生徒さんの例②ビバリーヒルズの高級サロンで就職・ビザ支援

interview1

今回のコラムでは、ロサンゼルスに住まいを構えながら、短期間で夢のコスメトロジー・ライセンスを取得したIさんのインタビューをお届けします。

Yukaまずはライセンス・トランスファーお疲れさまでした。そして、テスト合格おめでとうございます!

Iさんありがとうございます!

Yukaテストはどうでしたか?

Iさん運よく、筆記も実技も一発で合格することができました。すでに見たことがある問題ばかりで助かりました(笑)。

Yuka
筆記テストは一般的に難しいと言われていますが、弊社の対策講座はお役に立ちましたか?

interview2

MisatoBeauty Academy LA*のテスト対策講習で学んだことと、頂いていた過去問を勉強しました。むしろ、それしかやっていませんでした(笑)。

YukaIさんは、日本での美容サロン経験はなかったと記憶していますが、一発合格ということで素晴らしい結果ですね!500

Iさん日本の美容学校を卒業してからすぐアメリカに来たので、おっしゃるように日本のサロンでの経験はなかったのですが、Beauty Academyの講座がすごく役に立ちました。

Yukaそうなんですね!なぜ日本で美容師の経験を積まずにアメリカに来られたのですか?

Iさん子どもの頃からアメリカが好きで住んでみたかったのと、若いうちの方が英語を覚えるのが早いかなと思っていたからです。

Yukaずっとアメリカが好きだったのですね!

Iさん小さい頃からずっと好きで、洋画もよく見ていました。物心が付いた時にはもう好きでしたね。

Yukaいつから美容師になりたいと思っていたのですか?

Iさんあまり覚えてはいないのですが、幼稚園の卒業文集には「将来美容師になる」と書いてありました。

Yuka子どもの頃から美容師になるという夢を持っていたのですね!親御さんが美容師だったとか、そういった理由からですか?

Iさんいえ、全然。父はバイク屋で、母は看護師なのでそこは全く関係ないです(笑)。

Yukaそうなんですね(笑)。なぜそんな小さい時から美容師を目指そうと思われたのですか?きっかけなどはありましたか?

Iさん幼い頃から美容院に行くのがすごく好きだったのと、友達の髪の毛を可愛くしてあげて喜んでもらえるのが好きでした。ちなみに、幼い時、両親からもらった誕生日プレゼントはヘアケア商品でした!

Yukaアメリカに来る際に、言語の問題などの不安はありませんでしたか?

interview3

Iさん筆記はもともとできた方だったので、アメリカに行ったらどうにかなるでしょ!という気持ちで来ましたが、実際には全然会話することができなくてショックを受けました。でも、Beauty Academyの講座や、生活に慣れ現地の人と直接話すようになってから英語力は伸びましたね!やっぱり机に向かって勉強するだけだとダメだなと思いました。

Yukaそれは私も痛感しました。やはり積極的に話すことが大事ですよね!

Iさんそうですよね。実際に話して、あの人何言ってるんだろうとか、今の単語どういう意味なのかと思って調べることが大事ですよね。そして自分で調べた単語を使ってみて、「あ。通じた!」これの繰り返しです(笑)。

Yukaなぜ渡米先にロサンゼルスを選ばれたのですか?

Iさん一応ニューヨークも視野に入れて考えていたんですが、ロサンゼルスはビーチが近くにあって、暖かい気候がとても気に入りました。あと、いろんなヘアスタイルを見ていて、LA独特のスタイリングやカラーのスタイルが自分に合っていたからです。

Yukaビバリーヒルズの方で内定も決まったようですが、Beverly Hillsのような高級サロンについて何か感想はありますか?

Iさんまずは価格に驚きました!ハイライトやフルカラーだと、平均で600ドルはかかります。日本では考えられませんよね!

Yuka今後も、Iさんのキャリアアップなど、フォローアップをしていきますので、これからもよろしくお願いします!

Iさんこちらこそよろしくお願いします。

インタビューを終えて

今回Iさんは、ロサンゼルスにあるBeauty Academy LAで、コスメトロジー・ライセンスを取得されました。そしてこのたび、ビバリーヒルズにある高級ヘアサロンに、ビザサポート付きで内定が決まりました!Iさんの努力、さらに弊社のサポートも加わり、この素晴らしい結果につながりました。今後は彼女のカラーアシスタントとしての活躍にも期待です!

日本人美容師がアメリカで活躍するために

コスメトロジーライセンス

今回のコラムでは、これまで私自身が美容業界でやってきたことと、日本にいる美容関係の方々に向けてより高みを目指せるアメリカで活躍するためのお話をしていきます。日本国内だけでやっているとなかなか見えない世界のお話なども共有していきます。

美容業界での経験

私は2013年にビバリーヒルズにあった高級総合美容サロン「ユキシャロニー Beauty and Life Style」を買収しました。そこのオーナーがユキさんといって日本人みたいな名前だったのですが、ユダヤ系の方で、当時は5本の指に入る高級美容サロンだと言われていました。買収の過程としては、もともと場所の条件としてビバリーヒルズが良いというのはあったのですが、当時活躍されていた日本人の美容師さんで“ユキさん”という方がいらっしゃって、最初その方のサロンなのかなという勘違いもあり、私のエージェントから連絡があったのがきっかけです。でも実際はユダヤ系の方が経営していた高級美容サロンで、アダム・サンドラーやジェシカ・アルバなどのスターのヘアカットを担当していたようなところでした。1階がヘアサロンで30~ 40席ぐらいあり、2階はネイルサロンとエステで5部屋くらいあるような総合美容サロンを買収しました。

サロン経営をしていく中で、やはり私自身も日本人ということもあり、いろんなご縁で日本にいる方や在米邦人から、ここで働きたいなどのお話をたくさんいただいて、日本人も雇用してきました。その中で、ビバリーヒルズでの美容師さんの立場だったり、職業的な評価が日本とは違うなと思ったり、逆に日本人がすごいなと思ったりしたこともあります。日本には日本の良さもありますが、やはり美容師として本当の高みを目指すならビバリーヒルズやウエストハリウッドで挑戦するべきだと感じています。そういったところもお話できればと思います。

客単価の違い

美容業界で高みを目指す上で、じゃあゴールはどこなのかという話からしていきますが、私が買収したサロンのユキシャロニーというオーナーさんは自身でもヘアカットなどしていて、当時でヘアカット250ドル、ヘアカラー400ドルくらいだったと思います。今の円安の状況を考えると、ヘアカットでおよそ4万円ですね。これは、日本の常識からするとすごく高いなと感じるかと思うのですが、活躍しているオーナースタイリストとしては平均的な金額です。名だたる超ハイエンドブランドのサロンだとヘアカット500ドル、ヘアカラー700ドルくらいでやっているスタイリストもいます。さらに、1日の回転数は日本の美容師さんはすごく多くて15回転くらいする人もいますが、こちらは働き者の美容師さんでもせいぜい8回転ぐらいですね。その分単価が高いので、例えばヘアカット250ドルで10回転すると一日2500ドルで、今の日本円でいうと40万円弱くらいですね。私の経験からいうと、活躍しているオーナースタイリストさんだと年間40万ドル、2番手、3番手だと20万ドルぐらい稼いでいます。さらに「Mèche」 サロンや「Sally Hershberger」などのトップ・オブ・トップは、スタイリストの方でも年間30~40万ドル稼いでいて、日本の原宿、青山のスタイリストの方からしても考えられないレベルだと思います。

実は、美容師の高みという話でいくとさらにすごい方たちがいて、例えば「KAO(花王)」さんが買収した「Oribe」というプロダクト。これはもともとニューヨークのヘアスタイリストだったオリベさんが開発した美容プロダクトです。他にも「John Frieda」というロサンゼルス、ビバリーヒルズにあったサロンの美容プロダクトもKAOさんに買収されました。やはりアメリカである程度知られるようになると世界でも名が売られるようになって、プロダクトの収入も入ってくる、さらにそれがうまくいくとKAOさんや「L’Oreal」 などの大手の会社が買収するという流れになって、100億200億のお金が入ってくるということが実際にあります。そういった意味で、日本の若く志の高い美容師は、アメリカで勝負して高みを目指せるのではないかと思います。

美容師としてのさらなる売り出し方

さらなる高みを目指す美容師としての売り出し方は、最終的にはプロダクトの販売です。自分の名前のプロダクトを開発してブランドを作り、さまざまなマーケットで売り出していくことで違った方向から収入を得ることができます。成功すればその収益が入ってきますので、スタイリストとしてお客さまの髪の毛をセットしなくても、お金が入ってくる仕組みが出来上がります。これはトップスタイリストとして成功した方たちの最終的なゴールと考えられていて、私が以前買収したサロンの元オーナーさんも12品ほど開発していました。ただ、これがうまくいかないと倉庫代やボトル代などで余計な資金がかかってしまう上に、美容品には使用期限があるので期限内に使わないと廃棄するケースもあります。必ずしも商品を作るのが良いとは言い切れませんが、トップスタイリストはサービスを行わなくても収入源がある仕組みを作るのが理想とされています。

最初に選ぶ場所が重要

ただ、一点気をつけた方がいいのが最初の場所選びです。日本のエージェントさんや、こちらにもエージェントや学校からのいろいろな意見があると思うのですが、私は場所が重要だと思います。ぜひビバリーヒルズ、ウエストハリウッドに来てください。なぜかというと、ビバリーヒルズやウエストハリウッドはセレブやお金持ちが住んでいるエリアで、動くお金の単位が3~4倍から10倍くらい違います。先ほども話しましたが、単価がヘアカットだけで250ドルに加えて、チップも入れると300ドルは超えます。ビバリーヒルズに住んでいるような人だと30%とか40%のチップを入れるので、日本と比べると本当に単価が違います。日本の美容師さんは1日15回転ほどして、5000円の単価でかなりの肉体労働なんて話もよく聞きます。それに比べるとアメリカのサービスは優雅で、日本の半分くらいの回転率でお客さんとのんびり会話しながら仕事ができます。とはいっても全部のエリアでそんな優雅な仕事ができるのかというと、そういったわけではなくて、アメリカの田舎の方に行ってサロンのサービスをやろうとしてもせいぜい日本の1.5倍くらいの収入にしかなりません。英語の問題やエージェンシーの考えでアメリカの一般的なエリアで働き始めて、そこでお客さんができてしまって、5年も10年もそこを離れられない人をたくさん見てきました。ですから最初に選ぶ場所が本当に重要で、ビバリーヒルズ・ウェストハリウッドというちょっと特別なエリアに来るべきだと思っています。

日本の美容師はチャンスがある

日本から高みを目指して来て、高収入を目指していくならもちろんスキルを磨いて、人一倍努力しなくてはいけないというのは変わらないんですけど、私自身サロン経営していた経験からいうと日本人は気質としてもビバリーヒルズで成功する可能性がすごく高いと思います。働き者ですし、技術力としてもここで通用するものを持っている方は非常に多いんですよね。それに加えてホスピタリティーもありますので、言葉が完璧に通じなくてもやっていける可能性は大いにあります。美容サロンで何か過失があったりけががあったりしたときに報告するState Boardというアメリカの保健所のようなところがあるんですけど、日本国籍の人はそういったクレームが少なくて、国籍としての評価も非常に高いです。そういった意味で、ライセンスがトランスファーされやすかったりすることもあります。なので高みを目指すならば、アメリカに来て収入を上げる、世界トップクラスの美容師の年収に近づく、さらに輝けば自分のプロダクトを開発して作る。そこのレベルまでいくと、プロ野球選手や成功しているサッカー選手と変わらないような年収になります。私としてはぜひそういった高みを目指してアメリカのビバリーヒルズに来る日本人を応援したいなと思っています。

今回は、アメリカの美容業界について詳しくご紹介しました。カリフォルニア州で始める方は、良いエリアとサロンを選んで活動すると、日本では実現しえないメリットがあると思います。弊社ではアメリカへの美容留学、日本美容免許の書き換え、ビザサポート、アメリカでの美容の仕事などを支援しますので、どうぞお気軽に以下のリンクへお問い合わせくださいませ。

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アメリカで活躍する日本人美容師の雇用形態と待遇

コスメトロジーライセンス

日本在住の美容関係の方々に向けた「アメリカで活躍するため」のコラムです。日本国内にいると理解しにくい、アメリカの美容師の雇用形態と待遇についてお話をしていきます。

日本とアメリカの美容師環境の違い

日本の美容師さんは、多くの場合、給与形態が決まっており、サラリーマンのように働いています。1日当たり10~20人といったたくさんのお客さんに対応する一方で、基本的に固定給で仕事をする方がほとんどです。一方で、アメリカでは今回ご紹介するコミッションレンティングといった働き方や収入を得る方法があり、これらは最近日本の一部でも取り入られるようになってきました。

以下では、実際にビバリーヒルズとウエストハリウッドで美容室の経営をしていた私が、さまざまな働き方や収入を得る方法、またアメリカで美容師を始める際のお勧めの方法などをお話しいたします。

アメリカの美容師の雇用形態と待遇

アメリカでもフランチャイズやチェーン店で働いている美容師は、日本と同じ正社員です(アメリカではペイロール)。おそらく、日本では固定給で毎月同じ給料日に給与される形式が多いと思いますが、アメリカは給料の支払いの形態がバイウィークリーで、2週間に1回というパターンが多いので、毎月給料日が変わります。そしてペイロールの場合は、時給×働いた時間で計算されるのがほとんどです。ただ、アメリカと日本で最大の違いはチップです。単純に考えて、カリフォルニア州の今の最低時給は2023年から15ドル50セントなので、これで8時間勤務したことになると1日124ドル 、つまり1カ月で大体2500ドルくらいが新人でも最低賃金で保証されるということになります。これにプラスして、サービス料として15%~25%ほどのチップが入ります。アメリカは、がんばればがんばるほど評価されるので、認められるとチップはどんどん増える仕組みなのです。

ペイロールで働いた美容師が、業績が伸びて有名になっていくと、基本的にはレンティングかコミッションという形態になります。最近は、EDDという労働局が厳しいので、美容室で働く美容師さんは基本的に従業員かレンティングです。ただ、そうでない場合も多く散見されますので、そういう場合はコミッションを利用します。

コミッション制が美容師に好まれるのは、売り上げの約半分が入るからです。サンタモニカやLAのエリアの良いサロンでは、カットで単価80ドルから高くて1000ドルということもあります。私がサロンを始めた時のトップスタイリストは、カットで250ドルだったので、オーナーと美容師の取り分で50%/50%の場合は、それぞれ125ドルです。これは、サロンと美容師と地域によってだいぶ変りますが、私が知っているジェネラルなケースだとLAにある日系のサロンは、大体サロン側が60%で、美容師側が40%であることが多いです。ただ、お客さんが増えるほど美容師側の比率が高くなるので、実力と結果が重視されます。先ほど例に挙げたトップスタイリストは実際70%のコミッションだったので、1回のカットで175ドルほどでした。これで1日10人カットすれば1日1750ドル。そこに25%のチップが入ると、約2200ドルです。つまり年間で50万ドル位ということになります。これはトップスタイリストの話ですが、日本人でもこれだけ活躍できれば同等の収入が得られるということです。

一方で、レンティングは、サロン内の椅子をそのままサロンから借りて施術を行う働き方です。これは、サロン側からすると家賃と同等の扱いで、週に決まった金額が美容師からサロンに支払われるかたちになります。例えば、月に1万ドル収入があるスタイリストの場合は、400ドル×4週間で1600ドルをサロンへの家賃代として支払うため、月収は8400ドルです。自分でお客さんをたくさん持っていて人気で、充足率がよく、単価も高く取れる人は大体レンティングです。ただ、これは始めたばかりの新米スタイリストにとっては赤字になってしまうので、ある程度のお客さんがついている人でないとレンティングは難しいです。レンティングはお客さんも自分で管理することになるので、カード決済機を持参していたり、自身や顧客のスケジュール管理も行うので、いわゆる個人事業主のような形で仕事をします。

つまり、ペイロールから始まってそのうちコミッションになり、最終的にレンティングで個人事業主になるというのが、標準的なロサンゼルス界隈のスタイリストのステップです。

美容師としてのさらなる売り出し方

さらなる高みを目指す美容師としての売り出し方は、最終的にはプロダクトの販売です。自分の名前のプロダクトを開発してブランドを作り、さまざまなマーケットで売り出していくことで違った方向から収入を得ることができます。成功すればその収益が入ってきますので、スタイリストとしてお客さまの髪の毛をセットしなくても、お金が入ってくる仕組みが出来上がります。これはトップスタイリストとして成功した方たちの最終的なゴールと考えられていて、私が以前買収したサロンの元オーナーさんも12品ほど開発していました。ただ、これがうまくいかないと倉庫代やボトル代などで余計な資金がかかってしまう上に、美容品には使用期限があるので期限内に使わないと廃棄するケースもあります。必ずしも商品を作るのが良いとは言い切れませんが、トップスタイリストはサービスを行わなくても収入源がある仕組みを作るのが理想とされています。

スタートするエリアの大切さ

ここまでの説明は、良いエリアで仕事をした場合です。田舎の方では客単価が大きく違ったりするので、良いエリアであればそのくらいの収入も夢ではないということです。カリフォルニア/ロサンゼルスの良いエリアとは「ビバリーヒルズ」と「ウエストハリウッド」と言い切れると思います。本当に世界的に有名なスタイリストがいるのはウエストハリウッド。少し年齢が上がるけれど変わらないくらい良いスタイリストがいるのはビバリーヒルズです。

私自身がエージェントとして、日本から志高くアメリカに来て活躍しようとする美容師さんに伝えたいことは「良いエリアで仕事を始めよう」ということです。以前、ハリウッドで活躍するトップ3のサロンのオーナーさんにトップスタイリストの共通点について尋ねた際、口を揃えて言っていたことは「とても良いエリアの、とても良いサロンのアシスタントから始める」ということでした。前回の記事でもお話ししたように、美容サロンの単価の低いエリアでお客さんが付いてしまうとそこから離れられなくなってしまうのです。

ビバリーヒルズで初めから働くなど無理な話と思うかもしれませんが、日本人の美容師のスキルは非常に高いので全然そのようなことはありません! 私も以前トップサロンのオーナーに日本人のアシスタントを紹介しましたが、そのアシスタントを2~3日見てもらった結果、時間は守るし、規律正しいし、とても真面目に働いているという評価をオーナーさんからいただきました。こうなると、お客さんからの評価も上がっていき、2~3年継続して働いているうちにアシスタントにもお客さんが付いてきます。エリアの良いお客さんは大体チップも良いので、最終的に単価が上がってくる。こういう好循環によって高収入のスタイリストが生まれていきます。

今回は、アメリカでの美容師の雇用形態と待遇、そしてこれから美容師として活躍する方に向けたアドバイスなどをご紹介しました。カリフォルニア州で始める方は、良いエリアとサロンを選んで活動すると、日本では実現しえないメリットがあると思います。弊社ではアメリカへの美容留学、日本美容免許の書き換え、ビザサポート、アメリカでの美容の仕事などを支援しますので、どうぞお気軽に以下のリンクへお問い合わせくださいませ。

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アメリカでコスメトロジーライセンスが取得できない理由とは?

コスメトロジーライセンス

カリフォルニア州(ロサンゼルス、ハリウッド、ビバリーヒルズ、サンディエゴ、オレンジカウンティ)やハワイ州に夢と希望を抱き、現地の美容学校に入学する日本人学生が毎年大勢います。

しかし、残念ながらこれらの学生がコスメトロジー・ライセンスも取得できないまま日本に帰国する事態が起こっています。

コスメトロジーライセンスとは?

コスメトロジーライセンスとは

コスメトロジーライセンスとはアメリカでヘア、ネイル、エステ、メイクアップのサービスが提供できるスタイリストのための資格です。

日本でいう美容師免許に近いライセンスですが、アメリカではヘア以外にもネイルやエステ、メイクアップなど人に触れる美容サービス全体を提供できる資格となります。

このコスメトロジーライセンスを取得するには美容学校で規定の履修時間を修了し、コスメトロジー試験に合格する必要があります。

なぜ日本人学生が帰国してしまうのか?

美容学生 帰国

アメリカに残れず日本に帰国する学生の多くは、アメリカの個人ナンバーであるソーシャル・セキュリティ・ナンバーを所持していないため、コスメトロジー・ライセンスのテストを受けることができていません。

コスメトロジーの受験にはソーシャル・セキュリティー・ナンバーが必須となり、それはアメリカの美容学校からは発行されないことを皆さん知らないのです。

つまりアメリカで美容師になるために必要なビザを知らないままアメリカに来てしまっているのです。

アメリカの美容学校による曖昧な回答

美容学校 ソーシャルセキュリティー 取れない

アメリカの美容学校の中には、OPT(オプティカル・トレーニング・ビザ)を取れば、ソーシャル・セキュリティ・ナンバーが取得できると安易な回答をしているエイジェンシーばかりです。

確かにOPTを取ればソーシャルセキュリティーを取得することはできます。しかし、ソーシャルセキュリティーがなければ、コスメトロジーライセンスを取得することができません。

ここに見えない落とし穴があるのです。

コスメトロジーライセンス無しで雇用するオーナーはいない

美容 オーナー 雇わない

コスメトロジー・ライセンスを持たないスタイリストたちをどこのサロンのオーナーが雇ってくれるのでしょうか?

OPTはM1ビザで6か月、F1ビザで1年間です。

OPTを申請して、OPTビザを取得しソーシャル・セキュリティー・ナンバーを得て、コスメトロジー・ライセンス試験の申し込みをして、試験日が決まって受験をします。

コスメトロジーライセンスの取得には時間がかかる

コスメトロジーライセンス 取得 時間かかる

この期間は、どんなに少なく見積もっても3カ月以上はかかります。1回で筆記試験も実技試験にも合格すれば良いのですが、どちらか落ちた場合はさらに時間がかかってしまい、ライセンスを取得するまで半年かかってもおかしくはないのです。

このような状況をオーナー目線で考えると、半年間もの間、美容師(スタイリスト)として働けない方を雇用するリスクを抱えることとなります。

仮にライセンスを取れるとしても、実際に働けるのは3ヶ月未満になってしまうので、オーナーがその後のビザサポートでもしない限り戦力にはなりません。このビザサポートも容易ではないのです。

美容サロンオーナーが雇用したくないのも当たり前なのです。

弊社では安心してコスメトロジーライセンスが取得できます

yukastyle

これらの落とし穴にひかからないようにするためには、アメリカの学校を卒業する前に、しっかりコスメトロジー・ライセンスを取得することが必要になります。

私たちBeauty Academy LAではアメリカでコスメトロジーライセンスが取得できるように、学生の間に個人ナンバーを発行しています。

個人ナンバーで全て解決!

この個人ナンバーを使うことによって学校に通っている間にコスメトロジーライセンスを獲得することができます。そしてコスメトロジーライセンスを取得した後は、ロサンゼルスを中心に、日本人美容師の人材紹介をアメリカの美容室におこなっています。

アメリカで美容師になるために学校の紹介を受けたい方、個人ナンバーを発行してほしい方、アメリカでの仕事の紹介を受けたい方は以下のリンクへお問い合わせください。

お問い合わせはこちら

日本ですでに美容師として働いている場合

一方、日本で働いている美容師さんの場合はどうでしょうか?アメリカで美容師として働くことはそこまで難しくありません。

「レッドカーペットを歩くハリウッドセレブを担当したいと思ったことはありませんか?」

「美容師をアーティストのように扱うビバリーヒルズやハリウッドのサロンで働きたいと考えたことはありませんか?」

アメリカの美容師の待遇は良い

日本の美容師は長時間労働、低賃金という問題を抱えています。一方アメリカでは週3勤務で日本より高い給料をもらうことができます。アメリカで美容師として働くと日本にはない多くのメリットがあります。

日本の美容専門学校を卒業している美容師は、ほとんど問題なく美容師ライセンスをコスメトロジー・ライセンスに書き換えできます。

アメリカは州によって規定が異なる

アメリカ 美容 州 規定

アメリカは週によって法律が違うため、州によって美容免許のトランスファーに必要な時間が異なります。

カリフォルニア州の場合は美容学校での履修が1,600時間が必要となります。ハワイ州の場合、受講義務は1,800時間です(ただし、ヘアのみの「ヘアドレッサー資格」は1,250時間です)。

カリフォルニア・ハワイはアメリカの他の州と比べて、履修時間が長いですが、日本の美容免許を問題なく、トランスファーすることが可能です。

多くのエージェントはアメリカで1から学校に通わせている

しかしながら、多くの美容学校はなるべく生徒に学校に来てほしいと思っているため、このトランスファー作業をしっかりやっていない現状です。

日本からのコスメトロジーライセンスへの書き換え作業は、アメリカの美容学校ではなく、信頼できるエージェントに任せた方が良いでしょう。

美容免許書き換え後はコスメトロジーライセンス試験の受験が必要

コスメトロジーライセンス試験受験

美容免許のトランスファーが終了した後は、コスメトロジー・ライセンスを受験しなければいけません。日本の美容師さんの場合は、ネイルやエステに慣れていない可能性が高いので、対策を行っていないと実技試験で不合格になりやすい傾向にあります。

またコスメトロジーライセンス試験は英語で受験しなければいけないのでしっかりとした対策を行う必要があります。美容師に必要な英語を勉強しましょう。筆記試験に関して英語に自信のない方は通訳を同伴することも可能です。 

アメリカで活躍するネイリストやエステティシャン

アメリカ ネイリスト

ロサンゼルスやハリウッドでの活躍を目指していたり、もう既にこちらに来て活躍している日本人ネイリスト、マツエクテクニシャンやエステティシャンが数多くいます。

アメリカではジェルネイルやマツエクの市場がかなり伸びているが故に、ライセンスやビザをしっかり持たないまま働いている方も実は多いのではないでしょうか?

アメリカは日本と違って資格が存在する

カリフォルニア州では、ネイリスト資格で400時間、エステティシャン資格で 600時間の履修時間が必要です。

美容師資格のように、日本にはこれらの資格制度はありませんが、美容学校や専門学校を卒業していれば、実は、美容師の場合と同様にトランスファーが可能です。

まとめ

コスメトロジーライセンス ミーティング

今回はコスメトロジー・ライセンス取得についてお話ししましたが、ご自身の状況に照らし合わせた場合、疑問点やご不明な点も出てくるかと思います。

ライセンス取得に関する大半の問題や課題は、我々Beauty Academy LAが解決いたしますので、どうぞお気軽に以下のリンクへお問い合わせくださいませ。

お問い合わせはこちら

夢を実現する道のり

ヘアカット業務

これまで、私は、数多くの日本人スタイリストたちの相談に乗ってきました。

Q.日本でチェーン展開している美容サロンの店長を務めてきました。経歴を生かしてアーティストビザを取得したいのですが、どうしたら良いでしょうか?

Q.日本でアイ・デザイナーをしています。ワーク・パーミット(就労ビザ)のあるビザを取得は可能でしょうか?

Q.現在、アメリカの美容学校で、コスメトロジー・ライセンスを取得するために勉強中です。M1ビザなど、どうしたらワーク・パーミットのあるビザを取得できますか?

Q.日本でネイルサロンのオーナーをしていましたが、アメリカで資格もワーク・パーミットのあるビザも持っていません。どうしたら良いでしょうか?

Q.日本で美容専門学校に卒業し、美容師歴もあります。トランスファーでコスメトロジー・ライセンスを取得できますか?

まず、日本のスタイリストさんに、是非やっていただきたいのが、以下の質問を自分自身に問いかけ、考えを整理することです。

「あなたは、アメリカで、スタイリストとして何をしたいのですか?そしてそのゴールは何ですか?」

おそらく、回答は、大きく以下の3つに分けられると思います。

1.アメリカでスタイリスト(ヘア、ネイル、アイラッシュ、エステなど)として働き活躍したい(日米両方で働きたい方を含む)。

2.アメリカで美容サロン(ヘア、ネイル、アイラッシュ、エステなど)を経営 したい。

3.アメリカでの美容留学経験を日本で生かしたい(アメリカでは働かない)。

割り合いとしては、1番の回答が最も多く、次いで多いのが2番でしょう。そして、3番は稀のように思います。

上記に基づいて考えると、

美容留学の現状は、日本のスタイリストの夢や目標を実現しているのでしょうか?

答えは“No”でしょう。

何故でしょうか?

それは、美容留学の現状が、スタイリストの目的・目標と乖離しているからです。

どうして乖離しているのでしょう?

日本のスタイリストたちは、いずれアメリカで働きたいのです。

では、どうしてアメリカの美容学校に行くのか?

日本のスタイリストたちは、日本と同じように、学んで資格を取得した後、アメリカでも働く環境が待っていると思っています。

では、アメリカ美容専門学校を卒業した後に、働く環境はあるのか?

アメリカの美容学校に通っている場合、そこで出るビザの大半はM1ビザです。M1ビザは、アメリカの専門学校に行った場合に発行されるビザですが、ワーク・パーミットのあるビザに非常につながりにくくなります。
また、M1ビザでは、アメリカのソーシャル・セキュリティー・ナンバーを取得できないため、コスメトロジー・ライセンス取得のためのテストも受けることもできません。

アメリカ美容専門学校では、OPTで働き先が決まれば、ソーシャル・セキュリティー・ナンバーが出るので、テストが受けられると聞きましたがそれで大丈夫なのか?

いえ、大丈夫ではありません。私自身サロンオーナーでもあるので分かります。
OPTとは、就職先が決まってから発行される職業体験ビザです。どこのサロンオーナーも、コスメトロジー・ライセンスを持たないスタイリストは雇用しないでしょう。
万が一、「雇用が決まれば、テストを受けて1回で合格して、働くことができます!」と言われても、ソーシャル・セキュリティー・ナンバーが発行されてから、テスト申し込み、その後の受験まで、3カ月以上はかかります。
OPTの期間が3~6カ月と考えると、ライセンスを取得できても、ほとんど雇用できる期間は残っていません。

OPTの後に、ワーク・パーミットのあるビザのサポート前提で、雇用してもらえばいいのではないでしょうか?

日系美容サロンオーナーは、美容専門学校を卒業間近のスタイリストが、最もこれを前提に交渉してくることを熟知しています。
したがって、ライセンスは働き始めた後に取得すると言ったとしても、実際に雇用契約は非常に難しいと言えると思います。

ではどうしたら良いのでしょうか?

1.アメリカで美容の勉強をして、もしその後働きたい場合はF1ビザで渡米してください(英語語学学校や美容系学校でも弊社提携学校はF1ビザを出してくれます)。
F1ビザなら、M1ビザよりも滞在できる期間が長く(5年)、弊社提携学校であれば、ソーシャル・セキュリティ・ナンバーが取得できる上、OPTも1年間です。
その後のワークパーミットのあるビザ(Oビザ、E2ビザ,投資ビザ)やグリーンカードへの切り替えの道もいくつもあります。

 

2.もし、アメリカで最初から働きたい場合は、日本でワークパミットのあるビザ(Oビザ、E2ビザ、投資ビザなど)に挑戦する方がよいでしょう。
ビューティーアカデミーには、ビザ取得の前にESTAでコスメトロジー・ライセンスを取得するプログラムがあります。
弊社は、ライセンスを取得している状況で、アメリカでの就職活動やあなたと契約したい美容会社やサロンを紹介することもできます。

 

3.いずれアメリカで美容サロンや美容会社のオーナーになりたい場合は、M&Aによる投資ビザがよいでしょう。
投資金額も5万ドル程度で、投資ビザ(E2ビザ)を取得できる場合もあります。
間違っても、こちらで一からテナントを借りるといった日本と同じような店舗作りをしてはいけません。
開業までお金と費用が非常にかかります。私自身も、M&A(買収)の投資ビザがきっかけで、アメリカに来ました。
ビザを3カ月間で取得し、最初から黒字経営を考えると圧倒的にこの方法がよいと思います。この件は、長くなるので、別途コラムでご紹介します。

今回は、私の経験を踏まえて、スタイリストの夢や目標を大きく分類し、そこからライセンスやビザの取得に関する道のりを記載しました。
スタイリスト(ヘア、ネイル、マツエク、エステなど)により、バックグラウンドや目標は違うので、詳しい個別対応(明確な道のり)いたしますので、どうぞお気軽にお問い合わせくださいませ。

無料相談受付中!LineアカウントID:『@jp-usa』まで。

アメリカやハワイで美容室を開業するには?【2020/10/20追記】

アメリカ ハワイ 美容室 開業

アメリカで美容室を開業したいけどどうやればいいかわからないとお困りではありませんか?

アメリカで美容室を開業することは簡単ではありません。アメリカは外国人に対して厳しい国なので方法を間違えると開業までの時間が余計にかかり成功までの道のりがかなり厳しくなります。

この記事ではアメリカで美容室を開業するにはどのような方法が最適なのかについて詳しく解説していきます。

アメリカでビジネスを始めるにはビザが必要

アメリカ 美容 州 規定

アメリカでビジネスを始めて収益を得るためには適切なビザが必要です。アメリカの永住権であるグリーンカードを持っていない場合は何らかの制約を受けることになります。

アメリカでビジネスを持つということは基本的には働くことを意味するので、アメリカで合法的に働くためのビザを取得する必要があります。美容室を開業するために最適なビザは投資家ビザであるE2ビザです。

E2ビザでどのようにビジネスを始めるべきか?

美容師 オーナー

アメリカでE2ビザによって美容室を始める方法は以下の2つのやり方があります。

・アメリカで新しく美容室を開業する

・既存の美容室を買収してオーナーになる

アメリカで新しい美容室の開業は茨の道

多くの方はアメリカで新しく美容室を開業しようとしますが、ほとんどの場合上手く行かず失敗に終わってしまいます。アメリカは移民に対してかなり厳しい国で、ソーシャルセキュリティーという個人ナンバーがないと基本的に何もできないため、新しく美容室をオープンするのはかなり大変で時間がかかります。

アメリカで新しく美容室をオープンする際には、場所の選定や、リース契約、店の造作、美容師の雇用など、日本で美容院を作る場合と同じような作業が必要になりますが、ソーシャルセキュリティーがないとなかなか美容室をオープンするまでのスタートラインに立つことができません。これが原因で多くの方が投資に失敗してしまいます。

美容室買収は圧倒的に簡単

一方アメリカで開業するもう一つの方法として既存のビジネスをM&Aで買収する方法があります。アメリカはビジネス大国なので、ビジネスの売買がかなり盛んに行われています。アメリカのロサンゼルスやハワイでは美容室がよく売りに出されているので買収するのはそこまで難しくはありません。

既存のビジネスを買収するとビジネスライセンスや市からのパーミットなどをそのまま引き継ぐことができるのですぐに美容室を開業することができます。ここが新規で始める場合との大きな違いになります。

投資家ビザであるE2ビザではどのぐらいの投資額が必要なのか?

E2ビザ取得には移民弁護士や公認会計士等のサポートがどうしても必要になります。E2ビザ取得にあたって提出しなければいけない書類がかなり多いため、専門か無しで一人で申請することはほぼ不可能に近いです。

したがってアメリカで投資家ビザを取得するためにはおよそ3,000万円~4,000万円の費用がトータルでかかります。しかし他のビザと違って発給数に制限がないので、抽選によって落とされるような心配はありません。

E2ビザでは半永久的にアメリカに滞在できる

アメリカ コスメトロジーライセンス

E2ビザはその保持者が現在の会社で働いている限り、ビザの期限が切れるたびに再申請すれば、ビザを更新することができます。したがって、E2ビザを持っているだけでアメリカに半永久的に滞在することが可能になります。

また配偶者も同様にE2ビザを申請することができます。E2ビザでは永住権へステータスを移行することも可能なので美容室をアメリカやハワイで開業したい方にはかなりオススメのビザです。

アメリカで美容師として実際に働くにはコスメトロジーライセンスが必要

美容師 コスメトロジーライセンス

アメリカで美容師として働くにはコスメトロジーライセンスの取得が必要です。日本で美容学校を卒業して美容師として働いていた場合は、日本の美容免許をトランスファーしてアメリカの美容師免許試験を受けることができるのでアメリカで美容師免許を取得するのはそこまで難しくありません。

アメリカでの美容室開業は弊社まで!

私たちは今まで過去に多くの美容室のオーナー様がアメリカで新規美容室を立ち上げに失敗した例を何度も目にしてきました。Beauty Academy LAでは今まで正しいと思われていた方法を改革し、現在アメリカ/ハワイにおいて投資家ビザであるE2ビザによる美容室の買収の総合的なサポートを行っています。私たちはロサンゼルスを中心として今まで多くの美容室オーナー様のアメリカ開業を支援してきました。

私たちBeauty Academy LAではE2ビザに特化した移民専門弁護士や公認会計士を自社に抱えていることに加え、アメリカでの美容室経営のノウハウも皆様に提供しています。アメリカやハワイで美容室を開業したいとお考えの方は以下からご気軽にお問い合わせください。

無料相談受付中!LineアカウントID:『@jp-usa』まで。

【2020/10/28追記】

2020年初頭から始まったコロナの被害でアメリカの美容院は営業停止に追い込まれるなど、経営が難しい局面を迎えました。しかし少しずつ回復を始めた今、自分の美容院を持ちたい方にとってはチャンスともいえる状況になってきています。

現在、アメリカの事業売却物件は増加の傾向にあり、コロナの打撃を受けた飲食店や小売店以外に、美容サロンが次々と市場に出てきています。通常時であればブランド力がある優良な物件もかなり安く売りに出されているので狙い目です。アメリカでご自身の美容室を経営することに興味がある方はぜひ一度、私たちにご相談ください!

美容師に必要なハサミの種類やその用途を説明します

美容師の仕事道具と言えば「ハサミ=シザー」ですよね。

ハサミ1つで仕事をする仕事だからこそ、こだわりを持ちたいという方も多いはず。ハサミにはいろいろな種類があり、ハサミによって用途も変わってきます。

今回は、そんな美容師の必需品ハサミの種類や用途、メンテナンスについてご紹介していきます。

美容師のハサミは平均的にいくらかかるのか?

美容師が利用するハサミの金額は、ものによって様々であり、平均的に1丁当たり3万~5万円ほどと言われています。そのハサミを数丁保有していることで、使い分けを行っている方がほとんどです。

中には、1丁当たり数十万円するハサミもあるそうで、こだわりを持って使っている方もいます。またハサミの素材によっても金額が異なるので、よく切れるステライトなどは高価なものもあるため金額はチェックしておくといいでしょう。

初めのうちは、主に使うハサミを数万円で購入し、ほかに練習用として低価格のものを通販などでいくつか購入するといいでしょう。美容師のお店で働いているのであれば、先輩からハサミをもらうと費用もかからなくて済むため、使わないものがあれば、譲ってもらうのもいいかもしれません。

ハサミの種類

美容院 ボキャブラリー 英語

美容師のハサミはさまざまな種類があり、それぞれの用途があります。自分のカット方法や作りたいイメージに合わせてハサミも変わってきます。

ベーシック:ベースカットやブラントカットに使用

ハサミの中でもスタンダードなハサミになります。ハサミの足両方に刃がついているタイプで、刃の長さによってヘアスタイルも変わってしまうため、ベーシックのハサミを長さ別に持っている美容師も多いです。初めて買う場合は、一般的に使われている6インチから揃えていきましょう。

セニング:長さは変えずに毛量の調整する時に使用

俗に言うスキバサミのことを指し、長さは変えずに毛の量を調整(少なく)したい場合に使用します。1人のカットでもいくつかのセニングを使って仕上げることもあるため、カット率に合わせてセニングを用意する必要があります。

中でもカット率2030%セニングが一般的に使われており、初心者であれば必ず持っておきたいものになります。他にも、カット率15%で前髪の微調整、カット率40%で髪の量が多い時や刈り上げる時に使用するセニングもありますので、必要に応じて揃えていくのが良いでしょう。

※ カット率=1度のカットで切れる割合のこと。スキ率や落ち率という場合もあります。

スライド:髪に動きを出したい時やボリュームを抑えたい時に使用

刃が片方のみについているハサミのことで、髪の毛を滑らしながらカットできるハサミのため、動きのあるスタイルにしたいときに使用します。また、髪が刃から逃げる割合をスライド率と言い、スライド率が高い程カットできる髪の量も少なくなります。

アール:細かなディテールを仕上げる際に使用

刃がアール状になっているハサミの事を言います。スライドのように使うこともできますが、基本的には細かいディテールを仕上げる際に使用します。

ハンドルの種類

ハサミの種類と同様に、ハンドル(持ち手部分)にもさまざまな種類があります。このハンドル部分の相性によっては、腱鞘炎になってしまうこともあるため、自分に合うハンドルを選ぶ必要があります。

<メガネハンドル>

最も一般的に広く使われているのがメガネハンドルです。カットの安定率が高く、裏返しにしても使うことができ、初心者からトップスタイリストまで幅広く使われています。

<オフセットハンドル>

こちらは親指の指穴がネジ穴に近いタイプのハンドルです。そのため、指の開閉を大きくしなくてすむため、手の小さい女性や、腱鞘炎に悩んでいる方にオススメです。

<3Dハンドル>

その名の通り、ハンドル部分が少しねじれて立体的になっており、どんな角度でも手にフィットするものになっています。そのため長時間使用しても疲れにくいという特徴があります。

しかし、初心者が最初から3Dハンドルを使用してしまうとクセがついてしまい、他のハンドルが使えなくなってしまう可能性もあるため、初めて買う場合は、メガネハンドルかオフセットハンドルを選ぶのが良いでしょう。

何本持っておくのがいいの?

ハサミの所持本数に関しては、正直なところ個人差があります。というのも、人それぞれ得意とするカットが違ってくるためです。初めて買い揃えるということであれば、予備を含めて5本程度持っていれば問題ないでしょう。

ハサミの内容としては、ベーシック2本、セニング2本、スライド1本にしておけば、万が一落としてしまっても対応できます。セニングを2本持つ場合は、カット率の違うもので持ち、1本はカット率2030%のセニングにしましょう。

寿命とメンテナンスは?

ハサミの寿命は、メンテナンスによって大きく変わってきます。ベストなメンテナンスは1人切るごとにセーム革で拭くのが理想です。しかし、実際にはなかなか難しいため、1日1回仕事終わりに拭くようにするだけでも、ハサミの寿命が延びます。

また、セルフメンテナンスとは別に、3か月に1回程度プロのハサミ屋に研いでもらうと何年も使うことができます。万が一ハサミを落としてしまった場合も、すぐに修理に出すのが良いです。

刃がかけた状態で使用し続けると、刃がダメになり最終的には買い替えが必要になってしまうケースもあるため、落とした場合は修理に出し、予備のハサミを使いましょう。

また、汚れ、サビはハサミの天敵です。汚れやサビを少しでも放置していれば、切れ味が悪化しカットのスピードが落ちる他、お客様の髪を傷めてしまう可能性まであります。「切られた時に痛かった」、「髪の毛をハサミで引っ張られた」なんていうクレームは、美容師としては命取りです。

それに、せっかくご来店していただいたお客様の髪に枝毛や切れ毛を作ってしまうわけにはいきません。カット中の違和感に気付く前に、以下のポイントを日々チェックして、ハサミの状態を維持することが大切です。

・乾いたティッシュが綺麗に切れるか

ティッシュを使えば簡単に切れ味の確認ができます。お客様の髪を引っ張ってしまうことがないか、すきバサミのチェックには特に重要です

・ハサミの汚れを拭き取ることができるか

簡単に落ちない汚れには要注意。サビてしまう一歩前かもしれません。

・開閉はスムーズか

刃やネジに問題があればスムーズに開閉できません。ハサミの開閉に注意をしておけばカット時の負担を軽減でき、腱鞘炎の予防にもなります。

セルフメンテナンスの方法と注意点

セルフメンテナンスの必須アイテムは刃の拭き取りを行う「セーム革」、ハサミの開閉をスムーズにし、汚れを落とすための「油」の2点です。どちらもハサミに付属されていることが多いですが、自分に合ったものを使うのがベストです。

メンテナンスの手順

(それではメンテナンスの作業について紹介します。手を切らないよう、十分注意してください。)

 1. 拭き洗い

まずは親指と人差し指で23枚に折り重ねたセーム革を持ち、根元から刃先の方向に向かって動かして汚れを落とします。ハサミにこびりついた汚れを落とすのと同時に、目に見えない小さな「バリ」=「返り刃」を取り除きます。

この「返り刃」は長い間そのままにしておくほど取り除くことが難しくなり、切れ味の低下を引き起こします。毎日のメンテナンスが非常に重要ということが分かりますね。拭いても落ちない汚れは熱いお湯で洗い流し、再度セーム革を使って水分を残さないよう拭き取る必要があります。

ここで熱いお湯を使うのは、水やぬるま湯よりも汚れが落ちやすく、蒸発の早さからハサミ本体に水分が残りにくいためです。この時、すきバサミには歯ブラシを使うのも有効です。クシとクシの間に挟まった細かい髪の毛を取り除くのにとても便利です。

 2. 油をさす

続いて、油を補給します。ハサミの刃を開いた状態でネジの下部分、更にそこから手元に寄った「触点」に12滴。ネジ部分には1滴。ネジ部分から刃先に向かっての部分にも表面と裏面、それぞれ12滴の油を補給します。

次に、全体的にオイルが行き渡るよう、まんべんなくセーム革を使って馴染ませます。皮脂や頭皮の汚れが溜まりやすい「触点」を綺麗にし、油で開閉をスムーズにするこの工程はハサミの寿命に大きく関わっています。

ハサミを長く大切に使うためにも、特に丁寧に行いましょう。更に全体の汚れと油が残らないよう、最初の工程と同じく23枚に折り重ねたセーム革で拭き取っていきます。セーム革がきちんと刃に当たるよう、反対側の刃も同様にして親指を刃に軽く押し当てるのがポイントです。

 3. ネジを調整する

最後に、ハサミを数回開閉してネジの硬さを確認します。適切な硬さを保つことで、お客様の髪を噛んでしまったり、刃が強くあたり過ぎることを避けられます。最適な締め具合はハサミのメーカーによって異なりますが、一般的には刃をゆっくりと閉じた時に、刃の中心辺りからそれぞれの刃同士が擦れ合いを感じる程度の強さが適しているとされています。

この他にも、ハサミを無理に押し切るように使用していると刃に大きな負担をかけることになってしまいます。普段の使用についても今一度振り返ってみましょう。

カットレベルに合わせてハサミを選ぶ

一番最初に買ったハサミをずっと使い続けている美容師もいると思います。長年使っていると、使い心地も良く愛着がありますし、新しいハサミを買い揃えないでいるなんてこともあると思います。

しかし、初心者時代のカットスキルと経験を積んだスタイリストのカットスキルではかなりの差があるため、自分のカットレベルに合わせてハサミを買い替えることで、カットスキルが上がることもあります。

最初に買ったハサミを使い続けることも悪いわけではありませんが、いろいろなハサミを試しカットすることで、ハサミによるカットスキルのばらつきはなくなってきますし、スキルの底上げができます。スタイリストになって5年を目処にハサミを見直してみるのが良いでしょう。

まとめ

ホームカラー サロンカラー

今回は、美容師の仕事道具ハサミについてと、ハサミによるカットスキルの変化についてご紹介してきました。美容師にとってハサミは、とても大切な存在です。

古くなったハサミを使っていては、お客様の髪を傷めてしまう原因にもなってしまいます。ハサミは安い物ではないし、長く使うものだからこそ自分のレベルに合わせたハサミを選んでいきましょう。

生徒さんの例①ハリウッド最高級サロンで就職実現!

2018年が明けてすぐ、ある1人の女性からLINEへご連絡がありました。

「来月から、ロサンゼルスの美容学校に入学するのですが、私はロサンゼルスで働けるようになるのでしょうか?」

日本の学生さんや美容師さんが、カリフォルニア州で美容師として働けるようになるためには、2つの問題をクリアする必要があります。1つはコスメトロジーライセンスの取得、もう1つは就労ビザ、または、グリーンカードの取得です。

彼女の場合、カリフォルニア州の美容専門学校に入学するため、M1ビザを取得していました。通常、M1ビザからのコスメトロジーライセンス取得、そして、就労ビザ取得は、非常に厳しいのが現状です。

「就労ビザはともかく、美容専門学校に入学してもコスメトロジーライセンスが取得できないのですか?」

「そうです!非常に難しいです」

その後、美容専門学校入学してからも、彼女は何度か私のところに相談に来ました。ほどなく、彼女は、弊社Yuka Enterprisesとエージェント契約を結び、サポートが本格的にスタートし、弊社のサポートにより、20193月コスメトロジーライセンスを取得、同年4月に、グリーンカードのワークパーミットを取得、翌月には、就職活動を開始したのです。

弊社は、カリフォルニア州で1、2位を争う高級セレブリティサロンである MéCHE  NineZeroOne をご紹介し、面接には、弊社スタッフが同行しました。
結果、MéCHEサロンのアシスタントとして雇用が決まったのです。

Misatoさんへのインタビュー

今回のコラムでは、わずか1年で見事に夢を実現したMisatoさんへのインタビューをお届けいたします。

Yukaこの度は、MéCHEサロンへのご就職おめでとうございます!

Misatoさん(以下敬称略)ありがとうございます!皆さまのおかげです。

YukaMéCHEサロンでは、どのスタイリストのアシスタントになるのですか?

Misatoリッチというスタイリスト(カラーリスト)です。

Yuka尊敬または憧れているスタイリストはMéCHEサロンにいますか?

Misatoトレーシーというカラーリストです。1日に4050人くらいお客様が来ます。それと、ハリウッドセレブのハウスコールもかなりしています。MéCHEサロンの中でも、トップスタイリストで、アシスタントも5人います。

Yuka凄いですね。超高級サロンでカラーということは、平均客単価で500ドルと考えた場合、彼女は1日で25千ドルほど売り上げるということですね。

Misatoハリウッドセレブも、めちゃくちゃ来るので本当にすごいです。私はハリウッドセレブに疎いので、顔を見ても誰かわかりませんが、もしわかったら緊張してしまうので、セレブに疎くてよかったと思います。

Yukaセレブに詳しかったら、ドキドキが止まらなくて仕事どころではなくなってしまいますよね(笑)。ところで、Misatoさんは子供の頃から美容師になりたかったのですか?

Misatoいいえ。最初はダンサーになりたかったんです!

Yukaダンサー!?

Misatoはい。34歳から始めて、学生の頃にアメリカで開催されるダンス世界大会 (International Cheer Union) のジャズダンス部門(団体)で優勝しました。

Yuka優勝とは素晴らしい!

Misatoダンスについては、やりきった感じです。この動画の最初に、真中でクルクル回っているのが私です。

Yukaバレエもやっていたのですか?

Misatoはい!3歳から始めました。ダンスよりも先にバレエから入りました。

Yuka美容師ではなくダンスでプロを目指そうと思わなかったのですか?

Misatoダンスは、優勝もしたし、その時に夢を実現できたので。仕事での夢は世界で活躍するスタイリストです。

Yukaトレーシーのようなカラーリストですか?

Misatoはい!あそこまでなれるかわかりませんが、夢は大きい方が良いと思います。日本のサービスを取り込んだサービスも提供できるカラーリストになりたいです。

Yukaトレーシーのようなカラーリストになって、さらに日本のきめ細かなサービスを提供できたら凄いですね。

Misatoがんばります!

Yukaところで、なぜ美容師(スタイリスト)になりたいと思ったのでしょうか?

Misato実は、父も祖母も美容師だったんです。そして母はヘアサロンを5店舗も経営していたので、自然に美容師になるものだと思うようになってました。

Yuka真のサラブレットですね。私の今後の夢は、Misatoさんを美容プロダクトで大成功したスタイリストのOribeのように有名にすることなんですよ。

Misato本当にそうなれたらすごいけど、まずはアシスタントとして日々努力してがんばります。

Yukaダンスで頂点を取ったので、スタイリストとしても、ぜひ頂点目指して頑張ってください。

Misatoはい、今後もよろしくお願いします!Yuka Enterprisesさんのおかげで、ライセンス取得ができ、憧れのサロンでも仕事ができるようになりました。そして、少し気持ちにも余裕ができたので、チアダンスも趣味として始めようと思っています。

YukaMisatoさんのフォローアップ(英語力、キャリアアップなど)をしていきますので、今後もよろしくね!

Misatoこちらこそ、よろしくお願いします!

インタビューを終えて

ロサンゼルスに来てすぐに、弊社とエージェント契約をしたMisatoさん。結果的に、ライセンス、就労ビザ(グリーンカード)、超一流ヘアサロンへの就職を、なんと1年で実現してしまいました。

弊社もサポートに努めましたが、なんといっても、Misatoさんの努力が大きかったと思います。まだ可愛らしい学生さんの面影もあるMisatoさんですが、たぐいまれなる芯の強さがあると感じていました。

「ダンス同様に、スタイリストとしても、No1を目指して頑張りましょう!!Misatoさんなら、きっと実現できます!!」

ロサンゼルスで美容を学びたい!~ビザ&学校情報~

これから美容を学ぼうと思っている方で、アメリカの美容学校を希望する場合は、学生ビザの取得が必要になりますが、その学生ビザにはM−1F−1という2種類がございます。

美容学校は専門学校となるため、基本はM−1ビザとなりますが、コミュニティー・カレッジなどの美容学部に通う場合は、F−1ビザを取得することも可能です。

ビザの種類

アメリカで美容師になるためには2つのビザの選択肢があります。自分の目標に応じて取得するビザの種類が違ってくるので、注意が必要です。

M-1ビザ

M−1ビザとは、専門性のある学校に行くために発行されるもので、最長で1年となっています。どの美容学校やメイクアップの学校のプログラムも1年以内で終わるので十分です。

その後も、OPT(オプショナル・プラクティカル・トレーニング)というものを利用し、3カ月間インターンとして働くことができます。M−1からのF−1への切り替えは不可能なので、英語に自信がなく語学学校に行ってから美容学校に進みたいという方には、F−1ビザの取得をおすすめいたします。

F-1ビザ

F−1ビザとは、語学学校や大学・大学院に行くために発行されるもので、就学に必要な期間が発行され、通常1年から最長で5年となります。

美容学校というよりも、コミュニティー・カレッジなどの美容学部へ進むという形態になり、このF−1ビザを所持し、英語が苦手という方は、語学学校へ通ってから美容学校に行くという選択肢もあります。F−1ビザからのOPTの期間は1年で、M−1よりも長くなっています。

ロサンゼルスの学校紹介

美容学校(1600時間・約1年)

Paul Mitchell(ポール・ミッチェル)

PAUL MITCHELL

Mitchellは、パサデナという街にある美容師・美容家を養成する専門学校です。メディアや高級サロンで活躍する数多くのセレブスタイリストが卒業しています。パサデナは、ロサンゼルス北東の郊外にあり、古くから開けてきた地域です。歴史的な建造物も多く、趣のある街並みが特徴です。

パサデナの教育レベルも高く、世界ランキングでベスト10常連のカリフォルニア工科大学もここにあります。ロサンゼルス市街中心部からもアクセスが良く、治安も良いことから、日本人に人気の観光地区です。この学校のコースは4つに分かれており、フルタイム(週5)・週3のみ・昼間のみ・夜間のみと、柔軟なスケジュールを組むことができます。入学時に求められる語学力はありません。

授業料や教材費等の合計: 23,000ドル(年間)

El Camino College(エル・カミーノ・カレッジ)

EL CAMINO

ロサンゼルス空港から南に下った場所にある2年制公立大学です。周辺には日系企業が多く、海外生活に不安のある生徒でも気軽に留学生活を楽しめます。有名な観光地のレドンドビーチやマンハッタンビーチも近くにあります。

質の良い教育とリーズナブルな授業料のため、大変人気です。必要になる英語力は、TOEFL iBT 45IELTS 4.5、英検2ATOEIC 620TOEFL 450点ですが、カレッジ内のエルカミーノ・ランゲージ・アカデミー(ECLA)または、提携しているELS Language Centersでレベルを終了すると、上記の条件がなくても入学を許可されます。

授業料や教材費等の合計: $8,700ドル

Santa Monica College(サンタモニカ・カレッジ)

Santa Monica College

Santa Monica Collegeは、全米最大の2年制公立大学で、全世界から約3,300人の留学生が在籍しています。専攻がとても多く様々な科目を勉強することができます。キャンパスの広さも東京ドーム3.3個分の広さがあるので、留学生活を存分に楽しめます。

ロケーションも、観光地であるサンタモニカやベニスビーチの近くに位置しているので、交通の便がかなり良いです。市内を縦横無尽に走るバスがあり、学生は無料で使えるため車を持つ必要がありません。必要になる英語力は、TOEFL iBT45点、IELTS5.0、英検2A、当協会主催のTOEFL 500点ですが、ELS Language Centersにてレベルを終了すると入学が許可されます。

授業料や教材費等の合計: 11,880ドル

メイクアップスクール

Cinema Makeup School(シネマ・メイクアップ・スクール)

CINEMA MAKEUP SCHOOL

Cinema Makeup Schoolは、ロサンゼルスにある有名なメイクアップスクールです。特殊メイク効果やプロフェッショナルメイクの授業を行っており、世界でも数少ないメイクアップトレーニングスクールとして知られ、ミュージックビデオやコマーシャルの撮影の中心として国内外から高く評価されています。

短期コースも開講されているので、留学生がかなり通いやすい条件となっています。専門学校になるので、M−1ビザとなります。ロケーションもコリアンタウンに位置する学校で、コリアンマーケットには日本の食材もたくさん売っているので大変便利です。ロサンゼルスでは数少ない電車の駅が隣にあるので、ダウンタウンやハリウッド、ユニバーサルなど、交通に便利な場所でもあります。入学時に求められる語学力はありません。

授業料のみの合計: 90027,250ドル *コースによって異なる。

Elegance lnternational MakeupEI Makeup) エレガンス インターナショナル メイクアップ

ELEGANCE INTERNATIONAL MAKEUP

Elegance International Makeupは、1966年に創設という古い学校ですが、近年新校舎を開校したばかりで、最新の設備が整っています。12カ月のコースで、ビューティーメイク、シアターメイク、ファッションメイク、TVや映画のメイク、特殊メイクがすべて学ぶことができます。講師は、アカデミー賞受賞者や現役のメイクアップアーティストを起用されています。

ロケーションもハリウッドの中心に位置し、ファッション、ミュージック(ライブハウス、音楽学校、レコード店アミーバなどがある)、演劇シアター、映画館(5箇所)、ストリートアート、フィルムスクールなど、周りはとても賑やかです。ここも数少ない電車の駅が近くにあるので交通に便利なところです。

授業料や教材費等の合計: 22,350ドル

美容師のやりがいとは?ハリウッドの美容師が答える

美容師 やりがい

美容師の仕事では、どんな事がやりがいに繋がると思いますか?普段私たちがお客の立場として美容室に行っていると、とても華やかで憧れる職業である美容師ですが、勤務時間も長く自身の技術も追求しなければならない大変な仕事です。

どんな仕事をするにしても収入が得られるからだけでは仕事を続けるのが難しくなることもあります。仕事を続けるためにはやりがいも必要でしょう。そこで、多くの美容師がやりがいを感じるポイントについてお伝えします。

自分のアイディアが形になる

美容師 アイディア

美容師の楽しさの醍醐味は、やはりカットなどの施術でデザインを一から作り上げることができるということです。美容師の仕事は、自分だけのアイデアを形にできるのが大きな特徴です。お客様の要望を聞いて形にしていく過程で、制約となるものはありません。

お客さまの要望を聞きながら、最も美しく、かっこよく見えるデザインを自分の手で作る、アーティストとしての仕事にやりがいを感じる美容師は多いです。

そして、美容師はお客さまへの施術だけではなく、コンテストの参加などもあります。ここでも自分の施術技術を披露し、評価していただけるイベントに参加することで、大きなやりがいを感じる事ができるので、自信がある人は挑戦してみるのもおススメです。

習得すべき技術に終わりがない

美容師 技術

美容業界は常に変化がある業界です。ヘアスタイルの流行はどんどん変わり、新しいパーマ技術が発表され、毎年のように新しい薬剤が出ます。そのため、美容師にも常に新しい技術を習得し、新しい薬剤に関する知識を身につけることが求められます。

また、ブームに合わせたヘアアレンジを練ったり、新製品を使いこなしたりと技術の向上に終わりはありません。自分なりに満足できるレベルに到達したと思っても、さらなる高みを目指し続け到達することによって、常にやりがいを感じながら仕事を続けることができます。

自分の成長を実感できる

美容師 成長

美容師はまずアシスタントからスタートします。シャンプー、カラーリング、カット、パーマ技術を習得して晴れてスタイリストデビューをしてからも、常に変わっていくトレンドやニーズに合わせて技術を高めていくことは必須です。そして、美容師としてのスキルアップを実感できるのは、お客様の要望に応えられたときでしょう

昔の自分ではこの要望には応えられなかったけど、今はできるようになった」と感じることができれば自分の成長を実感できます。アシスタントからスタートして、経験と努力を積み重ねながら技術を磨くなかで、自分の成長をはっきり実感できるのも魅力のひとつと言えます。

指名がもらえた時

指名が入るという事は、顧客がつくという事になります。そして、顧客がつくという事は、その人に技術を気に入ってもらえたということになります。美容師のスタイリストまでの平均年数は3年と言われています。

その3年間の下積みが実になったことが、ようやく実感できるのです。その指名を維持し続ける事、新しい顧客をつけるためには、さらなる努力が必要となりますが、スタイリストを何年していても、指名をもらえるとい事はやりがいと感じられます。

また、稀ではありますがアシスタントであっても、シャンプーやマッサージでお客様から指名をもらえることがあります。アシスタント時にもらえる指名は、やりがいと同時に今まで以上の責任感を感じることができます。

先輩のお客様でもあり、自分のお客様でもあるのです。地味な仕事であっても見てくれている人はいるので、指名をもらえるといういうのは、美容師にとって大きなやりがいと言えます。

人との出会いがある

美容師は毎日沢山の人と触れ合います。毎日が新たな出会いの日と言っても良いでしょう。

ご来店するお客様は人種、性別、職業、年齢、全くバラバラです。その中には、趣味が共通の方、話がとても盛り上がる方、気が合う方、地元が同じで親近感がわく方、弁護士やお医者様など普段の生活だけではなかなか出会えないような方がいらっしゃいます。

そのような方たちとの出会いは、かけがえのないものです。美容室での出会いから、男女関係なく、一生お付き合いをする方もなかには出てきます。また、美容室での出会いがきっかけで、生涯役立つような習い事を始めたり、家族ぐるみの付き合いになったり、なかにはお付き合いや結婚に繋がる方も。

色々な人生経験を積んだ人から沢山のお話を聞く事ができ、自分の知らない知識が常に入ってくるので、美容師はどんどん会話の引き出しが増えて人として深みが出て来ます。

人の人生の節目に携われる

美容師はお客様に長く寄り添う職業です。小さい頃から担当していたお客様が数年後初めて髪を染めたい!と言い出したり、成人式のご相談を受けたりと、美容師はお客様と一緒に成長していく職業です。

更には、社会人になって、仕事が辛いと相談を受けるかもしれません。結婚します!とご報告を受けるかもしれません。妊娠したからカラーは辞めた方が良いかも・・・や頻繁に美容室には来れなくなるので、手入れが楽で長持ちするヘアスタイルは如何ですか?と提案する事もあります。

世代を超えてお客様のお子様も担当させて頂けるかもしれません。世代を超えたお付き合いが出来る仕事なんて他にあるでしょうか?美容師を長く続けていると、数年もしくは十数年のお付き合いになるお客さまも増えてきます。

成人式や結婚式、子どもの入学式など、お客さまのライフイベントに携わりながら、お客さまの人生に長くお付き合いできるのは美容師ならではです。

感謝の言葉をもらえる

美容師の最大の魅力は、やはり何と言っても、お客様から直接「ありがとう」と感謝されることです。感謝の言葉が直接ない場合でも、心から笑顔になっているその表情で、感謝を受け取ることができます。

また、「施術中からそのスタイルが気に入っていることが伝わってくる“ライブ感”が魅力」と話す美容師もいます。美容師は大変なことも多いですが、お客様から感謝され、リピーターとして来店して頂けるのは、美容師にとってやりがいであり、また頑張ろうというモチベーションに繋がっていきます。

多くの美容師がお客さまからの「ありがとう」のひとことに、大変なことや疲れを忘れ、美容師になって良かったと思っています。

まとめ

世の中に仕事は星の数程ありますが、「お客様を綺麗にして、喜んでいただける」仕事は、そう多くはありません。そんな“美”を提供し、人に喜んでもらえることで“やりがい”を感じることができるという希有な仕事が美容師です。

美容師という職業は大変なことも多いですが、多くの魅力があるからこそ、美容師としてのモチベーションに繋がっているのです。