見つけてもらって長く通っていただきたいと考えています。

もしも、指名無しでヘアサロンに行った時に、前回担当してくれた美容師さんがよそよそしかったら、「前回、気に入らなかったのかな?」「家に帰ってからスタイリングが難しかったかな?」など、ちょっと考えてしまうものです。

前回の施術がイマイチであれば当然指名無しでかまいませんが、前回の施術に満足だったのであれば迷わず「前回と同じ人でお願いします!」と指名しましょう。

結局指名は必要?一番大事なこととは…

美容師 指名

結論、指名をした方が満足いく髪型になる確率は上がると思います。ただ、それは指名してくれるほど信頼されているから、美容師側も提案や施術がしやすくなるので最終的に満足いく髪型に近づくんです。

指名をしなかったとしても、担当美容師を信頼して接していれば満足いく髪型になる確率は上がります。過去に嫌な思いをして美容師を信頼していない方も、初めて担当する美容師は、その過去の美容師とは違います。

まずは信頼を寄せてみてください。疑いの目を向けられながらする施術は窮屈でやりづらいですので、それが、満足いく髪型への近道です。

まとめ

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指名をすると予約が取りにくかったりしますが、やはり自分の担当者を見つけることで、髪質や好みを理解してくれるため、安心して任せる事ができます。そして『失敗した、イメージと違う…』というリスクが少なくなり、ヘアスタイルもいい感じになりやすいです。実は美容師を指名することはメリットだらけです。

床屋と美容院違い【おしゃれな男子は使い分け】

床屋 美容院

床屋さんと美容室、どちらも「髪を扱う」ところですが、どこが違うかわかりますか?

真っ先に思い浮かぶのが、シャンプーするときのことで、床屋さんは前かがみで美容室はあお向けです。また、男性が行くのが床屋さんで女性が通うのが美容院と言うイメージがあるかも知れません。

でも、実は床屋さんと美容室は法律的にもまったく違います。そこで、床屋さんと美容室の違いや、どう使い分けたらいいかなどについてまとめてみました。

床屋と美容室の法律的な違い

美容師 床屋 法律

床屋の理容師さんと、美容室の美容師さんが違う免許を持っているのはご存知の方も多いでしょう。理容師は理容師免許、美容師は美容師免許が必要と法律的な扱いが分かれています。

これは単純に免許の名前が違うというだけではありません。そもそも、理容と美容では目的が変わってきます。

 

理容:頭髪の刈込、顔そり等の方法により容姿を整えること(理容師法第1条の2第2項)

美容:パーマネントウェーブ、結髪、化粧等の方法により容姿を美しくすること(美容師法第2条第2項)

 

これが、理容と美容の法律的な定義です。シンプルにイメージするのであれば、理容は男性向け、美容は女性向けといったところでしょう。ですが、かなり昔に作られた法律です。

現状で考えるなら、これらはあくまで建前。床屋では昭和40、50年代からパンチパーマに代表される男性向けパーマが施される様になっています。また、美容室でもご存知の通り、男性の髪も切るイメージが定着しています。

現在では床屋で出来る事、美容室で出来る事にはほとんど差が無いと言っても差し支えが無いでしょう。

プロの方曰く、理容師と美容師の違いは、「カミソリが使えるか否か」

カミソリ

床屋に行くと、髪を切るだけでは無く、ヒゲや顔周りの産毛を剃ってもらえます。「顔剃り」つまり「カミソリを使えるかどうか」が床屋と美容室の一番大きな違いです。

最近では法律が変わったことで美容室でも「化粧目的での軽い顔剃り」を行っている所も多いらしく、この違いも若干薄くなってはいます。しかし、今でも男性の髭を剃れるのは、刃物を扱う勉強をしている理容師だけです。

美容師と理容師のこれから

美容師 理容師

ただ、2015年のルール緩和によって、美容師と理容師が互いに少しずつ近づいてきています。従業員全員が美容師と理容師の免許をどちらも取得していれば、理容師と美容師は同じ店で働けることになりました。

ですが、美容師の免許と理容師の免許の両方を取得するのは困難です。そこで、現在厚生労働省では、専門家たちの間で片方の免許を持つ人がもう片方の免許を取りやすくするための制度作りについて話し合いがなされています。

「美容室」と「理容室」の見分け方とは?

美容室 理容室

「美容室」と「理容室」、違いは分かったけれどもどう見分ければいいの?と思われるかもしれませんが、実は簡単に分かる方法があります。

「赤・青・白」のしま模様がクルクルと斜めに回転するサインポールが店先にあれば、そこは「理容室」です。また、料金表などに「顔そり」表記があり、上記のようにシャンプー代も別料金になっていなければ、ほぼ100%「床屋」さんです。

どちらもない場合は店内を覗いてみれば大体わかります。お客さんに圧倒的に男性が多ければ「床屋」である可能性大です。

カット料金の安いのはどっち?

カット料金

カット料金は「床屋」さんの方が安いです。それぞれの平均的な価格を以下に挙げていきます。

美容院: 平均4000~6000円前後

床屋: 平均2000円前後

さらに美容院ではオプション料金となる「シャンプー代」も床屋では込みで上記の料金です。顔そりももちろん込み。美容院では上記の料金プラス「シャンプー代」となるところが多いようです。

床屋と美容室の使い分け

床屋 美容室

美容院に行く男性も増えて来ている今、床屋と美容院はどんな風に使い分けたらいいでしょうか?床屋と美容室には大きな差はありませんが、働いている理容師さん、美容師さんには学生時代に学んだ事に違いがあります。

理容学校では主に男性向けの刈り上げを中心としたカット方法や、小さなロッドによるパーマのやり方の実習に取り組むそうです。

それに対して、美容学校では女性向きのミドルからロングレングスのカット方法、ゆるいウェーブをかけたパーマなどの実習が主です。

仕上がりの違い

仕上がり 違い

美容院と床屋では、明らかに仕上がりの違いがあります。美容院はとにかくお洒落でトレンド感を意識している髪型を中心に提案しています。

一方で、床屋は黒髪で男らしくてワイルドな髪型を提案しています。それに床屋は比較的、パリッとした髪型が多いです。そのため、床屋は髪を切って「キッチリ」した髪型にしたいときに向いており、カミソリとバリカンでもみ上げや襟足を整えてくれるのできちんとした印象になります。

リーゼント・オールバック・アイパー・パンチパーマなども、床屋さんに行った方がいいですね。逆に、美容院で提案している髪型は柔らかく束感を意識したお洒落なヘアスタイルが多いので、繊細なカットやラフな仕上がりを求めるときは、男性も美容室に行く方が良いかもしれません。

ただし、理容師でも美容技術を身に付けている方はいます。また、美容室は競争が激しく、差別化として男性向きのカットが得意な美容師さんも増えてきています。

まとめ

まとめると、床屋・理容室ではシェービングができる、美容院・美容室ではヘアセットやメイクができるといった違いがあります。

また、美容師は髪をおしゃれに美しくすることを目的とし、理容師は髪を上手に切り整えることを目的にしています。それを踏まえて、自分の好みに合わせて美容院と床屋を使い分けてみるのはいかがでしょうか。

美容院に行く前に髪型が決まってない場合はどうすれば良いのか?

美容院 髪型 決まってない

自分だけでヘアスタイルを決めるのはどうしても難しいものですよね。

美容院に行く前にヘアカタログで髪型を探す人も多いと思うのですが、髪型を決めずに美容院に来る人のことを美容師さんはどう思っているのでしょうか?

似合う髪型を美容師に聞くのは迷惑?

美容師 聞く

「似合う髪型がわからない」「長さも決められない」という方の場合、美容師さんにカウンセリングの時に思い切って聞いてみましょう。美容師さんに髪型のことを相談するのは全然悪いことではありません。

髪型にはその人に似合う似合わないという選び方の他にも、クセや髪質を考えて選ぶ方法もあります。しかしクセや髪質によってオススメな髪型は自分では分かりにくいですよね。

そんな時は美容師さんに「どんな髪型がいいですかね?」「どんな髪型が似合いますか?」と聞いてみましょう。相談に乗ってくれるはずです。

ただし、髪はどのくらい切りたいのかを、ある程度は伝えておくと良いです。例えば、あまり長さを変えたくないのか、それともロングからバッサリ切ってしまいたいのか、ある程度長さを決めておきましょう。

あとは、毎日自分でセットがしやすい髪型、というのも希望に入れておくと安心です。

「おまかせ」でオーダーされるのは美容師さんとしてどうですか?

美容師 お任せ オーダー

美容師側からの意見ですが、初めてのお客様からの「おまかせオーダー」にお応えするのはとても難しい場合が多いです。

もちろん、髪質や顔型、当日来店された服装をみて、バランスを考えたヘアスタイルを提案させていただくことは可能です。しかし、その髪型がお客様の満足のいく髪型にならない可能性があります。

よほどの常連さんで、ある程度美容師側もお客様の好みがわかっている。という状態であれば別ですが「全てお任せします」というのはあまりに髪型のレパートリーが多すぎて決まらないのです。

少しでも決めておくとスムーズになる事

スムーズ 決めておく

最低限決め事をすると美容師さんに伝えたいことが伝わりやすくなります。

・長さ

短く切るのならこんな感じ。長く残すのならこんな感じ。といくつか髪型の候補になる写真を用意しておくといいでしょう。また、どうしてもこれ以上切られたくないという長さの設定をしましょう。

具体的に長さがどれくらいなのかわかりやすく伝えられると美容師もある程度のイメージを膨らませられます。

・イメージ

ヘアスタイルにも沢山のイメージがあります。

『かわいらしいけどナチュラルに』

『媚びないけどフェミニン』

など自分の理想が決まっているととても分かりやすいです。

 

また、写真や好きな雑誌の系統からも見てわかるので、

『よく読むのはCanCamです。』

『CLASSYみたいなモデルのように』

などで伝える場合もイメージ像がつきやすいのでオススメです。

・悩み解決

美容院に来る理由のうち、今どうしてもここを治したいという所があるのかどうか確認してみましょう。具体的に悩みがある場合は美容師さんに伝えるとそのお悩みに対しての的確なアドバイスやメニューを提案してくれます。

お悩みを解決したいのか何となく美容院に来たいのかを明確にしてみましょう。

・これからどうして行くか

今どうしようか分からなくてもこれからの長期的にどのようなスタイルにするかどうかを考えてみましょう。

例えば、「来年の春には結べる位にしたいな」とか、「冬になったらボブにしよう」など今ではなく、長い目で見てどのようなスタイルにしていきたいかを考えてみると今どうすべきか見えてきます。

この4つのポイントをおさえておけばどうしようか迷わなくて済みます。

伝えておくとスムーズなこと

美容師 伝えておく

朝のお手入れ方法

例としては、
・毎日コテで巻くのか
・ブローをするのか
・朝シャンプーをするのか
・前髪だけはアイロンでセットするのか
・仕事の日は必ず結ぶのか
・カーラーを使うのか
・スタイリング剤は何を着けるのか

etc…

この辺りをご自身の中で振り返って頂いて、伝えてもらえると提案の仕方も変わり、とても髪型が作りやすいです。

スタイル画像の”どこが”気に入ったのか

スタイル 気にいった点

これは、スタイル画像を持ってきた前提の話にはなりますが、これ結構大事です。

例えば、

髪のフォルム なのか、
ふわっとした 髪の質感 なのか、
衣装・メイクを含めた 写真の雰囲気 なのか、
モデルの顔なのか。

でもこれは自分でハッキリさせるのは難しいかもしれません。その場合はカウンセリング時に美容師さんと一緒に考えるといいでしょう。これをハッキリさせられるとかなり成功に近づけます。

嫌いな事を伝える

美容師 嫌いなこと 伝える

どちらかと言うと好みのスタイルより、嫌いなスタイルを伝えた方がいいかもしれません。

・嫌いなスタイル
(苦手な長さ、形、量、色)

・残しておいてほしいところ
(前髪や全体の長さ、量、明るさ)

これを最低限きちんと伝えれば、美容師は色々と提案しやすいです

まとめ

美容院 髪型 決まってない

美容院に行くけれど、どんな髪型にしてもらうか決められない場合は、美容師さんと相談して、自分に似合うヘアスタイルを提案してもらうと良いです。

髪質やクセ、顔の輪郭や頭の形に合わせて、きっと似合う髪型を教えてくれます。また、長さはどのくらいにしたいのかをぼんやりでも良いので伝えておき、自分でセットのしやすい髪型にしてもらうのもおすすめです。

サロンカラーとホームカラーって何がどう違うの?

ホームカラー サロンカラー

みなさんは、普段どのようにヘアカラーをされていますか?

毎月サロンに通っているという方や、時間がないから自分で!という方など、様々かと思います。実は、自分でする市販カラーと美容師がするサロンカラーではたくさんの違いがあります。

そこで今回の記事では、サロンカラーと市販カラーの違いについて分かりやすくお話します。

ホームカラーとサロンカラーの特徴

ホームカラー サロンカラー 特徴

ホームカラーとサロンカラーにはそれぞれ特徴があります。

ホームカラーの特徴

ホームカラーはお客さまご自身が使うことを前提として作られています。その為、色ムラが分かりにくいなど、失敗が少ないような色味設定が基本となっており、色表現の幅はおおむね20色程度です

また剤は、毛髪に広がりやすい泡や液体で、一人でも簡単に染めることができるといった工夫が施されています。ニオイも最小限に抑えられています。つまり、色表現よりも簡単さや失敗の少なさを重視しているのがホームカラーの特徴です。

サロンカラーの特徴

サロンカラーはプロの美容師が使うことを前提として作られています。高い技術で施術ができる為、200色程度の豊かな色表現が可能です。剤型は、粘性のあるクリームが多く、塗り分けやメッシュやハイライトといった繊細な美容技術に適しています。

色調の設定がしやすく、お客さま一人一人のご要望に沿った色を作りだすことができるのがサロンカラーの特徴です。

ホームカラーとサロンカラーの決定的な違い

ホームカラー サロンカラー 違い

ホームカラーとサロンカラーの違いをシェアします。

中身であるアルカリ剤の違い

ホームカラーには、主にモノエタノールアミンというアルカリ剤が含まれています。これには、仕上がりの手触りを良くする成分があり、ニオイも抑えることができるといったメリットがあります。しかし、このアルカリ剤が毛髪内部に残留しやすいといった点があります。

髪の毛にダメージを与える成分を空気中に飛ばすことができないような作りになっているため、染めたてよりも時間が経ったときの髪の毛のダメージに差が出ます。一方サロンカラーでは、アルカリの残留を最小限に抑える為、アンモニアがよく使われています。

また、アルカリの量を調整しながら使用するため、ダメージが少ない上に色持ちが良いといったメリットがあります。

1番の違いはプロの美容師が薬剤を調合して塗るということ

2液のことを私たちはオキシと呼びますが、消毒に使われるオキシドールと同じオキシです。別名酸化剤。中身の成分は過酸化水素です。2液は主に、髪の毛の色素を抜く脱色の役割を持っています。簡単に言えば、髪の毛を砕く薬です。砕くということは、髪が痛むということです。

サロンで使用するオキシとは濃度がいろいろあります。日本では最高6%、3%、2、4%、0.75%の種類がありこれは日本の法律で定められた濃度になります。6%以上になると日本以外の海外には存在しますが日本では使用禁止

ちなみに濃度が濃いほど髪が明るくなります。数字が低ければ低いほど髪の毛を明るく脱色する作用が弱くなりますので、低いものはダメージが少なく、美容室では毛先などの傷みやすい場所に使い分けています。

例えばカラーをしてから2ヶ月経ってプリンを直すためのカラーでは、根元の黒い地毛の部分には6%、毛先にはダメージ度合いを見極めた上で3%から濃度の低いものを使うように考えています。

市販のホームカラー

ですが、市販のホームカラーに使われている2剤は全て6%のみです。すでに色が抜けてダメージを抱えている毛先にも、濃度の高いものをつけることになるのです。しかも、自分でカラーをする場合に毛先を省いて根元から薬剤をつけることはなかなか難しいと思います。

特に乳液状のものや泡状のものは、液ダレを起こしてしまうのでどうしても毛先に薬がつきやすく、全てを塗り終えて放置し終えるまで、初めについた薬剤はかなりの時間毛先についたままになります。

美容師はこれらのことを全て視野に入れた上で、薬剤の選定、塗り分け、放置時間の設定をしています。残留色素によって明度、彩度も考えて、計算しています。かなり頭を使って施術しています。それほどお客様の髪に気を遣っている分、よくわからないホームカラーに抵抗を感じるのです。

ホームカラーはスタイルの幅を限りなく狭めてしまう

ホームカラー スタイルの幅 狭める

パーマ、縮毛矯正、ブリーチ、特殊系カラー(外国人風カラー)をやりたいと考えてる方は、ホームカラーで染めるのは考えた方がいいかもしれません。ホームカラーでは薬剤塗布の塗りムラが起こります。

その結果、ダメージムラが起こります。そのため、ホームカラーしている髪にパーマ、縮毛矯正をした場合、あまりかからずダメージだけ増えるか、最悪の場合チリチリになります。そうなってしまってはもう修復不能です。切るしかありません。そうやって悲しい思いをしているお客さんはたくさんいると思います。

たとえどんなに上手でカリスマ美容師でも、全体にダメージムラ、1本でもダメージムラはある髪に対して施術していい結果は残せません。意外と髪がチリチリになって事故ってしまったという原因が、ホームカラーしていたからというのが多いのです。

ホームカラーの失敗とその後

ホームカラー 失敗

よくお客様で多いのは、自分でホームカラーをしてしまって失敗しちゃったから修正してほしいと要望。ムラムラに染まった金髪や真っ黒にしてしまった髪色。美容院に行けばなんでも綺麗に治るかといったらそうでもありません

確かに美容師はムラを修正する技術は持っていますが、場合によっては何回もカラーしなければいけなくなるケースもあります。黒染めに関しては希望通りの明るさに戻すのには回数を重ねなければいけませんし、あまり黒すぎると明るくなったとしてもムラになりやすいため、逆に汚く見えてしまいます。

1度の失敗で何回もカラーをしなければいけなくなってしまい、時間もお金もかかってしまいます。また、やりたい髪型もしてあげたくてもできないということもあります。

そして1番気になるのはダメージです。カラーを重ねることはそれだけ髪の毛に負担もかかりますし、枝毛や切れ毛が発生した場合は切るしか方法がなくなってしまうケースも考えられます。

まとめ

トリートメント おすすめ

サロンカラーは、ホームカラーに比べて時間と費用がかかってしまいます。しかし、キレイな髪作りには、訓練されたプロだからこそできる薬剤選定と塗布技術が必要です。大切な髪の毛を守るためにも、やはりダメージの少ないサロンでのカラーをオススメします。