生徒さんの例②ビバリーヒルズの高級サロンで就職・ビザ支援
今回のコラムでは、ロサンゼルスに住まいを構えながら、短期間で夢のコスメトロジー・ライセンスを取得したIさんのインタビューをお届けします。
Yuka:まずはライセンス・トランスファーお疲れさまでした。そして、テスト合格おめでとうございます!
Iさん:ありがとうございます!
Yuka:テストはどうでしたか?
Iさん:運よく、筆記も実技も一発で合格することができました。すでに見たことがある問題ばかりで助かりました(笑)。
Yuka:
筆記テストは一般的に難しいと言われていますが、弊社の対策講座はお役に立ちましたか?
Misato:Beauty Academy LA*のテスト対策講習で学んだことと、頂いていた過去問を勉強しました。むしろ、それしかやっていませんでした(笑)。
Yuka:Iさんは、日本での美容サロン経験はなかったと記憶していますが、一発合格ということで素晴らしい結果ですね!500
Iさん:日本の美容学校を卒業してからすぐアメリカに来たので、おっしゃるように日本のサロンでの経験はなかったのですが、Beauty Academyの講座がすごく役に立ちました。
Yuka:そうなんですね!なぜ日本で美容師の経験を積まずにアメリカに来られたのですか?
Iさん:子どもの頃からアメリカが好きで住んでみたかったのと、若いうちの方が英語を覚えるのが早いかなと思っていたからです。
Yuka:ずっとアメリカが好きだったのですね!
Iさん:小さい頃からずっと好きで、洋画もよく見ていました。物心が付いた時にはもう好きでしたね。
Yuka:いつから美容師になりたいと思っていたのですか?
Iさん:あまり覚えてはいないのですが、幼稚園の卒業文集には「将来美容師になる」と書いてありました。
Yuka:子どもの頃から美容師になるという夢を持っていたのですね!親御さんが美容師だったとか、そういった理由からですか?
Iさん:いえ、全然。父はバイク屋で、母は看護師なのでそこは全く関係ないです(笑)。
Yuka:そうなんですね(笑)。なぜそんな小さい時から美容師を目指そうと思われたのですか?きっかけなどはありましたか?
Iさん:幼い頃から美容院に行くのがすごく好きだったのと、友達の髪の毛を可愛くしてあげて喜んでもらえるのが好きでした。ちなみに、幼い時、両親からもらった誕生日プレゼントはヘアケア商品でした!
Yuka:アメリカに来る際に、言語の問題などの不安はありませんでしたか?
Iさん:筆記はもともとできた方だったので、アメリカに行ったらどうにかなるでしょ!という気持ちで来ましたが、実際には全然会話することができなくてショックを受けました。でも、Beauty Academyの講座や、生活に慣れ現地の人と直接話すようになってから英語力は伸びましたね!やっぱり机に向かって勉強するだけだとダメだなと思いました。
Yuka:それは私も痛感しました。やはり積極的に話すことが大事ですよね!
Iさん:そうですよね。実際に話して、あの人何言ってるんだろうとか、今の単語どういう意味なのかと思って調べることが大事ですよね。そして自分で調べた単語を使ってみて、「あ。通じた!」これの繰り返しです(笑)。
Yuka:なぜ渡米先にロサンゼルスを選ばれたのですか?
Iさん:一応ニューヨークも視野に入れて考えていたんですが、ロサンゼルスはビーチが近くにあって、暖かい気候がとても気に入りました。あと、いろんなヘアスタイルを見ていて、LA独特のスタイリングやカラーのスタイルが自分に合っていたからです。
Yuka:ビバリーヒルズの方で内定も決まったようですが、Beverly Hillsのような高級サロンについて何か感想はありますか?
Iさん:まずは価格に驚きました!ハイライトやフルカラーだと、平均で600ドルはかかります。日本では考えられませんよね!
Yuka:今後も、Iさんのキャリアアップなど、フォローアップをしていきますので、これからもよろしくお願いします!
Iさん:こちらこそよろしくお願いします。
インタビューを終えて
今回Iさんは、ロサンゼルスにあるBeauty Academy LAで、コスメトロジー・ライセンスを取得されました。そしてこのたび、ビバリーヒルズにある高級ヘアサロンに、ビザサポート付きで内定が決まりました!Iさんの努力、さらに弊社のサポートも加わり、この素晴らしい結果につながりました。今後は彼女のカラーアシスタントとしての活躍にも期待です!
日本人美容師がアメリカで活躍するために
今回のコラムでは、これまで私自身が美容業界でやってきたことと、日本にいる美容関係の方々に向けてより高みを目指せるアメリカで活躍するためのお話をしていきます。日本国内だけでやっているとなかなか見えない世界のお話なども共有していきます。
美容業界での経験
私は2013年にビバリーヒルズにあった高級総合美容サロン「ユキシャロニー Beauty and Life Style」を買収しました。そこのオーナーがユキさんといって日本人みたいな名前だったのですが、ユダヤ系の方で、当時は5本の指に入る高級美容サロンだと言われていました。買収の過程としては、もともと場所の条件としてビバリーヒルズが良いというのはあったのですが、当時活躍されていた日本人の美容師さんで“ユキさん”という方がいらっしゃって、最初その方のサロンなのかなという勘違いもあり、私のエージェントから連絡があったのがきっかけです。でも実際はユダヤ系の方が経営していた高級美容サロンで、アダム・サンドラーやジェシカ・アルバなどのスターのヘアカットを担当していたようなところでした。1階がヘアサロンで30~ 40席ぐらいあり、2階はネイルサロンとエステで5部屋くらいあるような総合美容サロンを買収しました。
サロン経営をしていく中で、やはり私自身も日本人ということもあり、いろんなご縁で日本にいる方や在米邦人から、ここで働きたいなどのお話をたくさんいただいて、日本人も雇用してきました。その中で、ビバリーヒルズでの美容師さんの立場だったり、職業的な評価が日本とは違うなと思ったり、逆に日本人がすごいなと思ったりしたこともあります。日本には日本の良さもありますが、やはり美容師として本当の高みを目指すならビバリーヒルズやウエストハリウッドで挑戦するべきだと感じています。そういったところもお話できればと思います。
客単価の違い
美容業界で高みを目指す上で、じゃあゴールはどこなのかという話からしていきますが、私が買収したサロンのユキシャロニーというオーナーさんは自身でもヘアカットなどしていて、当時でヘアカット250ドル、ヘアカラー400ドルくらいだったと思います。今の円安の状況を考えると、ヘアカットでおよそ4万円ですね。これは、日本の常識からするとすごく高いなと感じるかと思うのですが、活躍しているオーナースタイリストとしては平均的な金額です。名だたる超ハイエンドブランドのサロンだとヘアカット500ドル、ヘアカラー700ドルくらいでやっているスタイリストもいます。さらに、1日の回転数は日本の美容師さんはすごく多くて15回転くらいする人もいますが、こちらは働き者の美容師さんでもせいぜい8回転ぐらいですね。その分単価が高いので、例えばヘアカット250ドルで10回転すると一日2500ドルで、今の日本円でいうと40万円弱くらいですね。私の経験からいうと、活躍しているオーナースタイリストさんだと年間40万ドル、2番手、3番手だと20万ドルぐらい稼いでいます。さらに「Mèche」 サロンや「Sally Hershberger」などのトップ・オブ・トップは、スタイリストの方でも年間30~40万ドル稼いでいて、日本の原宿、青山のスタイリストの方からしても考えられないレベルだと思います。
実は、美容師の高みという話でいくとさらにすごい方たちがいて、例えば「KAO(花王)」さんが買収した「Oribe」というプロダクト。これはもともとニューヨークのヘアスタイリストだったオリベさんが開発した美容プロダクトです。他にも「John Frieda」というロサンゼルス、ビバリーヒルズにあったサロンの美容プロダクトもKAOさんに買収されました。やはりアメリカである程度知られるようになると世界でも名が売られるようになって、プロダクトの収入も入ってくる、さらにそれがうまくいくとKAOさんや「L’Oreal」 などの大手の会社が買収するという流れになって、100億200億のお金が入ってくるということが実際にあります。そういった意味で、日本の若く志の高い美容師は、アメリカで勝負して高みを目指せるのではないかと思います。
美容師としてのさらなる売り出し方
さらなる高みを目指す美容師としての売り出し方は、最終的にはプロダクトの販売です。自分の名前のプロダクトを開発してブランドを作り、さまざまなマーケットで売り出していくことで違った方向から収入を得ることができます。成功すればその収益が入ってきますので、スタイリストとしてお客さまの髪の毛をセットしなくても、お金が入ってくる仕組みが出来上がります。これはトップスタイリストとして成功した方たちの最終的なゴールと考えられていて、私が以前買収したサロンの元オーナーさんも12品ほど開発していました。ただ、これがうまくいかないと倉庫代やボトル代などで余計な資金がかかってしまう上に、美容品には使用期限があるので期限内に使わないと廃棄するケースもあります。必ずしも商品を作るのが良いとは言い切れませんが、トップスタイリストはサービスを行わなくても収入源がある仕組みを作るのが理想とされています。
最初に選ぶ場所が重要
ただ、一点気をつけた方がいいのが最初の場所選びです。日本のエージェントさんや、こちらにもエージェントや学校からのいろいろな意見があると思うのですが、私は場所が重要だと思います。ぜひビバリーヒルズ、ウエストハリウッドに来てください。なぜかというと、ビバリーヒルズやウエストハリウッドはセレブやお金持ちが住んでいるエリアで、動くお金の単位が3~4倍から10倍くらい違います。先ほども話しましたが、単価がヘアカットだけで250ドルに加えて、チップも入れると300ドルは超えます。ビバリーヒルズに住んでいるような人だと30%とか40%のチップを入れるので、日本と比べると本当に単価が違います。日本の美容師さんは1日15回転ほどして、5000円の単価でかなりの肉体労働なんて話もよく聞きます。それに比べるとアメリカのサービスは優雅で、日本の半分くらいの回転率でお客さんとのんびり会話しながら仕事ができます。とはいっても全部のエリアでそんな優雅な仕事ができるのかというと、そういったわけではなくて、アメリカの田舎の方に行ってサロンのサービスをやろうとしてもせいぜい日本の1.5倍くらいの収入にしかなりません。英語の問題やエージェンシーの考えでアメリカの一般的なエリアで働き始めて、そこでお客さんができてしまって、5年も10年もそこを離れられない人をたくさん見てきました。ですから最初に選ぶ場所が本当に重要で、ビバリーヒルズ・ウェストハリウッドというちょっと特別なエリアに来るべきだと思っています。
日本の美容師はチャンスがある
日本から高みを目指して来て、高収入を目指していくならもちろんスキルを磨いて、人一倍努力しなくてはいけないというのは変わらないんですけど、私自身サロン経営していた経験からいうと日本人は気質としてもビバリーヒルズで成功する可能性がすごく高いと思います。働き者ですし、技術力としてもここで通用するものを持っている方は非常に多いんですよね。それに加えてホスピタリティーもありますので、言葉が完璧に通じなくてもやっていける可能性は大いにあります。美容サロンで何か過失があったりけががあったりしたときに報告するState Boardというアメリカの保健所のようなところがあるんですけど、日本国籍の人はそういったクレームが少なくて、国籍としての評価も非常に高いです。そういった意味で、ライセンスがトランスファーされやすかったりすることもあります。なので高みを目指すならば、アメリカに来て収入を上げる、世界トップクラスの美容師の年収に近づく、さらに輝けば自分のプロダクトを開発して作る。そこのレベルまでいくと、プロ野球選手や成功しているサッカー選手と変わらないような年収になります。私としてはぜひそういった高みを目指してアメリカのビバリーヒルズに来る日本人を応援したいなと思っています。
今回は、アメリカの美容業界について詳しくご紹介しました。カリフォルニア州で始める方は、良いエリアとサロンを選んで活動すると、日本では実現しえないメリットがあると思います。弊社ではアメリカへの美容留学、日本美容免許の書き換え、ビザサポート、アメリカでの美容の仕事などを支援しますので、どうぞお気軽に以下のリンクへお問い合わせくださいませ。
アメリカで活躍する日本人美容師の雇用形態と待遇
日本在住の美容関係の方々に向けた「アメリカで活躍するため」のコラムです。日本国内にいると理解しにくい、アメリカの美容師の雇用形態と待遇についてお話をしていきます。
日本とアメリカの美容師環境の違い
日本の美容師さんは、多くの場合、給与形態が決まっており、サラリーマンのように働いています。1日当たり10~20人といったたくさんのお客さんに対応する一方で、基本的に固定給で仕事をする方がほとんどです。一方で、アメリカでは今回ご紹介するコミッションやレンティングといった働き方や収入を得る方法があり、これらは最近日本の一部でも取り入られるようになってきました。
以下では、実際にビバリーヒルズとウエストハリウッドで美容室の経営をしていた私が、さまざまな働き方や収入を得る方法、またアメリカで美容師を始める際のお勧めの方法などをお話しいたします。
アメリカの美容師の雇用形態と待遇
アメリカでもフランチャイズやチェーン店で働いている美容師は、日本と同じ正社員です(アメリカではペイロール)。おそらく、日本では固定給で毎月同じ給料日に給与される形式が多いと思いますが、アメリカは給料の支払いの形態がバイウィークリーで、2週間に1回というパターンが多いので、毎月給料日が変わります。そしてペイロールの場合は、時給×働いた時間で計算されるのがほとんどです。ただ、アメリカと日本で最大の違いはチップです。単純に考えて、カリフォルニア州の今の最低時給は2023年から15ドル50セントなので、これで8時間勤務したことになると1日124ドル 、つまり1カ月で大体2500ドルくらいが新人でも最低賃金で保証されるということになります。これにプラスして、サービス料として15%~25%ほどのチップが入ります。アメリカは、がんばればがんばるほど評価されるので、認められるとチップはどんどん増える仕組みなのです。
ペイロールで働いた美容師が、業績が伸びて有名になっていくと、基本的にはレンティングかコミッションという形態になります。最近は、EDDという労働局が厳しいので、美容室で働く美容師さんは基本的に従業員かレンティングです。ただ、そうでない場合も多く散見されますので、そういう場合はコミッションを利用します。
コミッション制が美容師に好まれるのは、売り上げの約半分が入るからです。サンタモニカやLAのエリアの良いサロンでは、カットで単価80ドルから高くて1000ドルということもあります。私がサロンを始めた時のトップスタイリストは、カットで250ドルだったので、オーナーと美容師の取り分で50%/50%の場合は、それぞれ125ドルです。これは、サロンと美容師と地域によってだいぶ変りますが、私が知っているジェネラルなケースだとLAにある日系のサロンは、大体サロン側が60%で、美容師側が40%であることが多いです。ただ、お客さんが増えるほど美容師側の比率が高くなるので、実力と結果が重視されます。先ほど例に挙げたトップスタイリストは実際70%のコミッションだったので、1回のカットで175ドルほどでした。これで1日10人カットすれば1日1750ドル。そこに25%のチップが入ると、約2200ドルです。つまり年間で50万ドル位ということになります。これはトップスタイリストの話ですが、日本人でもこれだけ活躍できれば同等の収入が得られるということです。
一方で、レンティングは、サロン内の椅子をそのままサロンから借りて施術を行う働き方です。これは、サロン側からすると家賃と同等の扱いで、週に決まった金額が美容師からサロンに支払われるかたちになります。例えば、月に1万ドル収入があるスタイリストの場合は、400ドル×4週間で1600ドルをサロンへの家賃代として支払うため、月収は8400ドルです。自分でお客さんをたくさん持っていて人気で、充足率がよく、単価も高く取れる人は大体レンティングです。ただ、これは始めたばかりの新米スタイリストにとっては赤字になってしまうので、ある程度のお客さんがついている人でないとレンティングは難しいです。レンティングはお客さんも自分で管理することになるので、カード決済機を持参していたり、自身や顧客のスケジュール管理も行うので、いわゆる個人事業主のような形で仕事をします。
つまり、ペイロールから始まってそのうちコミッションになり、最終的にレンティングで個人事業主になるというのが、標準的なロサンゼルス界隈のスタイリストのステップです。
美容師としてのさらなる売り出し方
さらなる高みを目指す美容師としての売り出し方は、最終的にはプロダクトの販売です。自分の名前のプロダクトを開発してブランドを作り、さまざまなマーケットで売り出していくことで違った方向から収入を得ることができます。成功すればその収益が入ってきますので、スタイリストとしてお客さまの髪の毛をセットしなくても、お金が入ってくる仕組みが出来上がります。これはトップスタイリストとして成功した方たちの最終的なゴールと考えられていて、私が以前買収したサロンの元オーナーさんも12品ほど開発していました。ただ、これがうまくいかないと倉庫代やボトル代などで余計な資金がかかってしまう上に、美容品には使用期限があるので期限内に使わないと廃棄するケースもあります。必ずしも商品を作るのが良いとは言い切れませんが、トップスタイリストはサービスを行わなくても収入源がある仕組みを作るのが理想とされています。
スタートするエリアの大切さ
ここまでの説明は、良いエリアで仕事をした場合です。田舎の方では客単価が大きく違ったりするので、良いエリアであればそのくらいの収入も夢ではないということです。カリフォルニア/ロサンゼルスの良いエリアとは「ビバリーヒルズ」と「ウエストハリウッド」と言い切れると思います。本当に世界的に有名なスタイリストがいるのはウエストハリウッド。少し年齢が上がるけれど変わらないくらい良いスタイリストがいるのはビバリーヒルズです。
私自身がエージェントとして、日本から志高くアメリカに来て活躍しようとする美容師さんに伝えたいことは「良いエリアで仕事を始めよう」ということです。以前、ハリウッドで活躍するトップ3のサロンのオーナーさんにトップスタイリストの共通点について尋ねた際、口を揃えて言っていたことは「とても良いエリアの、とても良いサロンのアシスタントから始める」ということでした。前回の記事でもお話ししたように、美容サロンの単価の低いエリアでお客さんが付いてしまうとそこから離れられなくなってしまうのです。
ビバリーヒルズで初めから働くなど無理な話と思うかもしれませんが、日本人の美容師のスキルは非常に高いので全然そのようなことはありません! 私も以前トップサロンのオーナーに日本人のアシスタントを紹介しましたが、そのアシスタントを2~3日見てもらった結果、時間は守るし、規律正しいし、とても真面目に働いているという評価をオーナーさんからいただきました。こうなると、お客さんからの評価も上がっていき、2~3年継続して働いているうちにアシスタントにもお客さんが付いてきます。エリアの良いお客さんは大体チップも良いので、最終的に単価が上がってくる。こういう好循環によって高収入のスタイリストが生まれていきます。
今回は、アメリカでの美容師の雇用形態と待遇、そしてこれから美容師として活躍する方に向けたアドバイスなどをご紹介しました。カリフォルニア州で始める方は、良いエリアとサロンを選んで活動すると、日本では実現しえないメリットがあると思います。弊社ではアメリカへの美容留学、日本美容免許の書き換え、ビザサポート、アメリカでの美容の仕事などを支援しますので、どうぞお気軽に以下のリンクへお問い合わせくださいませ。
アメリカでコスメトロジーライセンスが取得できない理由とは?
夢を実現する道のり
アメリカやハワイで美容室を開業するには?【2020/10/20追記】
美容師に必要なハサミの種類やその用途を説明します
美容師の仕事道具と言えば「ハサミ=シザー」ですよね。
ハサミ1つで仕事をする仕事だからこそ、こだわりを持ちたいという方も多いはず。ハサミにはいろいろな種類があり、ハサミによって用途も変わってきます。
今回は、そんな美容師の必需品ハサミの種類や用途、メンテナンスについてご紹介していきます。
美容師のハサミは平均的にいくらかかるのか?
美容師が利用するハサミの金額は、ものによって様々であり、平均的に1丁当たり3万~5万円ほどと言われています。そのハサミを数丁保有していることで、使い分けを行っている方がほとんどです。
中には、1丁当たり数十万円するハサミもあるそうで、こだわりを持って使っている方もいます。またハサミの素材によっても金額が異なるので、よく切れるステライトなどは高価なものもあるため金額はチェックしておくといいでしょう。
初めのうちは、主に使うハサミを数万円で購入し、ほかに練習用として低価格のものを通販などでいくつか購入するといいでしょう。美容師のお店で働いているのであれば、先輩からハサミをもらうと費用もかからなくて済むため、使わないものがあれば、譲ってもらうのもいいかもしれません。
ハサミの種類
美容師のハサミはさまざまな種類があり、それぞれの用途があります。自分のカット方法や作りたいイメージに合わせてハサミも変わってきます。
ベーシック:ベースカットやブラントカットに使用
ハサミの中でもスタンダードなハサミになります。ハサミの足両方に刃がついているタイプで、刃の長さによってヘアスタイルも変わってしまうため、ベーシックのハサミを長さ別に持っている美容師も多いです。初めて買う場合は、一般的に使われている6インチから揃えていきましょう。
セニング:長さは変えずに毛量の調整する時に使用
俗に言うスキバサミのことを指し、長さは変えずに毛の量を調整(少なく)したい場合に使用します。1人のカットでもいくつかのセニングを使って仕上げることもあるため、※カット率に合わせてセニングを用意する必要があります。
中でもカット率20~30%セニングが一般的に使われており、初心者であれば必ず持っておきたいものになります。他にも、カット率15%で前髪の微調整、カット率40%で髪の量が多い時や刈り上げる時に使用するセニングもありますので、必要に応じて揃えていくのが良いでしょう。
※ カット率=1度のカットで切れる割合のこと。スキ率や落ち率という場合もあります。
スライド:髪に動きを出したい時やボリュームを抑えたい時に使用
刃が片方のみについているハサミのことで、髪の毛を滑らしながらカットできるハサミのため、動きのあるスタイルにしたいときに使用します。また、髪が刃から逃げる割合をスライド率と言い、スライド率が高い程カットできる髪の量も少なくなります。
アール:細かなディテールを仕上げる際に使用
刃がアール状になっているハサミの事を言います。スライドのように使うこともできますが、基本的には細かいディテールを仕上げる際に使用します。
ハンドルの種類
ハサミの種類と同様に、ハンドル(持ち手部分)にもさまざまな種類があります。このハンドル部分の相性によっては、腱鞘炎になってしまうこともあるため、自分に合うハンドルを選ぶ必要があります。
<メガネハンドル>
最も一般的に広く使われているのがメガネハンドルです。カットの安定率が高く、裏返しにしても使うことができ、初心者からトップスタイリストまで幅広く使われています。
<オフセットハンドル>
こちらは親指の指穴がネジ穴に近いタイプのハンドルです。そのため、指の開閉を大きくしなくてすむため、手の小さい女性や、腱鞘炎に悩んでいる方にオススメです。
<3Dハンドル>
その名の通り、ハンドル部分が少しねじれて立体的になっており、どんな角度でも手にフィットするものになっています。そのため長時間使用しても疲れにくいという特徴があります。
しかし、初心者が最初から3Dハンドルを使用してしまうとクセがついてしまい、他のハンドルが使えなくなってしまう可能性もあるため、初めて買う場合は、メガネハンドルかオフセットハンドルを選ぶのが良いでしょう。
何本持っておくのがいいの?
ハサミの所持本数に関しては、正直なところ個人差があります。というのも、人それぞれ得意とするカットが違ってくるためです。初めて買い揃えるということであれば、予備を含めて5本程度持っていれば問題ないでしょう。
ハサミの内容としては、ベーシック2本、セニング2本、スライド1本にしておけば、万が一落としてしまっても対応できます。セニングを2本持つ場合は、カット率の違うもので持ち、1本はカット率20~30%のセニングにしましょう。
寿命とメンテナンスは?
ハサミの寿命は、メンテナンスによって大きく変わってきます。ベストなメンテナンスは1人切るごとにセーム革で拭くのが理想です。しかし、実際にはなかなか難しいため、1日1回仕事終わりに拭くようにするだけでも、ハサミの寿命が延びます。
また、セルフメンテナンスとは別に、3か月に1回程度プロのハサミ屋に研いでもらうと何年も使うことができます。万が一ハサミを落としてしまった場合も、すぐに修理に出すのが良いです。
刃がかけた状態で使用し続けると、刃がダメになり最終的には買い替えが必要になってしまうケースもあるため、落とした場合は修理に出し、予備のハサミを使いましょう。
また、汚れ、サビはハサミの天敵です。汚れやサビを少しでも放置していれば、切れ味が悪化しカットのスピードが落ちる他、お客様の髪を傷めてしまう可能性まであります。「切られた時に痛かった」、「髪の毛をハサミで引っ張られた」なんていうクレームは、美容師としては命取りです。
それに、せっかくご来店していただいたお客様の髪に枝毛や切れ毛を作ってしまうわけにはいきません。カット中の違和感に気付く前に、以下のポイントを日々チェックして、ハサミの状態を維持することが大切です。
・乾いたティッシュが綺麗に切れるか
ティッシュを使えば簡単に切れ味の確認ができます。お客様の髪を引っ張ってしまうことがないか、すきバサミのチェックには特に重要です
・ハサミの汚れを拭き取ることができるか
簡単に落ちない汚れには要注意。サビてしまう一歩前かもしれません。
・開閉はスムーズか
刃やネジに問題があればスムーズに開閉できません。ハサミの開閉に注意をしておけばカット時の負担を軽減でき、腱鞘炎の予防にもなります。
セルフメンテナンスの方法と注意点
セルフメンテナンスの必須アイテムは刃の拭き取りを行う「セーム革」、ハサミの開閉をスムーズにし、汚れを落とすための「油」の2点です。どちらもハサミに付属されていることが多いですが、自分に合ったものを使うのがベストです。
メンテナンスの手順
(それではメンテナンスの作業について紹介します。手を切らないよう、十分注意してください。)
1. 拭き洗い
まずは親指と人差し指で2、3枚に折り重ねたセーム革を持ち、根元から刃先の方向に向かって動かして汚れを落とします。ハサミにこびりついた汚れを落とすのと同時に、目に見えない小さな「バリ」=「返り刃」を取り除きます。
この「返り刃」は長い間そのままにしておくほど取り除くことが難しくなり、切れ味の低下を引き起こします。毎日のメンテナンスが非常に重要ということが分かりますね。拭いても落ちない汚れは熱いお湯で洗い流し、再度セーム革を使って水分を残さないよう拭き取る必要があります。
ここで熱いお湯を使うのは、水やぬるま湯よりも汚れが落ちやすく、蒸発の早さからハサミ本体に水分が残りにくいためです。この時、すきバサミには歯ブラシを使うのも有効です。クシとクシの間に挟まった細かい髪の毛を取り除くのにとても便利です。
2. 油をさす
続いて、油を補給します。ハサミの刃を開いた状態でネジの下部分、更にそこから手元に寄った「触点」に1~2滴。ネジ部分には1滴。ネジ部分から刃先に向かっての部分にも表面と裏面、それぞれ1~2滴の油を補給します。
次に、全体的にオイルが行き渡るよう、まんべんなくセーム革を使って馴染ませます。皮脂や頭皮の汚れが溜まりやすい「触点」を綺麗にし、油で開閉をスムーズにするこの工程はハサミの寿命に大きく関わっています。
ハサミを長く大切に使うためにも、特に丁寧に行いましょう。更に全体の汚れと油が残らないよう、最初の工程と同じく2、3枚に折り重ねたセーム革で拭き取っていきます。セーム革がきちんと刃に当たるよう、反対側の刃も同様にして親指を刃に軽く押し当てるのがポイントです。
3. ネジを調整する
最後に、ハサミを数回開閉してネジの硬さを確認します。適切な硬さを保つことで、お客様の髪を噛んでしまったり、刃が強くあたり過ぎることを避けられます。最適な締め具合はハサミのメーカーによって異なりますが、一般的には刃をゆっくりと閉じた時に、刃の中心辺りからそれぞれの刃同士が擦れ合いを感じる程度の強さが適しているとされています。
この他にも、ハサミを無理に押し切るように使用していると刃に大きな負担をかけることになってしまいます。普段の使用についても今一度振り返ってみましょう。
カットレベルに合わせてハサミを選ぶ
一番最初に買ったハサミをずっと使い続けている美容師もいると思います。長年使っていると、使い心地も良く愛着がありますし、新しいハサミを買い揃えないでいるなんてこともあると思います。
しかし、初心者時代のカットスキルと経験を積んだスタイリストのカットスキルではかなりの差があるため、自分のカットレベルに合わせてハサミを買い替えることで、カットスキルが上がることもあります。
最初に買ったハサミを使い続けることも悪いわけではありませんが、いろいろなハサミを試しカットすることで、ハサミによるカットスキルのばらつきはなくなってきますし、スキルの底上げができます。スタイリストになって5年を目処にハサミを見直してみるのが良いでしょう。
まとめ
今回は、美容師の仕事道具ハサミについてと、ハサミによるカットスキルの変化についてご紹介してきました。美容師にとってハサミは、とても大切な存在です。
古くなったハサミを使っていては、お客様の髪を傷めてしまう原因にもなってしまいます。ハサミは安い物ではないし、長く使うものだからこそ自分のレベルに合わせたハサミを選んでいきましょう。
生徒さんの例①ハリウッド最高級サロンで就職実現!
2018年が明けてすぐ、ある1人の女性からLINEへご連絡がありました。
「来月から、ロサンゼルスの美容学校に入学するのですが、私はロサンゼルスで働けるようになるのでしょうか?」
日本の学生さんや美容師さんが、カリフォルニア州で美容師として働けるようになるためには、2つの問題をクリアする必要があります。1つはコスメトロジーライセンスの取得、もう1つは就労ビザ、または、グリーンカードの取得です。
彼女の場合、カリフォルニア州の美容専門学校に入学するため、M1ビザを取得していました。通常、M1ビザからのコスメトロジーライセンス取得、そして、就労ビザ取得は、非常に厳しいのが現状です。
「就労ビザはともかく、美容専門学校に入学してもコスメトロジーライセンスが取得できないのですか?」
「そうです!非常に難しいです」
その後、美容専門学校入学してからも、彼女は何度か私のところに相談に来ました。ほどなく、彼女は、弊社Yuka Enterprisesとエージェント契約を結び、サポートが本格的にスタートし、弊社のサポートにより、2019年3月コスメトロジーライセンスを取得、同年4月に、グリーンカードのワークパーミットを取得、翌月には、就職活動を開始したのです。
弊社は、カリフォルニア州で1、2位を争う高級セレブリティサロンである MéCHE と NineZeroOne をご紹介し、面接には、弊社スタッフが同行しました。
結果、MéCHEサロンのアシスタントとして雇用が決まったのです。
Misatoさんへのインタビュー
今回のコラムでは、わずか1年で見事に夢を実現したMisatoさんへのインタビューをお届けいたします。
Yuka:この度は、MéCHEサロンへのご就職おめでとうございます!
Misatoさん(以下敬称略):ありがとうございます!皆さまのおかげです。
Yuka:MéCHEサロンでは、どのスタイリストのアシスタントになるのですか?
Misato:リッチというスタイリスト(カラーリスト)です。
Yuka:尊敬または憧れているスタイリストはMéCHEサロンにいますか?
Misato:トレーシーというカラーリストです。1日に40~50人くらいお客様が来ます。それと、ハリウッドセレブのハウスコールもかなりしています。MéCHEサロンの中でも、トップスタイリストで、アシスタントも5人います。
Yuka:凄いですね。超高級サロンでカラーということは、平均客単価で500ドルと考えた場合、彼女は1日で2万5千ドルほど売り上げるということですね。
Misato:ハリウッドセレブも、めちゃくちゃ来るので本当にすごいです。私はハリウッドセレブに疎いので、顔を見ても誰かわかりませんが、もしわかったら緊張してしまうので、セレブに疎くてよかったと思います。
Yuka:セレブに詳しかったら、ドキドキが止まらなくて仕事どころではなくなってしまいますよね(笑)。ところで、Misatoさんは子供の頃から美容師になりたかったのですか?
Misato:いいえ。最初はダンサーになりたかったんです!
Yuka:ダンサー!?
Misato:はい。3、4歳から始めて、学生の頃にアメリカで開催されるダンス世界大会 (International Cheer Union) のジャズダンス部門(団体)で優勝しました。
Yuka:優勝とは素晴らしい!
Misato:ダンスについては、やりきった感じです。この動画の最初に、真中でクルクル回っているのが私です。
Yuka:バレエもやっていたのですか?
Misato:はい!3歳から始めました。ダンスよりも先にバレエから入りました。
Yuka:美容師ではなくダンスでプロを目指そうと思わなかったのですか?
Misato:ダンスは、優勝もしたし、その時に夢を実現できたので。仕事での夢は世界で活躍するスタイリストです。
Yuka:トレーシーのようなカラーリストですか?
Misato:はい!あそこまでなれるかわかりませんが、夢は大きい方が良いと思います。日本のサービスを取り込んだサービスも提供できるカラーリストになりたいです。
Yuka:トレーシーのようなカラーリストになって、さらに日本のきめ細かなサービスを提供できたら凄いですね。
Misato:がんばります!
Yuka:ところで、なぜ美容師(スタイリスト)になりたいと思ったのでしょうか?
Misato:実は、父も祖母も美容師だったんです。そして母はヘアサロンを5店舗も経営していたので、自然に美容師になるものだと思うようになってました。
Yuka:真のサラブレットですね。私の今後の夢は、Misatoさんを美容プロダクトで大成功したスタイリストのOribeのように有名にすることなんですよ。
Misato:本当にそうなれたらすごいけど、まずはアシスタントとして日々努力してがんばります。
Yuka:ダンスで頂点を取ったので、スタイリストとしても、ぜひ頂点目指して頑張ってください。
Misato:はい、今後もよろしくお願いします!Yuka Enterprisesさんのおかげで、ライセンス取得ができ、憧れのサロンでも仕事ができるようになりました。そして、少し気持ちにも余裕ができたので、チアダンスも趣味として始めようと思っています。
Yuka:Misatoさんのフォローアップ(英語力、キャリアアップなど)をしていきますので、今後もよろしくね!
Misato:こちらこそ、よろしくお願いします!
インタビューを終えて
ロサンゼルスに来てすぐに、弊社とエージェント契約をしたMisatoさん。結果的に、ライセンス、就労ビザ(グリーンカード)、超一流ヘアサロンへの就職を、なんと1年で実現してしまいました。
弊社もサポートに努めましたが、なんといっても、Misatoさんの努力が大きかったと思います。まだ可愛らしい学生さんの面影もあるMisatoさんですが、たぐいまれなる芯の強さがあると感じていました。
「ダンス同様に、スタイリストとしても、No1を目指して頑張りましょう!!Misatoさんなら、きっと実現できます!!」
ロサンゼルスで美容を学びたい!~ビザ&学校情報~
これから美容を学ぼうと思っている方で、アメリカの美容学校を希望する場合は、学生ビザの取得が必要になりますが、その学生ビザにはM−1とF−1という2種類がございます。
美容学校は専門学校となるため、基本はM−1ビザとなりますが、コミュニティー・カレッジなどの美容学部に通う場合は、F−1ビザを取得することも可能です。
ビザの種類
アメリカで美容師になるためには2つのビザの選択肢があります。自分の目標に応じて取得するビザの種類が違ってくるので、注意が必要です。
M-1ビザ
M−1ビザとは、専門性のある学校に行くために発行されるもので、最長で1年となっています。どの美容学校やメイクアップの学校のプログラムも1年以内で終わるので十分です。
その後も、OPT(オプショナル・プラクティカル・トレーニング)というものを利用し、3カ月間インターンとして働くことができます。M−1からのF−1への切り替えは不可能なので、英語に自信がなく語学学校に行ってから美容学校に進みたいという方には、F−1ビザの取得をおすすめいたします。
F-1ビザ
F−1ビザとは、語学学校や大学・大学院に行くために発行されるもので、就学に必要な期間が発行され、通常1年から最長で5年となります。
美容学校というよりも、コミュニティー・カレッジなどの美容学部へ進むという形態になり、このF−1ビザを所持し、英語が苦手という方は、語学学校へ通ってから美容学校に行くという選択肢もあります。F−1ビザからのOPTの期間は1年で、M−1よりも長くなっています。
ロサンゼルスの学校紹介
美容学校(1600時間・約1年)
Paul Mitchell(ポール・ミッチェル)
Mitchellは、パサデナという街にある美容師・美容家を養成する専門学校です。メディアや高級サロンで活躍する数多くのセレブスタイリストが卒業しています。パサデナは、ロサンゼルス北東の郊外にあり、古くから開けてきた地域です。歴史的な建造物も多く、趣のある街並みが特徴です。
パサデナの教育レベルも高く、世界ランキングでベスト10常連のカリフォルニア工科大学もここにあります。ロサンゼルス市街中心部からもアクセスが良く、治安も良いことから、日本人に人気の観光地区です。この学校のコースは4つに分かれており、フルタイム(週5)・週3のみ・昼間のみ・夜間のみと、柔軟なスケジュールを組むことができます。入学時に求められる語学力はありません。
授業料や教材費等の合計: 2万3,000ドル(年間)
El Camino College(エル・カミーノ・カレッジ)
ロサンゼルス空港から南に下った場所にある2年制公立大学です。周辺には日系企業が多く、海外生活に不安のある生徒でも気軽に留学生活を楽しめます。有名な観光地のレドンドビーチやマンハッタンビーチも近くにあります。
質の良い教育とリーズナブルな授業料のため、大変人気です。必要になる英語力は、TOEFL iBT 45、IELTS 4.5、英検2級A、TOEIC 620、TOEFL 450点ですが、カレッジ内のエルカミーノ・ランゲージ・アカデミー(ECLA)または、提携しているELS Language Centersでレベルを終了すると、上記の条件がなくても入学を許可されます。
授業料や教材費等の合計: 約$8,700ドル
Santa Monica College(サンタモニカ・カレッジ)
Santa Monica Collegeは、全米最大の2年制公立大学で、全世界から約3,300人の留学生が在籍しています。専攻がとても多く様々な科目を勉強することができます。キャンパスの広さも東京ドーム3.3個分の広さがあるので、留学生活を存分に楽しめます。
ロケーションも、観光地であるサンタモニカやベニスビーチの近くに位置しているので、交通の便がかなり良いです。市内を縦横無尽に走るバスがあり、学生は無料で使えるため車を持つ必要がありません。必要になる英語力は、TOEFL iBT45点、IELTS5.0、英検2級A、当協会主催のTOEFL 500点ですが、ELS Language Centersにてレベルを終了すると入学が許可されます。
授業料や教材費等の合計: 約1万1,880ドル
メイクアップスクール
Cinema Makeup School(シネマ・メイクアップ・スクール)
Cinema Makeup Schoolは、ロサンゼルスにある有名なメイクアップスクールです。特殊メイク効果やプロフェッショナルメイクの授業を行っており、世界でも数少ないメイクアップトレーニングスクールとして知られ、ミュージックビデオやコマーシャルの撮影の中心として国内外から高く評価されています。
短期コースも開講されているので、留学生がかなり通いやすい条件となっています。専門学校になるので、M−1ビザとなります。ロケーションもコリアンタウンに位置する学校で、コリアンマーケットには日本の食材もたくさん売っているので大変便利です。ロサンゼルスでは数少ない電車の駅が隣にあるので、ダウンタウンやハリウッド、ユニバーサルなど、交通に便利な場所でもあります。入学時に求められる語学力はありません。
授業料のみの合計: 900~2万7,250ドル *コースによって異なる。
Elegance lnternational Makeup(EI Makeup) エレガンス インターナショナル メイクアップ
Elegance International Makeupは、1966年に創設という古い学校ですが、近年新校舎を開校したばかりで、最新の設備が整っています。12カ月のコースで、ビューティーメイク、シアターメイク、ファッションメイク、TVや映画のメイク、特殊メイクがすべて学ぶことができます。講師は、アカデミー賞受賞者や現役のメイクアップアーティストを起用されています。
ロケーションもハリウッドの中心に位置し、ファッション、ミュージック(ライブハウス、音楽学校、レコード店アミーバなどがある)、演劇シアター、映画館(5箇所)、ストリートアート、フィルムスクールなど、周りはとても賑やかです。ここも数少ない電車の駅が近くにあるので交通に便利なところです。
授業料や教材費等の合計: 2万2,350ドル