7. セレブスタイリストインタビュー3 ~NIKKI LEEさん~

今回は、ロサンゼルスで今最も流行っている高級サロン「NINE ZERO ONE SALON(901サロン:ナイン・ゼロ・ワン・サロン)」のオーナーNIKKIさんにインタビューしました。
YUKA:
スタイリストになったきっかけはなんですか?
NIKKI:
実は高校を卒業した時、歯科衛生士になりたいと思って見学に行ったのです。でも私にとって魅力的な仕事ではないと思いやめました。私は幼い頃から、髪の毛のスタイリングが好きだったのです。またプロムや学校のイベントのために、お友達の髪の毛をセットしていまし た。さらに当時、親友が美容を勉強していたこともあり、もしかしたら私はスタイリストに向いているのかもしれないと思い、美容学校に入学しました。
YUKA:
どちらの美容学校に行かれたのですか?
NIKKI:
私の出身地であるネバダ州リノ市のインターナショナル・スクール・オブ・スタイル(International School of Style)です。ロサンゼルスに引っ越した後は、サンタモニカにあるフレッド・シーガル・ビューティー(Fred Segal Beauty) でトレーニングを受けました。そこでビジネスパートナーのリアーナ・カプリ(Riawna Capri) に出会ったのです。さまざまな美容室で働きながらセレブのお客様と出会い、NINE ZERO ONE SALONを開けることができました。
YUKA:
何から始めましたか?
NIKKI:
セレブのエクステをする機会が多かったので、それで有名になりました。セレーナ・ゴメス(Selena Gomez)、ジェニファー・ローレンス(Jennifer Lawrence)、 リア・ミシェル(Lea Michele)、エマ・ロバーツ(Emma Roberts)など映画の役作りのためのエクステのお客様がとても多いです。
YUKA:
どのようにセレブのエクステをスタートしたのですか?
NIKKI:
フレッド・シーガル・ビューティーでアシスタントをしていた時、この業界で活躍するのは厳しいと気づき、どのように目立つかを考え始めました。当時、ロサンゼルスでエクステを上手にできる人は一人しかいなかったので、グレイト・レングスズ・エクステンションズ(Great Lengths Extensions)に行ってクラスを取りました。そこでとてもエクステを気に入り、上手くナチュラルに仕上げられるように練習をしました。
YUKA:
エクステはお客様によってカスタマイズするのですか?
NIKKI:
通常は6~8時間かかるところを、リアーナと私は2人で手掛け、2時間で終わらせています。お客様は長い時間サロンにいるのを嫌がるので、早めに終わらせることが大切ですね。私たちの特徴は、カット、カラー、エクステを全部できることです。エクステを入れる際は、地毛と色がマッチしていることが一番大切です。カラーをしない人がエクステを手掛けるとシームレス(地毛との差がないこと)にブレンドできないこともあります。お客様が金髪に染めたいとおっしゃったら、どんな感じの金髪かをよく相談して、その色に合うエクステを探したり染めたりします。
YUKA:
NINE ZERO ONE SALONをどうやって立ち上げたのですか?
NIKKI:
NINE ZERO ONE SALONは、本店の住所番号だったので店名はそこから決めました。私たちにとってこのサロンを始めるアイデアはシンプルでした。ロサンゼルスやニューヨークにある高級サロンは、サリー・ハーシュバーガー(Sally Hersheberger)やアンディ・レコムテ(Andy Lecompte)のようにオーナーの名前が付いたサロンが多いです。そういうサロンで働いてみたけれど、その場合残念ながら、功績を認められる人は、いつもオーナーになってしまうのです。私たちは、シンプルでスタイリストたちが楽しんで仕事をしたくなる環境を作りたかったのです。
YUKA:
新しいスタイリストを雇用する際に何を重視していますか?
NIKKI:
私は、誰にでも髪の毛のスタイリングを教えることは可能ですが、人の性格は変えられないといつも思っています。 お客様がすごく多いスタイリストや、才能のある人なのに、性格がすごく悪い人が面接に来ると、いくらスタイリングが上手でも雇いたくなくなりますね。なるべくスタイリスト間で問題が起こらないようにしたいです。性格の良い人だったら、私たちもどのように手伝えるか工夫して、サロン全体を良いチームにしていきたいです。この業界は、自分のテクニックはもちろんのこと、どの材料を使っていることさえ教えてくれない人が多いのです。同じ材料を使っても、違う人が使ったら全く同じ結果にはならないので、なぜ教えてくれないのかが不思議です。私とリアーナはそれを変えていきたくて、2011年にアカデミーを開きました。ブティックアカデミーなので、10人ずつ生徒がいて、サロンのスタイリストが教えているクラスがいろいろあります。私とリアーナは、ビューティー・コーチ・ツアーで、いろいろな場所に行ってクラスを教えていました。子供ができてからは遠ざかっていますが、今年10月に、パームスプリングス市でデモをします。BCTV (Beauty Coach Television) という番組から有名なスタイリストを呼んで、いろいろなことが学べる実習ビデオも作成する予定です。本当に楽しくて幸せです。
YUKA:
どうして教育への情熱があるのですか?
NIKKI:
私とリアーナがフレッド・シーガル・ビューティーでトレーニングをしていた時、スタイリストたちが他の人を手伝ったりしなかったことがすごく不思議でした。私はマスター・カラーリストと呼ばれているけれど、たまには間違うこともあるし、他の人の意見を聞いて上達すると思います。みんながそうやって上達できたらいいなと思い、私たちのサロンではそんな環境を作っています。私自身、一人でロサンゼルス全ての人の髪の毛をスタイルできるわけではないので、他の人にテクニックを教えて、みんなでお客様を集めて働ければいいと思っています。その考え方が全てのサロンを成功させるとは思いませんけれども、それが私たちの哲学です。
YUKA:
オーナーとして困ったことはありますか?
NIKKI:
もちろん、毎日問題は起こります。だからリアーナと私で、20人ほどのオーナーを集めて「オーナーズ・ランチ・イン(Owner’s Lunch In)」というクラスを教えています。いくらビジネスが成功していても、会社の中で困ることは多いです。一番苦労した時は、サロンのリース契約する前の日に、投資家が取り止めたいと言い出し、結局自分たちの貯金を切り崩したり、クレジットカードを使ったりして、なんとか家賃などを捻出しました。 困ったことや苦労はあるけれど、恐れずに頑張っていたら成功します。私一人ではできなかったと思います。リアーナがいて本当に助かっています。
YUKA:
どうやってセレブのお客様を増やしたのか教えてください。
NIKKI:
私たちは、セレブであろうと一般人でもあろうと、みな同じだと思っています。セレブだから特別扱いはしないです。普通に接することで、セレブのお客様も話しやすくなり、それが信頼関係を構築することに繋がっていきます。
YUKA:
同じ美容業界で成功したい人に一言アドバイスはありますか?
NIKKI:
柔軟な考えと謙虚であることが一番ですね。もし一からやり直してアシスタントにならなくてはいけなくなっても、思い遣りを持って頑張っていたらまた評価されるようになります!

 

● 感想

NINE ZERO ONEサロンは、今ロサンゼルスで注目を集める人気No1高級サロンです。ビバリーヒルズやハリウッドのセレブやスタイリストに、最も人気があるサロンを3つ聞いた時に必ず入るサロンがNINE ZERO ONEサロンなのです。NIKKIさんは教育熱心でもあるので、ぜひこの機会に日本人スタイリストにも学んで欲しいです。

オンライン教育もあるので日本からでも入会可能!!
Lineアカウント:@yukastyleまたはemail: yuka@yukastylebh.com までお問い合わせください。
NINE ZERO ONEサロンのオフィシャルサイト
https://www.ninezeroonesalon.com
インスタグラム
https://www.instagram.com/ninezeroone/

6.セレブ・スタイリスト~インタビュー1 ~YUKIさん~

アメリカの生活が長い方は、セレブスタイリストYUKIさんの名前を、一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。

私が、数年前にサロン買収のためにロサンゼルスに来た時、エージェントが「あの超有名なYUKIさんのサロンが売りに出ています!」と興奮しながら連絡をくれたのを、今でも覚えています。しかし実は、エージェントの勘違いで日本人のYUKIさんのサロンではなく、アメリカ人のYuki Sharoni氏のサロンが売りに出ていたのですが、縁あって結局、私はそのYuki Sharoni氏のサロンを買収することになったのです。

私が実際に日本人のセレブスタイリストYUKIさんにお会いしたのは、買収後にYuki Sharoni氏から彼を紹介してもらったことがきっかけでした。日本人のYUKIさんもYuki Sharoni氏も、長年ビバリーヒルズエリアでサロンを経営していたため、お互いに友達同士でした。また名前が似ているので、それぞれのお客様が間違って相手のサロンに電話をかけてしまうことも多かったようです。

さて、少々前置きが長くなりましたが、今回は日本人スタイリストのYUKIさんのインタビューをお届けします!

 

TAKA(私):
YUKIさんは、いつアメリカ(ビバリーヒルズ)に来られたのですか?そしてきっかけは何だったのでしょうか?
YUKIさん(以下敬称略):
こちらに来たのは、僕が24歳の時です。横浜で生まれたのですが、父が米軍キャンプで働いていて、洋服も食べ物もみなアメリカのものだったのです。サンデー・スクールに通っていて、サンクスギビングを祝ったり、アメリカの映画を観たり、港にはアメリカ人がたくさんいて大きな影響を受けました。3、4歳の頃には、海の向こうは何があるのかな?と、海を渡って外国に来ようと思っていました。
TAKA :
そんな小さいころから、海外に来ようと思っていたのですね(笑)。日本ではどの美容学校に通うわれたのでしょうか?
YUKI :
マックスファクター(男女共学)を卒業しました。日本では石渡 潔(近代美容の礎を築いた美容師)、麻生こうじが私にとって先生だった。川島文夫(PEEK-A-BOO代表)が同じ世代です。東京に行くと川島さんとはよく食事を共にする仲です。
TAKA :
そうそうたる方達ですね(笑)。英語などはどこで学んだのですか?
YUKI :
米軍キャンプにすぐに入りました。そこで英語とカルチャーの勉強をしました。
TAKA :
日本では美容師免許を持っていましたか?
YUKI :
日本の美容師ライセンスを持っていました。当時は、ファッションショーなどの仕事もしていました。その後、ロサンゼルスにあった山野美容学校に入ったんです。当時はウィルシャー通り(ビバリーヒルズ)にあったけど、今はマリネロになったのかな。
TAKA :
当時美容師として、アメリカでの目標をお持ちでしたか?
YUKI :
僕は最初からアメリカのファースト・レディーの髪を手がけたかったんです。そのつもりでアメリカに来ました。
TAKA :
その夢は達成したのですか?
YUKI :
夢ではなくてね「目的」です。もちろん叶えました。ナンシー・レーガン元大統領夫人の髪を手がけました。日本で待っててもファーストレディーは来ない。ですから自分からアメリカに行くことにしました。
TAKA :
なるほど。夢ではなく「目的」として考えることが重要ですね!
YUKI :
トランクとバッグの荷物2つでロサンゼルス国際空港に来ました。学校は決まっていましたが、ホテルなどは決めておらず、どうにかなるだろうと思って来たのです。泊まるところがないから、まず最初に学校に行って、そこで知り合った学校の生徒の家に最初の2、3日は泊まったのです。茂木さん(日本の高度なカット技術をアメリカに持ち込み、ハサミ等の日本の優れた美容道具をアメリカに広めるなど日本と世界の理美容業界を繋げ、世界で活躍する日本人ヘアスタイリストのパイオニア)には、その頃にロサンゼルスで出会いました。茂木さんとはお茶にいく仲です。
TAKA :
山野美容学校卒業後はどうされたのですか?
YUKI :
美容学校を6カ月で卒業し、加州コスメトロジー・ライセンスを取得しました。日本で美容師をしていたので早かったですね。
TAKA :
最初に就いた仕事は何だったのですか?
YUKI :
ビバリーヒルズでヘアドレッサーをしていたダンさんが、アシスタントを探してると聞いて、そこで働きました。その時から、日本人スタイリストは重宝されていたと思います。アシスタント時代は、長時間働くことは、むしろありがたいと思っていました。
TAKA :
忙しく疲れると辞めてしまう方が多い中で、YUKIさんのそのお考えは稀有ですね!
YUKI :
その後も、ずっとビバリーヒルズで働いていました。せっかくアメリカに来たのですから、その中心エリアで働きたいと思っていました。今でもそうです。日本でいうと六本木とか銀座ですね。
TAKA :
なるほど。その分競争はほかのエリアより激しくお客さまの注文も高いと思いますが、その方がやりがいを感じるということですね。その後はどうされたのでしょうか?
YUKI :
自分のサロンをバートン・ウェイ沿い(ビバリーヒルズ)にオープンしました。
TAKA :
その時はかなり投資されたのですか?
YUKI :
そうですね。幸い、投資金は比較的低くてすみましたが。Los Angeles Times、VOGUE、 Hollywood Reporterなど、あらゆる美容雑誌に自分の記事が載りました。オープンから3年経って、リースの料金が上がり店も小さかったので、サンセット大通り(ハリウッド)に移ったんです。映画『サンセット大通り』の影響もあったかもしれません。そこで32年間サロンを経営していました。20人以上のスタッフを雇ってましたね。
TAKA :
32年間ですか…。10年でも大変なのに凄いですね。場所もいいですし、大きなサロンだったので、家賃は相当高かったのではないですか?
YUKI :
15年前で当時家賃は2万ドルでしたね。
TAKA :
お話を聞いているとトントン拍子ですが、どこでブレイクされたのでしょうか?
YUKI :
ずっとです(笑)。バーバラ・ウォルターズさん(アメリカの有名なジャーナリスト/テレビ司会者。日本の黒柳徹子さんのような方)を担当していました。彼女と世界中飛び回っていましたね。エミー、オスカー、トニー、ゴールデン・グローブなど、有名な授賞式にはいつも一緒にいて、彼女のヘアメイクを担当していました。それから女優のルシル・ボールさんや俳優のマーロン・ブランドさんのヘアも手掛けました。
TAKA :
凄い人たちばかりですね。世界のスタイリストとも交流はありましたか?
YUKI :
パリのアレキサンドラ、ニューヨークのケネス、それからビダルサスーンとは交流がありました。
TAKA :
ビダルサスーンですか…。凄いですね。
YUKI :
ずっとVOGUEの表紙のヘアメイクをしていた須賀勇介さんとは友人で、「東(イーストサイド)のユウスケ、西(ウエストサイド)のユキ」と言われていました。
TAKA :
YUKIさんはまずアメリカで有名になって、それから日本でも名が知られるようになったんですよね。
YUKI :
おそらくアメリカのメディアに取り上げられたからでしょうかね。
TAKA :
日本の芸能人の方も数多く手がけられていますよね。
YUKI :
宮沢りえさん、松田聖子さん、森進一さん、それから森さんの息子さんでOne OK RockのTakaさんなど、著名人を手がけています。
TAKA :
素晴らしいですね! オーナーとしてのご苦労はありますか?
YUKI :
苦労はないです(笑)。スタッフに恵まれましたので。
TAKA :
YUKIさんのアシスタントも、皆スタイリストとして有名になっていますね。きっとYUKIさんのご指導がよかったのでしょう。当時経営されている店のマネージメントはご自分でされていましたか?
YUKI :
全部自分でやってました。経理以外は全部です。全体の動きわかるからよかったです。
TAKA :
YUKIさんなら、オリジナルプロダクト開発の話もあったのでは?ORIBE(ニューヨークのヘアスタイリスト。Luxury Brand PartnersとともにORIBEブランド確立。2017年12月にKAOが買収)のように。
YUKI :
ORIBEもよく知ってます。日本からプロダクト開発のオファーやパートナーの依頼があったけどお断りしました。そういう欲はあまりないので。
TAKA :
最近日本に一時帰国されましたか?
YUKI :
年に2回は日本に帰っています。必ず桜の時期には、日本の桜を見に帰ります。桜からエネルギーをもらえます。日本の桜はエネルギーの源です。
TAKA :
カッコイイですね!最後に、これからハリウッドを目指すスタイリストにメッセージをお願いします。
YUKI :
努力すれば目的は叶う!そして健康が一番。健康ならエネルギーが自然と湧いてきます。
TAKA :
ありがとうございました。僕も先生からエネルギーを貰いました!
● インタビューを終えて

YUKIさんは、アメリカで日本人スタイリストとして成功した第一人者。YUKIさんのお店で働いていたスタイリストが今オーナーやセレブスタイリストとなり、ビバリーヒルズやハリウッドで活躍しています。同世代とおっしゃっていた川島文夫氏をはじめ、伝説の美容師と呼ばれる須賀勇介氏と並び称されるべきセレブスタイリスト(美容師)であり、ビバリーヒルズを舞台に世界のセレブを美の虜にした、唯一の伝説的ヘアメイク・アーティストです。ちなみにYUKIさんは現在MLBで大活躍のロサンゼルス・エンゼルス大谷翔平選手を応援しているとのことです。

YUKIさんに学ぶ ~セレブスタイリストになるための5つのポイント~
  • 何ごとにも美的好奇心を持つ。
  • 身の置き場所が良くする(ビバリーヒルズ、ハリウッド)。
  • 努力を惜しまず目的をはっきりする。
  • いつもプラス思考でいる。
  • 感謝の気持ちを人一倍持つ。
YUKIさんが勤務している店舗情報
クリストフサロン ビバリーヒルズ店
https://cristophe.com/beverly-hills/salon/

YUKIさんに関するご質問など、お気軽にお問い合わせください。

Lineアカウント:ID:@yukastyleまでお気軽にどうぞ!

5.セレブスタイリストインタビュー2 〜NEILさん〜

今回は、ビバリーヒルズ/ハリウッドエリアの中でも1位2位を争う超高級サロン「MeĆHE」オーナー/スタイリストのNEILさんにお話しをお伺いしました。顧客の中にはモデルのハイディ・クルムもおり、ほかにも多くのセレブを手がけているセレブスタイリストです。


YUKA(私): 
どうしてスタイリストになろうと思ったのでしょうか?
NEILさん(以下敬称略): 
最初はファッションに興味を持っていましたが、16歳の時にファッションに関わりながら仕事のできるスタイリストになることを決めました。

YUKA : 
どちらの美容学校に行かれたのですか?
NEIL : 
僕はイギリス出身なのですが、イギリスでは、スタイリストを目指す場合、美容学校に行くよりアシスタントプログラムに参加するんです。そこで、僕はロンドンにある「ダニエル・ハリソン」という高級ヘアサロンでアプレンティスシッププログラム*1に参加したのです。イギリスでは、どれだけ有名なサロンで働くかが重要で、そのサロンはイギリス王室の対応もしていました。通常は、アシスタントから始めると、3年でフロアに立ち、スタイリストとしてデビューできるのですが、私は16歳からスタートし、19歳の時には「ネベル・ダニエル」というサロンで、ヘアスタイリストとしてデビューしました。そこは、とてもヒップなサロンで、モデルやセレブが来るサロンでしたね。

YUKA : 
なぜビバリーヒルズで働きはじめたのですか?
NEIL : 
ある女性から、ビバリーヒルズに来た方が良いと勧められたんです。実際にビバリーヒルズに来たら、文化もファッションもとても素晴らしく、一瞬でロサンゼルスに恋に落ちてしまいました。ロサンゼルスのファッションは、ロンドンに比べてもっとカジュアルな感じで、僕にはとてもフィットしていたし、そういうことを含めてロサンゼルスは最高の街だと感じました。とにかく、ロサンゼルスはラフでファッショナブルな雰囲気。かっこいいジーンズとTシャツを着て、髪型もカジュアルでおしゃれだと思いました。

YUKA : 
ビバリーヒルズに来て困ったことはありましたか?
NEIL : 
どんなキャリアでも、一から始めるのは難しいと思います。ロンドンでは有名だったけどこっちに来たら、僕のことなど誰も知らないし、インスタグラムとかもなかったから、お客様に来てもらうのも難しかったですね。何より僕と一緒に働いてくれるスタイリストを探すのが、最初は一番苦労しました。僕がアメリカに来たのは25歳の時で、仕事のつてがあるわけでもなく、家族や知人もいませんでしたから、とても孤独で大変でした。ただ、僕にはスタイリストとしての自信だけはあったんです。そして、ありがたいことに、アメリカに来てまもなく忙しくなり、時間が経つとともに、自然に人のネットワークが拡がっていったんです。

YUKA : 
ヘアスタイリングをしていて何が一番楽しいですか?
NEIL : 
女性をキュートにセクシーに、そして笑顔にさせるのが好きです。お客様を本当に満足させることは簡単ではないけれど、その人をよく観察して、その人のことを心から綺麗にしたいと思うと、いろいろ発想が湧いてくるんです。それってスタイリストにとって、重要なことだと思います。人を理解することは、簡単なようで一番難しい。理解しているつもりになっている人が多いですが、それは結果になって現れると思います。どんなに高級なブランドの服を着せても似合わない人には似合いません。顔と髪だけを見ていてもダメなんです。その人のファッション、スタイル、パーソナリティを見極めてから、その人に合うヘアスタイルを決めることができると思うんです。ですから、自分にばかり興味を持っていてはダメ。他人にも自分と同じように興味を持つことが大切です。お客様にどれだけ特別な思いをさせてあげられるかが大事で、そのためにお客様を理解することが重要なのです。

YUKA : 
ヘアアーティストとしての哲学は何ですか?
NEIL : 
ワンパターンなスタイリストでは成功できません。多才であるべきでしょうね。人それぞれのシェイプを創造し、さらにさまざまなシェイプにアレンジしていくことができるスタイリストが本当に成功すると思います。

YUKA : 
カラーリストではなく、なぜヘアカットとスタイリングのアーティストになったのですか?
NEIL : 
実はカラーをするのが好きではないんです。カットとスタイリングは料理をすることに似ています。カラーは原料ありきというか、料理で言えばオーブンを使用している感じがします。カットとスタイリングは料理のような遊び心を入れられるけど、オーブンで料理をする場合は、原材料が最も重要になるでしょう。工程で言えば、髪をカラー剤につけて、40分間置いて洗い流して乾かす。一方、料理は手先を使って包丁を操り、味付けをする必要があります。私はカットとスタイリングの方が、創造力や細かいテクニックが必要だと思うので好きです。

YUKA : 
MeĆHE Salonはどのようなコンセプトで、どのように成功していったのでしょうか?
NEIL : 
僕のパートナーであるトレーシーは、最も成功しているカラーリストの一人で、世界中にその名を知られています。僕は、素晴らしいカラーリストと組んでコンセプチュアルなサロンを創りたかったのです。僕たちは週に5日間必ずサロンに来て仕事をしていました。ただ店に名前をつけて、たまにしか来ないオーナーサロンとは異なり、日々、アーティスティックでスタイリッシュな品質を定着させる努力をしてきたんです。他のスタイリストに僕たちのスタイルを強要したことはありません。でも、特別な才能を持っているスタイリストが集まってきていると思います。ちなみに、カットもカラーも両方するスタイリストはうちにはいません。カットまたはカラーのスペシャリストが集まっています。それは、チームワークがサロンにとって一番重要だと思っているからです。小さなサロンでは全部のことを一人のスタイリストがやることも多いけど、皆独立して、お客様を独り占めします。そうすると、個人だけが活躍しサロンの良さが失われていくと思うんですよね。

YUKA : 
顧客にセレブはいらっしゃいますか?どんな方たちがいらっしゃるんでしょうか。
NEIL : 
シャーリーズ・セロン、ジェニファー・ロペス、ハイディ・クルム、ジェニファー・ガードナー、キャメロン・ディアスなど、名前を挙げたらキリがないですね。これは、良いサロンの一つの証であると思います。良い技術とサービスがこのような結果につながっているのだと思います。実際、うちのサロンには多くのセレブがいらっしゃいます。あまりこういうことを言うのは好きではないけど、多くのセレブに来店していただくことで、より多くのお客様がいらっしゃってくださっているとも思います。

YUKA : 
日本に行ったことはありますか?
NEIL : 
行ったことはないけど行ってみたいですね。今日もBBCのニュース番組でやっていたけど、日本には多くの文化があり人気も高いですが、東京と大阪は願ってもなかなか住めない都市のようですね。

YUKA : 
オフの日は何をしていますか?
NEIL : 
オフの日は何をしていますか?

YUKA : 
スタイリストを雇う際は、どういった点を重要視していますか?
NEIL : 
そのスタイリストが優しい人間か?そしてホスピタリティがあるかをみますね。その人の心が重要で、プライドばかり高くてはダメです。手を取り合って仕事ができるかが重要事項で、それから技術的な才能をみます。良いエネルギーであることが重要です。

YUKA : 
これからセレブスタイリストになる人にメッセージをお願います。
NEIL : 
まず第一に、謙虚になりなさい。第二に皆と仲良くすることです。最後に、つらいことがあっても、頭をさげる勇気や我慢もすることが必要です。

[1] アプレンティスシッププログラム
美容学校に行く代わりにサロンでアシスタントをしながら勉強し、美容学校卒業と同じ権利を取得できるプログラムで、アメリカにも同様のプログラムがある。


◆感想
日本では知られていないかもしれませんが、NEILさんはビバリーヒルズやハリウッドの一流スタイリストに聞くと、3本の指に入る超セレブスタイリストです。彼のメッセージに、セレブスタイリストとして重要なポイントに「謙虚」とか「仲良く」というキーワードが出たのには少々驚きでしたが、今まで私が見てきた中でも、人気も単価も高いスタイリストは、皆謙虚でホスピタリティーが高いです。対して、プライドばかり高いスタイリストは、なかなか成功せず、環境やサロンのせいにします。セレブスタイリストになるためには、意外なようですがNEILさんがおっしゃっているようなことが重要だと思います。日本人が本来持っている気持ちを失わないことが、ここロサンゼルスでも重要かもしれません。

◆NEILさんに学ぶセレブスタイリストになるための3つのポイント
・いつも謙虚であること。
・皆と仲良くする。仲間を大切にする。
・頭をさげる。感謝の気持ちを忘れない。

◆NEILさんが勤務している店舗情報
MeĆHEオフィシャルサイト
https://mechesalonla.com

NEILさんに関するご質問などお気軽にお問い合わせください。
無料相談Lineアカウント:@jp-usaまでお気軽にどうぞ!

4、ビザは取れる!弁護士選びとスポンサー会社

● どんなビザを取得するか

ビザの話をしましょう。まず結論から言いますと、アメリカでやっていきたい日本のヘアスタイリスト(美容師)、ネイリスト、アイラッシュテクニシャンは、アーティストビザを取るべきです!そしてグリーンカードです!そこに夢と自由があります。

余談ですが、私自身はというと、ビバリーヒルズのサロンを買収し、E2(投資ビザ)でアメリカに来ました(私自身は美容師ではありません)。日本にいる頃は、どの弁護士に相談しても「難しい!」と言われ、諦めかけていましたが、道が拓けたのはロサンゼルスに遊びに来たついでに、エージェントや移民弁護士に相談してからです。日本にいる頃とは全く異なる視界になり、自分のやるべきことが明確になりました。それから3カ月でビザを取得しました。

私見ですが、日本にいる弁護士は、カリフォルニア州やロサンゼルス市の詳細な事情をよく分かっていません。ヒアリングが多く、ソリューションが少ないと思いました。アメリカにいる弁護士は、多種多様で、人の懐を見てお金儲けに走りがちな面も否めないのですが、実力のある素晴らしい方はいます。

今日本にいる方は、まずアメリカに来て、カリフォルニア州、そしてロサンゼルス市を熟知した信頼できる、そしてロサンゼルスで実際に生活している日本人に相談するのが良いと考えます。

冒頭でアーティストビザやグリーンカードに触れましたが、ロサンゼルスに10年以上いるスタイリストの大半が、そのどちらかを持っています。また私自身は実際に投資してE2カンパニーをつくりE2ビザを取得しましたが会社(E2カンパニー)からE2ビザを出してもらっているケースもよく聞きます。本当にその会社とご自身のスタンスが本当に合っていれば、お互いに良いことだと思いますが、月日が経つにつれ、会社とスタイリストで求めていることがくい違ってくることをたくさん見てきました。私はその背景に、カリファルニア州(USA)と日本の環境の違いを感じます。カリフォルニア州の労働法は、他州と比べても労働者寄りで、ましてや日本とは比べものになりません。さらに、スタイリストとなるとフリーランスが非常に多く、日本のようにオーナーが強く、従業員がオーナーの言うことを何でも聞くのはあり得ないのです。この環境の違いが、スタイリストに心の変化を与えるように思えます。特に、ハリウッドやビバリーヒルズなど、多くのセレブが集うエリアではそれが顕著です。ですから、文字通りアーティストのように羽ばたきたい方は、最初からそのための道と、そのためのビザを目指すべきだと思います。

美容関係者であれば、スタイリスト、ネイリスト、アイラッシュテクニシャンはもとより、サロンのオーナーも、我々にご相談いただければ、コストを軽減し成果を上げるご案内ができると思います。

● サロンオーナーなら投資ビザを視野に

私自身、美容サロンオーナーでもあるので、美容サロンオーナーには、ぜひお伝えしたいことがあります。日本で美容室オーナーの方が、こちらロサンゼルスで出店する場合は、オーナー自身はE2(投資ビザ)が良いと思います。また日本では、まだあまり一般的ではありませんが、M&Aでロサンゼルスのサロンを買収するメリットもあります。
特に、ビザやライセンスの取得は圧倒的に早く、リース契約もスムーズです。一からやる方法が多いと思いますが“Time is Money”です。日本の大手上場会社であっても、ビジネス系のライセンスやビザ、リース契約の問題で余計なコストがかかっていることが多々ありあます。2~3年かけて漸くスタート地点に立つのではなく、アメリカ人と同じスタート地点に3カ月で立てるM&Aは、コストを抑えて短時間で目的を達成できます。

美容サロンのM&Aについては、私自身2度経験しており、サポートや助言、エージェントとして代行作業もできますので、ご興味ある場合はお気軽にお声がけください。また雇用するスタイリストは日本人にこだわり過ぎず、継続的な募集と教育によって積極的にアメリカ人を雇用すべきです。我々は、美容サロンオーナー(ヘア、ネイル、マツエク)には、日本人を含めたプロフェショナルなスタイリストをご紹介しております(現在登録者多数)。お気軽にお問い合わせください。

最後に、ビザはE2にしろ、アーティストにしろ、グリーンカードにしろスポンサー会社(務める会社やエージェント会社)が必要です。特にE2は会社とともに歩み、万が一会社を辞める時はビザが無くなるので、慎重に選択する必要があります。移民弁護士もそうですが、会社選びにもアメリカではエージェントが必要だと思います。特に会社との契約はカリフォルニア州法に基づいた契約であることが必要です。日本人スタイリストのプロフェッショナルエージェントである我々は、契約についてもサポートいたします。またビザに関しては、アーティストビザやグリーンカードのサポートをしています。

3、コスメトロジーライセンスの取得

コスメトロジーライセンスの取得

● 夢を抱き渡米する学生の実情

カリフォルニア州(ロサンゼルス、ハリウッド、ビバリーヒルズ、サンディエゴ、オレンジカウンティ)やハワイ州に夢と希望を抱き、現地の美容学校に入学する日本人学生が数多くいます。しかし最近、これらの学生がコスメトロジー・ライセンスも取得できないまま日本に帰国する事態が起こっています。

理由は明白で、日本人学生の大半は、ソーシャル・セキュリティ・ナンバーがないため、コスメトロジー・ライセンスのテストを受けることができないのです。つまり、受験にはソーシャル・セキュリティ・ナンバーが必要なのです。アメリカの美容学校の中には、OPT(オプティカル・トレーニング・ビザ)を取れば、ソーシャル・セキュリティ・ナンバーが取得できると安易な回答をして、生徒はそれを信じてOPT取得のために働き先を探します。しかし、結果的にOPTを出してくれる働き先が見つからず、学生ビザのままでいるか、学生ビザの期限が迫っている場合は、泣く泣く日本に帰国することになるのが実情です。

ちょっと考えてみれば分かるのですが、コスメトロジー・ライセンスを持たないスタイリストたちをどこのサロンのオーナーが雇ってくれるのでしょうか?OPTの期間は、M1ビザで半年、F1ビザで1年間です。OPTを申請して、OPTビザを取得し、ソーシャル・セキュリティー・ナンバーを得て、コスメトロジー・ライセンス試験の申し込みをして、試験日が決まって受験。この期間は、どんなに少なく見積もっても3カ月以上はかかります。1回で筆記試験も実技試験にも合格すれば良いのですが、どちらか落ちた場合はさらに時間はかかります。半年かかってもおかしくはないのです。このような状況をオーナー目線で考えると、実に半年間もの間、美容師(スタイリスト)として働けない方を雇用するリスクを抱えることになるのです。オーナーがその後のビザサポートでもしない限り戦力にはなりません。しかしこのビザサポートも容易ではありません。サロンオーナーが雇用したくないのも当たり前なのです。

これを改善するには、やはり学校を卒業する前に、しっかりコスメトロジー・ライセンスを取得することに尽きるでしょう。

● 日本の現役美容師の場合

一方、日本で働いている美容師さんの場合はどうでしょうか?レッドカーペットを歩くハリウッドセレブのヘアメイクを担当したいという夢を抱くスタイリストは多いでしょう。また、美容師をアーティストのように扱うビバリーヒルズやハリウッドのサロンで働きたいと考えるサロン美容師もいるでしょう。

日本の美容専門学校を卒業している美容師は、ほとんど問題なく美容師ライセンスをコスメトロジー・ライセンスにトランスファー(切り替え)できます。カリフォルニア州の場合、受講義務は1600時間。ハワイ州の場合、受講義務は1800時間です(ただし、ヘアのみの「ヘアドレッサー資格」は1250時間)。カリフォルニア州、ハワイ州はアメリカの中でも、受講義務時間が長いものの、問題なくトランスファーできます。しかしながら、多くの美容学校は、このトランスファー作業をしっかりやらないことがあります。理由はというと、なるべく多くの時間を学校で過ごして欲しいからです。ですから、このトランスファー作業は、学校ではなく、信頼できるエージェントに任せた方が良いでしょう。

またトランスファーが終わった後は、コスメトロジー・ライセンス試験が控えています。日本の美容師さんの場合は、ネイルやエステに慣れていない可能性が高いので、実技はそれらを中心に行い、筆記試験は英語に慣れることと過去問を多くこなすことが重要です。

日本には、ネイリスト、マツエクテクニシャンやエステティシャンが数多くおり、ロサンゼルスやハリウッドでの活躍を目指していたり、既にこちらに来て活躍いる方も多いです。ジェルネイルやマツエクの市場が伸びているのに対して、ライセンスやビザをしっかり持たないまま働いている方も実は多いのではないでしょうか?カリフォルニア州の受講義務は、ネイリスト資格で400時間、エステティシャン資格は 600時間です。美容師資格のように、日本にはこれらの資格制度はありませんが、美容学校や専門学校を卒業していれば、実は同じようにトランスファーできます。

● 美容を志す学生さん、既に活躍されている美容師さん

今回はコスメトロジー・ライセンス取得について書きましたが、ご自身の状況に照らし合わせた場合、疑問点や不明点も出てくるかと思います。ライセンス取得に関する大半の問題や課題は、我々が解決できますのでお気軽にお問い合わせください。

2、JUN JUN 氏によるヘアメイク講座!!

2018年2月15日
ヘアメイクアップアーティストのJunJunさんによるヘアメイク講座が弊社サロンで開催されました。

JunJun
モデルさんはアメリカで100万Followerのインスタグラマー
JunJun ヘアメイク講座
JunJun ヘアメイク講座:このモデルさんはラジオのDJ
Jun Jun メイクアップ講座
JunJunさんとのparty:アメリカメディアの方、インフルエンサーさんなど数多く参加
JunJunとYuka
JunJunとYuka

1、スタイリストのアメリカンドリーム

ロサンゼルスのWest Hollywoodエリアには、素敵な美容サロンが数多くあります。

平均客単価1000ドル以上と言われるSally Hershberger、インスタ2百万人以上のフォロワーを抱えるカラリストGuy Tangのサロン、日本のKAOがプロダクトの権利を100億円以上で買収したJohn Frieda、そして毎月のプロダクト収入が20億円以上と言われるChaz Deanスタジオ(Wenn)など…。

彼らはサロンをチェーン展開しているわけではありません。美容師としてのタレント性を開花し、ビジネスを発展させています。

日本人でいえば、シュウウエムラ化粧品の創業者植村秀氏も、ハリウッドでメーク技法を習得しビジネスを発展させた一人。世界で最もセレブが集まるハリウッドは、まさに美容のメッカと言えます。

話は自分自身のことになりますが、私は2013年にビバリーヒルズの高級美容サロンYuki Sharoni Beauty & Lifestyleを買収しました。オーナーだったYuki Sharoni氏は30年以上ビバリーヒルズのセレブスタイリストとして活躍し、アダム・サンドラーやジェシカ・アルバといった多くのセレブを顧客に持っていました。上記のようなTop中のTopのスタイリストではなかったのですが、カット250ドル、カラーは400ドルで、毎日途切れることなくお客様が訪れていました。Yukiの晩年の年収は、おそらく日本の東証一部上場企業の役員の平均年収をはるかに超えるものだったでしょう。また、当時の弊社サロンでNo2、No3のスタイリストの年収も、サラリーマンの部長でも手が届かない収入でした。これは、ビバリーヒルズ、ウエストハリウッドで名の知られたサロンであれば、当たり前のような話です。日本の美容師の平均年収が300万円以下であることを考えるととても夢があります。

私は、ビバリーヒルズとウエストハリウッドの中心で、およそ5年間にわたり、美容サロンを経営して、数多くのことを経験し学びました。多くのスタイリストや美容会社の方からも話を聞いてきました。

職人気質を持つ日本人は、ホスピタリティと技術を持ち合わせています。私は多くの日本人スタイリストが、上記Top中のTopのスタイリストになれると確信し、昨年タレントエージェントのライセンスを取得しました。それは才能ある日本人を発掘、育成し、アメリカで大活躍するスタイリストになるまで継続的にサポートできればという思いから来ています。

夢を抱く美容学生は、アメリカの美容学校選びやビザの取得で失敗し、コスメトロジーライセンスを取得できないまま日本に帰国しています。多くの日本人美容師も、やはりコスメトロジーライセンスの取得、ビザの取得で失敗し、本来ある多くのチャンスを逃しています。またアメリカで活躍しているかのように見える日本人スタイリストも、真面目過ぎるがゆえに、交渉やマーケティングで失敗し、本来の才能を開花できないままでいます。このようなスタイリスト環境は、皆さんが思っているほど、本来閉鎖的でも難しくもありません。ただ正しくサポートする適切な人間がいなかったように思えます。

世界の美容の中心と言っても過言ではないハリウッド、高級ブティックが並ぶビバリーヒルズ、天使の街ロサンゼルス、誰もが憧れるハワイで誰よりも輝くスタイリストになるために、私がしっかりサポートいたします。また、このコラム連載を通して、さまざまな情報をお伝えできればと思います。ヘアスタイリスト、メイクアップアーティスト、ネイリスト、エステティシャン、マツエクテクニシャンを目指す皆さま、そして興味を持っている貴方に、少しでも手助けができたらとても嬉しく思います。

美容に興味ある方、美容学生さん、日本の美容師さん、キャリアアップしたいスタイリストさん、コスメトロジーライセンス、ビザ、働く環境のことなど何かあれば、どうぞお気軽にご連絡ください。

無料相談受付中!LineアカウントID: 『@jp-usa』 までお気軽にどうぞ!