アメリカと日本のブロー文化の違い

アメリカと日本のブロー文化

日本で美容師をしていて、シャンプーブローのお客様を月に何名担当しますか?おそらく、ほとんどの美容師さんは数名ではないでしょうか?それが海外になるとガラッと状況が変わります。

海外では「ヘアサロン行ってきました!」という感じが好まれる海外 ブロー好み

日本人のお客様が好むヘアスタイルは、基本的にナチュラルです。それ故に日本の美容師さんは「ブローをしないで、乾かすだけで簡単に仕上がるヘアスタイル」を心がけてヘアスタイル作りをします。その反面しっかりブローをして仕上げる習慣がないのでブローのスキルは低くなりがちです。

ですが、海外のお客様が好むヘアスタイルは「ちゃんとヘアサロンに行ってきました!」というヘアスタイルが好まれる傾向が強いです。また、ちょっとしたディナーやお出かけの前に、オシャレ(身だしなみ)の一環としてシャンプー&ブローのメニューでサロンを利用される方も多い傾向があります。

海外と日本の文化の違い

海外と日本の文化の違い

シャンプーとブローなんて自分でしたらいいじゃないと思いがちですが、それは日本での常識です。白人の髪は細くてやわらかく、いわゆる猫っ毛なので絡まりやすい。なので、ブローでボリュームを出すことがとても大事なのです。そのため、アメリカではブローのためだけにヘアサロンに通う女性が少なくありません。

家ではシャンプーをしないで、週に2、3回はヘアサロンでブロー(シャンプー付き)をする人もけっこういます。とくにブロンドの人は、自分でブローするのに手間がかかり、ボリュームを出すことが難しいので、ヘアサロンに頻繁に通う人が多いです。

近年の日本の変化

近年の日本の美容室変化

アメリカではブロー専門店などが流行っていて日常的に美容室に行く文化があるのですが、日本では平均2ヶ月に1回、髪を切りに美容室に行くのが一般的です。ですが、美容室業界では近年、顧客の利用目的に大きな変化が起きています。

カットやカラーがほぼ唯一の利用目的であった数年前と比べ、現在は、「シャンプーブロー」や「トリートメント」「ヘッドスパ」を利用する人が徐々に増えています。トリートメントやシャンプーは、家でもできるとはいえ、美容室との仕上がりの違いに感銘を受け、髪が綺麗になることで自信がつき、リピーターになる人も多いようです。

シャンプーとブローだけにこだわった専門サロン

ブローだけにこだわった専門サロン

ニューヨークやロサンゼルスなどで人気の新しいライフスタイルを提案するヘアサロン“ブロードライ・バー”を日本で初めて取り入れたヘアサロン「JET SET DRY BAR」が2014年11月東京・南麻布にてオープン。「Jet Set Dry Bar」代表・Julia Spotswood氏は、海外では気軽にシャンプーだけをしに行けるDry Barでしたが、前職で日本に転勤してきた際にそういったコンセプトのサロンがないことを知り、忙しい日々を送る中で気軽にシャンプー・ブローだけをしに行ける場所を日本にも作りたい、という思いからサロンオープンに至りました。

「Jet Set Dry Bar」は、一般的な美容院のようにカットやカラー、パーマをするのではなく「シャンプーとブローだけ」にこだわった専門サロン。経験豊かなスタイリストによるシャンプーとブローで、極上でクイックなサービスを体験できる。店内にはバーカウンターが設置されており、“ブロードライ バー”というスタイルで、シャンパンやハーブティーなども提供。

シャンプーセットの間も、至福なひと時でリフレッシュできます。価格は、「シャンプー+ブロー+ヘアセット(ダウンスタイル)」3,950円。

定額制美容サービスアプリ「MEZON」

定額制美容サービスアプリ

近年のスタートアップのビジネスモデルとして、注目されている「サブスクリプション(定額制)」。映画配信や音楽など、私たちの生活に根付いて様々なジャンルのサブスクが、生活を豊かにしてくれています。

その中でも、少し珍しい“美容室”という利用頻度が限られた場所を、サブスクにすることで日常的に通う場所へと変化させ、美容業界の中で新たな産業を生み出そうと試みる「メゾン」は2018年3月スタート、スマートフォンで無料アプリをダウンロードして利用しています。

提携する美容室の中から当日の予定や目的に応じて店を選択、美容師を指名することができます。提携をしている厳選した美容室のシャンプー・ブロー・ヘアケアといったカット・カラー・パーマ以外のヘアメンテナンスメニューが月額16,000円〜から受け放題のサービスを提供しています。

現在、提携の美容室の数は180店舗を超えており、エリアも東京だけではなく、名古屋・大阪・沖縄といったエリアにまで拡大をしています。ユーザーの8割は“働く女性”となっており、30代半ば〜40代前半の方を中心として、20代から60代までの幅広い年齢層の方が利用しており、現在8,500人のユーザーがMEZONに登録をしています。(2019年4月時点)

まとめ

アメリカではシャンプーブロー専門サロンが急増しているなど、シャンプーブローを重視する文化がすでにあるようですが、日本ではそういったことがまだありません。そのため、シャンプーブローだけ、トリートメントだけで初めての美容室を予約するのは気が引ける、とためらいを感じる人が大多数なのが現実ですが、少しずつシャンプー・ブローなどでサロンに通う文化ができつつあります。

また、グローバル時代に突き進む日本でも、海外のお客様は増え続けています。お客様の120%の満足を引き出すためにはクオリティの高いブラシ・ブローが必須のスキルになってきています。

売れる美容師になるには?

日本美容免許 書き換え

美容師は奥が深い職業です。

様々な美容室を見て共通して言えるのが、技術力は同じくらいのレベルの美容師でも、お客さまが継続的に通ってもらえる人と、初回もしくは2.3回で通ってもらえなくなる美容師がいます。

この二人は一見同じような仕事をしているようでも、リピート率には大きな差があります。

この両者にはどういう違いがあるのでしょうか?

売れない美容師と売れる美容師の違いとは?

「カットが上手ければお客さんは向こうから来てくれる」これが、美容業界では長く言われてきた言葉です。他店よりもいい技術があり、美容師のセンスがよければ、自然にお客さんが増え、行列ができる。そう指導する職人気質の美容師が多くいらっしゃいます。

しかし実際、月300万以上の売上を上げる美容師は技術が上手いかって言うと・・結構、普通です。ケミカルなんて全然知らない人はいっぱいいます。でも、お客様からの信頼は絶大です。一言で言うと、失客しない、数が減らない、定期的に来店する。とにかく、コンスタントに数字をあげ続けます。どこが人気の秘訣なんでしょう?

信頼を得ている美容師が売れる

信頼される美容師

『売れる美容師』はお客様から信頼を得ている美容師。要は自分のお客様がこんなヘアースタイルになりたい。こんなファッションをしたい。その願望を叶えるお手伝いができる美容師です。逆に『売れない美容師』はお客様から信頼を得れない美容師。

こんなヘアースタイル&ファッションになりたいという願望があるお客様に、カウンセリングがきちんとできない=コミニュケーションがない、スタイルが作れない=技術不足、品質保全ができない=ヘアケアの提案がない、などがあげられます。当たり前の事ですが、当たり前にできない美容師が多いから当たり前に出来ている人が結果を出せるのです。

売れるための接客とは

美容師 留学

1、カウンセリング力

カウンセリングで8割ぐらいはヘアが決まるか決まらないか、決まると思います。サービス業は笑顔が基本と言われますが、売れっ子美容師のカウンセリングは ”お客様が笑顔で話している”ところが特徴です。

自分の事を喜んで話しているのです。それを笑顔で受け入れているという感じです。これに対して、お客様をリピートさせられないスタイリストほど、真剣にお客様の話を聞いているようですが、その真剣な表情が不機嫌さに映り、お客様の表情を緊張させている事に気づきません。

2、相づちが上手い

お客様の話すことに反応するのは当たり前ですが、売れっ子美容師の会話は、お客様が話したかったことがどんどん引き出されていくような、気持ちのいい相づちをテンポよく打つというところにあります。

それに対して、お客様をリピートさせられないスタイリストほど、相づちのテンポが遅くお客様の話を理解することに気を取られて、まるで聞いてないような心ない返事をすることがあることに、気づいていない場合が多いといえます。

3、お客様に気づきがある

お客様側に要望が決まっている場合とお任せの場合とがありますが、そのどちらのときにも売れっ子美容師はお客様自身が「へぇ〜」と感心する気づきがあります。それは、お客様の中からその人のたなポイントを見つける技術と伝える技術の両方を持っているところです。

それに対して、お客様をリピートさせられないスタイリストは、お客様の要望を聞くことや引き出すことが出来たとしても、お客様の中から新たなポイントを見つけることが出来ず、見たままの提案で終わってしまっている場合が多いです。

4、お客様のことをよく観察している

人気のある、指名の多い美容師さんに共通することなのですが、良いスタイルを作るために、どんな状況であってもお客様のことをよ観察しています。何をしたから結果が出たのか、何をしたから結果が出なかったのか。そのような「お客様に関する事実」をとにかくよくみて確認しています。

また、それらの「わかった事実」をカルテにわかりやすく残しておくことで、何か問題が起きても、解決策が見つけやすくなります。それによって、お客様も自分が納得できる答えを見つけることができるので、満足されるのです。

5、お客様目線である

サロンでのミーティングで、お客様の支持が多い人の意見は、サロンではなくて、お客様の目線で意見が出ることが多いです。よりお客様のことを理解しているので、お客様サイドから考えた意見が出てきます。

売れない理由は美容師だけの責任だけではない?

売れない 美容師

ここまでは売れない理由を美容師自身の問題に取らえてきましたが、実は売れない理由は美容師だけの責任だけではないかもしれません。

・集客しないため新規のお客様に入客するチャンスがない
・人員補充しないためスタイリストなのにアシスタント業務が多い
・予約を入れすぎるあまり流れ作業になっている
・やる気をなくすような労働環境や給料システム
・客単価が低すぎる

などが考えられます。これらは美容師自身と言うよりも全て経営的な問題です。売上が伸び悩んでいる美容師は一度経営者に相談してみても良いかもしれません。

まとめ

売れっ子美容師はその差に気づいているからこそ、お客に支持され続けているのです。そして、お客を悦ばせるテクニックを持っているということです。そのテクニックを身につけ、使いこなすことで、皆さんも必ず売れっ子美容師と呼ばれるスタイリストになることが出来ます。

美容師はどうやって手荒れ対策をすれば良いのか?

美容師 手荒れ

美容師という職業において、「手荒れ」とは切っても切れない関係にあります。

特にアシスタント時代は、常時シャンプーをする様な日があったりするため、手にとって良い環境とは言えません。ひどい人では美容師を辞める原因となることまであります。そんな美容師の手荒れの対策には、どんなものがあるのでしょうか?

本記事では美容師さんの手荒れに関する情報をご紹介します。

手荒れの原因は何?

美容師 シャンプー 英語

美容師を含めた全ての人に当てはまりますが、手荒れの原因としては界面活性剤(洗剤・シャンプー)による乾燥が多いです。界面活性剤は頭皮を洗浄してくれる目的がありますが、回数によっては皮膚に刺激がかかり負担となります。

皮脂がなくなりバリアを失った肌が乾燥にさらされると、荒れてしまうことは当然です。さらに繰り返されることによって、症状は悪化されます。しかしその他にもさまざまな原因があります。

・シャンプーとドライヤー

手荒れの原因は、やはりシャンプーやリンスなどの化学薬品が入ったものや水やお湯に触れている時間が長いことでしょう。美容師はひんぱんにお湯を使ってシャンプーします。

常にお湯にふれることで、せっかくの皮脂膜が洗い流されてしまい手荒れを引き起こしてしまいます。特に新人のうちは営業時間中にひっきりなしにシャンプーをします。

シャンプーするごとにお湯で手を濡らし、シャンプー液の刺激を受け、ドライヤーで手を乾燥させていることになります。シャンプーを重ねるごとに刺激を受けるので手荒れのリスクは高まります。

・カラー剤・パーマ剤

美容師はお客様の髪にパーマ剤を使ったり、カラー剤を塗布することも多いかと思います。これらの薬剤というのはpH値はアルカリ性がほとんどであり、肌に良いものではありません。

また、これらの中にはジアミンなどの化学物質が含まれています。お客様の中でもこれらの物質が肌に合わず、頭皮トラブルを起こす人もいるように、美容師の手もこれらの物質が体質にあわず、皮膚トラブルを起こす人は多いです。

・アレルギー

手荒れの原因が化学物質やお湯などの外的刺激でなく、生まれつきアレルギー体質という場合もあります。また、中には生まれながらのアトピーという場合もありますので、あまりひどくならないうちに皮膚科に行って、検査をしてもらうことをおすすめします。

具体的な最初の対処は「病院に行く」

美容院 ボキャブラリー 英語

・ひどいようなら即皮膚科を受診しましょう。

自己流の治療方法では、まず、そもそもの手荒れの原因がわからなかったり、一時的な治療だったりということが多いですが、皮膚科に行くと、患部を含めて全身や血液検査をして原因を追求してくれるので、根本から治療をすることができます。

・自分に合った皮膚科を見つけることが大事

手荒れの原因はシャンプーやカラー剤やパーマ剤などさまざまですが、きっかけにはなることはあっても、必ずしもそれ自体が原因でない場合も多いので、

1 話をちゃんと聞いてくれる

2 荒れてる部分も含めて全身をしっかり診察してくれる

3 今後のプランを明確にしてくれる

4 美容師という職業や環境に理解があり、合わせた治療法を提案してくれる

5 必要な分だけの血液検査

などの先生が名医だと言えます。また、重症の場合はステロイドも使うこともあり、かなり強い薬なので、ちゃんと説明をしてくれる先生がいいでしょう。

・皮膚科で処方される治療薬

手荒れの初期段階で皮膚科に行くと漢方薬が処方されますが、漢方薬そのものに治す力はありません。何をしてくれるかというと、指先の血行を促し回復をサポートするのです。

もともと冷え性だったりすれば体質を改善することで手荒れしにくくなるかも知れません。とはいえ、重症化してからでは気休めです。

終始かゆみがあり水泡ができているようなら、抗アレルギー剤を処方してもらいましょう。特に症状がひどいときにはステロイドを含んだ薬が出されます。

効果はてきめんですが体への副作用があり、眠気を引き起こすので使用にあたっては医師に相談の上服用しましょう。

一番大切なのは手荒れにしないための「予防」

美容師 手荒れ対策

・プロテクトクリームをつける

手荒れの対処法として、プロテクトクリームをつける方法があります。これは化学薬品やお湯、水を使う前に手に塗って水分を弾くように手をガードします。これによって、薬品や水分が手について、毛穴から染み込んでいくのを防ぎますので、つけるとつけないでは格段の違いがあります。

・手袋をつける

2つ目の対策法としてはゴム手袋の着用です。お湯、シャンプー剤、パーマ・カラー剤に直接手が触れることによって手荒れが起こってしまうのであれば、ゴム手袋をしながら作業をすれば予防することができます。

ただし、シャンプーの際の手袋着用は賛否両論で、中には手袋をしながらのシャンプーはお客様に失礼という意見もあります。その場合は店舗でどういう方針にしているか、お客様はどう思っているのかを聞いて柔軟に対応するのがベストです。

・保湿クリームでケアする

手荒れを保湿クリームでケアするのも有効な方法です。一番の予防法はシャンプーの後にその都度保湿クリームを塗ることです。次のお客様にシャンプーすれば流れてしまいますが、それでも繰り返しクリームを刷り込みます。

水泡が破けてしまうほどの重症な手荒れには、保湿クリームも歯が立たない場合がありますが、保湿クリームを使うことで刺激から肌を守るバリアをつくりましょう。

また保湿ケアのための保湿クリームは、肌をプロテクトし、水を弾くワセリンと、保湿効果があり、角質を柔らかくしてくれる尿素の入ったものがよく効くと言われています。

・食べ物で体質改善する

体質改善に食べ物は欠かせません。不規則な美容師の生活では食生活も偏りがちです。手荒れの原因は食生活にもあります。特に食事には気を使いましょう。

・手荒れには皮膚再生能力を助けるビタミンE(アーモンド、かぼちゃ、たらこなど)

・皮膚の抵抗力を強化するビタミンA(にんじん、ほうれん草、しそ、うなぎなど)

・コラーゲンの生産を高めるビタミンC(いちご、ゆず、レモン、ピーマンなど)

そして手羽先、エビ、なまこ、牛すじなどの健康な皮膚を作るためのコラーゲンを摂りましょう。しかし、食事を管理するのはとても大変です。美容師をしながらそこまでできないという方も多いでしょう。

そしたら、何を食べるか? より、何を食べない方がいいか? を考えましょう。インスタントなどを減らすだけでも体のためになるはずです。

美容師が使っているハンドクリーム

美容師 ハンドクリーム

ロクシタン

手肌にうるおいを与える、ロクシタンのベストセラーが「シア ハンドクリーム」です。うるおうのにベタベタしない使用感、シアバターを高配合した贅沢な処方ですべすべの手を長時間キープ。

しかし、薬用ではないため、あくまでも手にバリアをつくり、水や薬品から守るタイプのクリームです。これ自体では手荒れを治すことはできません。

ポーラカエナハンドクリーム

化粧品メーカーのポーラが出すハンドクリーム。なんとウォータープルーフで美容師のために開発されたハンドクリームです。

無香料で保湿効果も高く、手がコーティングされているような感じで、このクリームを使いだしてから、クリームを塗る回数が減ったという口コミも多いです。

ユースキンA

日本の手荒れにはもはや「定番」のエーザイが発売するユースキンA。小さなポケットサイズから、コスパの高い大容量までさまざまなサイズがあります。ベタッとするかと思ったらサラサラのつけ心地も評判。ハンドの他に全身にも使えます。

キズ跡には紫雲膏(しうんこう)

漢方で使われる紫雲膏も美容師の手荒れにはよく効くと評判の軟膏です。その名の通り、黒っぽい紫をしています。手荒れをはじめ、やけどは切り傷などにも抜群に効きます。薬局でも買えますが、処方箋を出してもらって買うほうがリーズナブルといえます。

メンターム EXソフト

刺激に弱い乾燥肌のための低刺激ハンドクリーム。保湿力を高める「ワセリン」「グリセリン」が乾燥した肌をなめらかに、かゆみ止め成分「ジフェンヒドラミン塩酸塩」「リドカイン」がかゆみを抑えることで、乾燥対策とかゆみ対策を同時に行ってくれます。

どんなにかゆみがひどい時でも、これを塗ることによって大概は緩和されます。かきむしって荒れてしまった肌にもやさしい低刺激なので、お子様や女性でも安心して使うことができます。ただ医薬品ですので取り扱いには注意が必要です。心配な方は必ず医師に診ていただいてからご利用ください。

ニューウェイジャパン ナノアミノ ハンド&ネイル リペア クリーム

美容師の支持率NO.1の実力派ハンドクリーム。保湿効果の高いセラミドを10億分の1に小さくした“ナノセラミド”がすばやく肌に浸透し、手荒れを即効修復・再生・予防までできる神ハンドクリーム!また使い続けることで手荒れ・老化の防止までしてくれます。

さらっとしたテクスチャーで塗った直後、すぐさま手に浸透し始めるので、後からべたつくことはありません。一本でネイルケアまでできて、香りもきつくなく、とても使いやすいです。

MAクリーム・馬油

東京大人気美容師、グリコのエザキヨシタカ監修の馬油MAクリームです。
手荒れに悩むエザキが、どのハンドクリームをつけても荒れていた手が馬油をつけたら治ったというところから作られました。

たった2つの自然由来成分しか配合していないため、肌に負担がなく、皮脂成分をそのまま肌に届けられる美容保湿クリームです。手だけでなく、ブースター、ヘアケア・地肌ケア、デコルテのケア、メイク落とし、まつげのケアに、とあらゆる事にお使いいただける優秀アイテムです。

手荒れが痛いときの応急処置は?

美容師 転職

指先のひび割れ・あかぎれなど、部分的な痛みの応急処置には「液体ばんそうこう」がおすすめ。瞬間接着剤のように傷を固め、水仕事もできます。ですが、液体ばんそうこうはあくまで一時的な対処法。次の日には皮膚科を受診してください。

 

・おすすめの液体絆創膏

コロスキン(東京甲子社)【第3類医薬品】
包帯いらずの液状ばんそうこうが、東京甲子社の第3類医薬品「コロスキン」です。透明な皮膜で小さな切り傷、あかぎれ、さかむけをガード。
塗ってすぐは一瞬染みますが、乾くと水仕事をしてもはがれにくく水やバイ菌から傷口をガードしてくれます。

まとめ

職業柄、どうしても避けることが難しい手荒れ。手荒れの悪化が原因で美容師の仕事を辞めざるを得ないというケースは意外に多くみられますから、美容師の職業病として上手につきあっていくことが必要です。

体質は人それぞれ違うので、自分に合った手荒れとの上手な付き合い方、対処法を見つけることが大切です。できる限りのことをやってみて手荒れを予防してください。

そして、ひどくなってしまったらすぐに皮膚科へ。専門医に症状に合った薬を処方してもらうことで、手荒れの悩みから少しでも解放され、仕事を充実させていきましょう。

美容師の資格はどうやって取れるの?

美容師になるためには

美容師はカットやパーマ、カラーリングなどによってお客様の希望に合った髪型をデザインすることが仕事となります。

美容師になって活躍するには資格が必要です。美容師になるにどうやったら資格を取得することができるのでしょうか?

この記事では美容師になるまでの道のりはどのような感じなのか具体的に解説したいと思います。

美容師になるためには何が必要なのか?

美容師 資格

美容師になるためには、国家試験に合格しなければなりません。この試験を受けるためには、都道府県知事の指定した美容師養成施設で厚生労働省令で定める期間の教育を受ける必要があります

美容師免許を取得する

美容師としてお客様の髪を切るためには、国の認定した国家資格である「美容師免許」を持っていなければいけません。取得には、もちろん試験があります。厚生労働省が指定する美容学校を修了すると、受験資格を得られます。

国家試験合格には美容学校に通うことが必要

美容学校を無事卒業することができれば、国家試験を受験することができます。しかしここで見落としてはいけないのが、美容学校の種類です。国家資格を受けるためには美容学校を卒業しておくことが条件の一つですが、美容学校の種類によって就学年数が異なってきます。

一般的な学校の形!昼間課程

昼間の時間に授業を受けて美容師の資格取得に向けた勉強を行います。学校へ通う期間が2年間なので、他の課程よりも早く卒業することが可能です。

社会人にオススメ!夜間課程

夕方、または夜から授業が始まる課程です。こちらも2年の就学期間で国家試験の受験資格が与えられます。しかし、学校によって卒業までにかかる年数が異なり、2年で卒業できるところもあれば、2年4カ月、2年6カ月かかるところも。昼間の仕事と両立しながら通学する人も多いようです。

すでに美容師見習いならコレ!通信課程

美容 通信学校

日本理容美容教育センタ―が行う通信レポート提出と、各学校が行うスクーリングという面接授業に出席する課程。こちらは3年以上の就学で国家試験を受験できます。年に数回しか学校に通わないため、昼間や夜間の学校よりも長めの期間が必要です。

しかし、通信の場合学費が圧倒的に安いため、昼間課程で他の学科を学びながら通信も学ぶというダブルスクールや、美容室で見習いとして働きながら通信過程で国家試験にチャレンジするという人もいます。

美容師の資格・試験の難易度

美容師免許 難易度

・筆記と実技の2種類
試験の概要としては、筆記と実技の2つの試験に合格する必要があります。

筆記試験

1.関係法令・制度
2.公衆衛生・環境衛生・感染症・衛生管理技術
3.人体の構造及び機能・皮膚科学
4.美容の物理・科学
5.美容理論

実技試験

第一過程
「カッティング」制限時間の20分以内にレイヤーカットができるかどうかを見られます。

第二過程

「セッティング」ワインディングとオールウェーブセッティングの2つがあり、毎年試験前にどちらか発表されます。
ワインディングでは4種類ある60本以上のロットを制限時間の20分以内に巻けるかどうかを、オールウェーブセッティングではオールウェーブを制限時間の25分以内にできるかを見られます。

合格基準

関係法規・制度、公衆衛生・環境衛生、感染症、衛生管理技術、人体の構造及び機能、皮膚科学、美容の物理・化学、美容理論の課目の中から、全部で50問出題されます。
50問中60%以上正解することで合格出来ますが、それぞれの課目に一つでも無得点が出ると、その時点で終了になります。

実技試験の合格基準

美容試験 合格基準

実技試験の採点は「減点方式」になっています。第一課題のカッティングの試験は、減点が40点以上になると失格となります。オールウェーブセッティングなどの整髪は、減点を50点以下に抑えることが必要になります。
さらに、カット者の身体の衛生状態、用具の衛生上の取り扱いなども審査対象となるので気を付けましょう。こちらの採点基準は30点以下の減点になります。

試験は大きく分けて筆記試験と実技試験の2つです。筆記と実技の両方に合格した場合のみ免許が取得できます。筆記試験のみ合格した場合は、次の試験に限って筆記試験が免除。実技試験のみに合格した時も同じで、次回の試験のみ実技試験が免除されます。

海外で美容師になるには

ここまで日本で美容師になるために必要な資格についてまとめてきました。海外で美容師になるためには日本の場合とプロセスが少し異なります。

美容師留学

免許が必要ない国もある

海外は一概に全て同じではなく、国によって異なります。特にアジアやヨーロッパでは免許制度自体がない、または不要な国がほとんどです。またオーストラリアの場合、オーストラリア人経営のサロンでは資格が必要なことがありますが、日本人経営、アジア人経営のサロンでは美容師の資格は必要なく働くことができます。

美容免許が必要な国は?

免許が必要な国は、日本、アメリカ、ドイツ、韓国などです。アメリカの場合は州によって免許の基準が異なります。「コスメトロジーライセンス」というものがアメリカの美容師免許のことで国家資格となります。

「コスメトロジー(Cosmetology)」とは、アメリカにおけるヘアー、メイク、ネイル、エステなどの美容に関する全ての資格を指します。アメリカではこれら美容行為を行う仕事に就く場合は、必ずライセンスが必要です。

コスメトロジーライセンスは、アメリカの各州で発行しており、各州で実施されるテストに合格すれば取得できます。例えばロサンゼルスで美容師をするには、カリフォルニア州のライセンスを取得する必要がありますが、カリフォルニア州のライセンスは、ニューヨーク州、ネバダ州、グアムでの書き換えが可能なので人気です。

学科試験と実技試験に分かれている

コスメトロジーライセンス試験

コスメトロジーライセンス試験は、学科と実技に分かれています。コスメトロジーライセンスがあれば美容師、ヘアーメイクアップアーティスト、ネイリスト、エステティシャン、アイリストなど美容関係の職すべて対応可能です。

そのため、実技試験でマニキュアやフェイシャルなどが含まれ、日本に比べると項目が多いですが、アメリカの美容師免許はより幅広く活躍できます。また、日本と違うのはこのライセンス取得試験を突破するといきなり “スタイリスト”になること。

アメリカにはアシスタントという制度がほとんどありません。そういう土地柄ですからスタイリストなら大体問題のない技術を持っている日本と違って、美容師の力量の振れ幅が非常に大きくなります。そのためベテラン美容師は人気が高く、歳を重ねるごとにお客さまからの信頼が高まっていくため、いつまでも美容師として活躍できます。

アメリカ美容師の実態とは?

まとめ

近年、美容師は日本国内だけでなく、海外でも活躍する方が増えています。 アジア圏を中心に海外に店舗展開している美容室もあります。もし日本の美容資格があったり、美容関係に興味があったりすれば、海外で美容師として就職することも考えてみてはいかがでしょうか。

私たちBeauty Academy LAでは、アメリカで美容師になりたい方に対して総合的なサポートを行っているのでご気軽にお問い合わせください。

無料相談受付中!LineアカウントID:『@jp-usa』まで。

美容師を辞める人は多い?

美容師 辞める

美容師を辞めたいと思ったことがある、思ってはいるがその先どうなるか不安で辞めるか決められないとお悩みではありませんか?

美容室を変えても過酷な労働条件はほとんどの場合変わらないため、美容師の多くは美容業界を離れて違う職を選んでしまいます。

美容師の仕事は好きだけど、美容に対して行き止まりを感じていませんか?「美容師を辞める」ではなく、同じ美容師でも労働条件や環境の違う「海外で美容師を続ける」という選択肢を考えてはみませんか?

この記事では、転職以外の選択肢である「海外(アメリカ)で美容師を続ける」を選んだ場合、どのように日本の美容歴を活かして、続けることができるのか説明していきたいと思います。

日本とアメリカの美容師の環境の違い

日本 アメリカ 美容師 違い

手荒れがひどくて続けることができない・人間関係に疲れてしまった・労働時間が長くしんどい・休日もろくに休めなくてストレスがたまるだけ等々、美容師を辞めたくなる理由は様々だと思いますが、美容師を辞めたくなる日本の美容師とアメリカの美容師の現状を簡単に比較しておきます。

日本の美容師の現状

①人間関係に疲れる

②長時間労働でしんどい

休日も休めない

④給料が安い

アメリカの美容師の現状

アメリカ 美容師

個人主義で同僚に気を使うことは少ない(椅子貸しの個人契約をしている美容師も多いのも要因の一つ)

労働基準法の規制に違反すると裁判沙汰になるので、日本のようには働かせられない

仕事とプライベートは別、休みの日は休み

安給のところもあるが、上を望めば月収1000万以上の美容師にもなれる

日本人ならアメリカ進出は難しくない

言葉も違う、文化も違う、人種も様々なアメリカで、出直しするなんで難しいと思うかもしれませんが、こんな厳しい環境の中でも美容が好きで頑張れている日本の美容師さんにしたらそこまで難しいことではないと思います。頑張ったら頑張っただけ、結果が出せるのがアメリカです。どうせなら目標を大きく持ちませんか?

美容師を辞めずに、アメリカで美容師を続けるには?

では、アメリカで美容師も悪くないかもと思ったところで、実際にアメリカで美容師を続けるために必要なものを説明していきたいと思います。

アメリカで働くには就労ビザが必要

美容師免許 書類

まずは、アメリカで美容師として働くためには、就労ビザが必要になりますが、美容師の場合アーティストビザと呼ばれるものが適しています。このアーティストビザを取るためには、幾つかの条件が必要になりますが、重要なのは美容のクレジット(経歴)が必要です。

アーティストビザは証明が必要

経歴と言っても、何年美容師をやっているというのではなく、雑誌に作品が取り上げられている、コンテストで賞を取っている、芸能人のヘアを担当し他ことがあるなど、エンターテイメント性のあるクレジットが必要になります。

これらの履歴を証明できるよう、賞状や写真、雑誌のコピーなどを提出することになります。美容師を辞めたいとお考えで、このようなクレジットをお持ちの方は、エージェントを通してアーティストビザの取得に向けて頑張りましょう。

美容師としてのクレジットがないという人は?

・クレジットを稼ぐしかない

雑誌に載るとか、芸能人を担当するというのが難しい人は、まずたくさんコンテストに参加して、何かしらの賞を受賞することに専念してください。コンテストの規模は問いません。とにかく最低でも2・3くらいのコンテストで賞を取っているとアーティストビザの取得の可能性が高まります。

・学生ビザで美容学校に行く

美容師 留学

学生ビザで留学して学校へ行き、免許取得後に、OPT(トレーニング期間)を利用してアメリカの美容室でビザをサポートしてくれそうな美容室を探すという手もあります。

美容室側もせっかくサポートしても直ぐに辞められては困るという理由から、サポートをしてくれるところが少ないのも現状ですので、不安のある方は、アメリカにあるエージェントを利用して、美容室を紹介してもらうのをお勧めします。

アメリカ美容師エージェントBeauty Academy LAに問い合わせる

アメリカで美容師として働くにはコスメトロジーライセンスが必要

美容師 留学

クレジットがないのでアーティストビザは取れない、美容学校に通う必要もないとなるとかなり難しくなります。

ソーシャルセキュリティーナンバーがないと美容免許が取れない

アメリカの美容室で働くには、カリフォルニアの美容師免許を持っていることが第一条件になります。この美容免許(コスメトロジーライセンス)を取るためには、たとえ日本で美容の免許を持っていても試験を受けなければなりません。さらに、試験を受けるためには、SSN(ソーシャルセキュリティーナンバー)日本でいうマイナンバーのようなものがないと受けられません。

前もって対処を知らないと悪循環に陥る

アメリカで美容学校に通うつもりの方は、学校を終了した段階で、SSNの代わりになるITINというものが取得でき試験を受けることができますが、そうでないとなると試験が受けられないので、免許が取れない、免許がないので、雇ってもらえないという悪循環が発生します。この悪循環で、結局時間を無駄にするよりは、日本で少し辛抱してクレジットを稼ぐことをお勧めします。

まとめ

日本で美容師として働いているけどストレスで苦しく、他の業界に転職したいと思っている方はアメリカで美容師として働いてみませんか?日本の美容師より圧倒的に良い待遇を受けることができます。

私たちBeauty Academy LAでは、アメリカで美容師になりたい方に対して総合的なサポートを行っているのでご気軽にお問い合わせください。

無料相談受付中!LineアカウントID:『@jp-usa』まで。

美容師にはどのような悩みがあるのか?

美容師 悩み

どのような仕事でも多かれ少なかれ悩みはあるものですが、美容師に多い悩みとは何でしょうか?

美容師免許取得したての下積み時代と言われるアシスタントの頃は、人間関係・労働環境など、また、美容師を続けて25〜30歳くらいになると、将来に不安を感じたり、仕事に対しての悩みなど、悩みの内容は人それぞれです。

この記事では、一般的に多い美容師の悩みと改善策について具体的にご紹介します。

美容師の悩みで多いのは何?

日本にいる美容師は労働環境の悪さや人間関係から多くの悩みを抱える人が後を絶ちません。では実際にどのような悩みを抱えているのでしょうか?

・美容師の労働時間

美容師 労働時間

基本的には1日8時間、週40時間とされ(特例はあり)、休憩時間なども必ず取ることができるように法で定められていますが、現実には労働基準法をしっかりと守ることができている美容室は多くありません。

朝出勤してから閉店後まで、食事の時間すら取れずに1日中働いている美容師も少なくなく、特にアシスタントとして修業中の方は、早朝に出勤して練習、開店中はスタイリストの手伝いや雑務、閉店後には夜遅くまで残ってカットの練習…と、かなりハードな生活を送っています。

・美容師の給料

美容師 給料 低い

プライベートな時間を削ってまで長時間労働をしていることが多い美容師は、勤務時間や身を粉にして動いている働きぶりに対する給料の安さに不満を感じるケースが多くあります。

美容師は他の職業と比べて給与が見合わないとよく言われます。とくにアシスタント時代は朝早くから夜遅くまで拘束される割には給料が低く生活がカツカツなんてことも稀なケースではありません。

給与の安さから将来の生活に不安を覚える人も多いのが現状です。

・手荒れや腰痛

美容師 手荒れ

手荒れは、美容師の職業病ともいえる悩みです。手荒れの原因の多くは1日に何度もお客様の髪の毛を洗うことですが、その他にもタオルを洗濯したり、カラー剤やパーマ液などが手についたりすることも原因です。

ハンドクリームなどでケアしている時間もなく、せっかくケアができたとしてもすぐにシャンプーの仕事などが入ってなかなか手荒れは治りません。

また、手荒れ同様に悩まされるのが「腰痛」です。最近では「バックシャンプー」といった腰に負担のかからないシャンプー台が増えたことで比較的楽になってはきましたが、1日中立ち仕事をすることになるため、腰痛がクセになってしまう人も多いです。

パーマやカラーの補助をする際も、かがんだり中腰の姿勢をキープしたりすることもあるため、どうしても腰痛を引き起こしてしまうことが多くなります。

・美容師の人間関係

美容師 人間関係 悪い

1日の半分以上を一緒に過ごす美容師同士なのに、人間関係が良好ではないことは精神的にかなり疲労が溜まりますよね。美容室という少人数のコミュニティの中で、誰か1人と人間関係が悪くなってしまう、もしくは仲が悪い美容師同士がいるだけで相当なストレスになります。

スタッフ間で派閥が形成されていたり、休憩中には悪口合戦が繰り広げられていたりと、とくに若い美容師には気をつかうシーンがいっぱいです。かつては体育会系のサロンも珍しくなく、新人に対してかなり厳しい指導が行われることもありました。

現在ではその割合は減ってきているようですが、今でも先輩にいじめられているように感じて辞めてしまう新人さんもいます

・お客様からのクレーム

美容師 不満

カウンセリングの内容を上手く実現できなくてクレームをつけられるのは、美容師にとって悔しい出来事です。また、今まで通ってくれたリピーター客が来なくなったり、別の美容師に乗り換えられたりするのも遠回しに「自分のカットが気に入らなかった」と言われているに等しい結果です。

・美容師の年齢

美容師 年齢

美容師はスキルと資格を必要とする仕事なので、望めば年齢に関係なく働き続けることができます。しかし、美容師という仕事は雇われている立場だと賞味期間が短い職業です。美容師として年齢に関係なく働き続けたい場合は、ある程度の年齢に達したら独立してお店を持つかフリーランスとなる必要があります。

どうしても無理なときは別の業界への転職も考えよう

美容師 転職

心身共に疲れ、これ以上の勤務は難しいと判断したら思い切って美容師以外の仕事に転職をしても良いでしょう。同じ美容業界への転職は、美容業の経験や資格を生かすことができるので採用もされやすいですし、美容関係の仕事以外でも、美容師は老若男女を問わず接客することが多いため、人と接する仕事は経験を生かすこともできます。また1つの美容院でうまく行かなくても、サロンを変えた結果、職場に馴染めたということや、勤務時間が短縮されたというケースもあります。

海外で働くことも視野に入れよう

そして、海外で美容師になるということも一つの選択肢です。海外勤務のメリットとして、海外と日本では勤務体制が違っていて、残業がなく定時で終われるということや、同じ職場の美容師から仕事に干渉されず自分のペースで仕事ができるということがあげられます。また、現地の美容師から高い技術を学ぶことができますし、外国人に対する接客スキルは、日本に帰ってからも役立ちます。「どこで働くか」というポイントも美容師にとっては重要な選択肢です。サロンごとの雰囲気や立地はもちろん、その地域性、国…と視野を広げてみると、悩みが改善されることもあります。

まとめ

あらゆる分野の仕事がグローバル化している現代。美容師の世界でも「海外就職」は珍しくなくなっています。海外では数字や結果を求められる成果主義である反面、結果を出せばきちんと評価をしてくれる風土があります。

チップを払う習慣のある国であれば、給与にも直結した結果が出ます。また、日本のサロンに比べ、休みの取り方など勤務時間や環境に融通が利くところが多くあります。もし現在、美容師としての悩みがあったり、不安があったりするのであれば、海外での美容師という選択も考えてみてください。

私たちBeauty Academy LAでは、アメリカで美容師になりたい方に対して総合的なサポートを行っているのでご気軽にお問い合わせください。

無料相談受付中!LineアカウントID:『@jp-usa』まで。

美容師に年齢は影響するのか?

美容師 年齢

美容師がとても気にしていることの一つとして、一体美容師は何歳から何歳まで現役ですることができるのだろうか、という年齢が挙げられます。自由な職業というイメージがある美容師ですが、美容師に定年はあるのでしょうか?

「美容師は40代が定年」という説をたまに聞くかもしれません。美容師の定年は本当に40代なのか、40代以上でも続けるためにはどんな選択肢があるのでしょうか?

今回は美容師の定年について探り、ある程度の年齢に達した後の働き方について解説していきます。

美容師は何歳まで現役でいられるか?

美容師には、法律で何歳までに退職するという決まりはありません。実際、80歳近くなっても活躍する美容師はいます。しかし、「美容師は40代が定年」という説がたまに聞かれるように、実際、サロンで40代以上の美容師に会うことは少ないでしょう。

何歳まで続けられるか」は、その仕事に専念するかどうかを決める上で、どんな職業でも重要なことです。

美容師は若いスタッフが多い

美容師 若い

美容室やヘアサロンに行くと、スタッフには若い人が多いと感じることはありませんか。美容師業界の年齢内訳は男性美容師の場合20歳〜34歳までが90%近くと、全体のほとんどを占めています。

一方、35歳以上の割合は12%で、40歳以上は6%にまで落ち込みます。この結果から読み取れるように、美容業界の多くは若手の美容師によって形成されており、40歳以降の美容師はほとんどいません。

美容師40代定年説

美容師 40代

なぜ40歳が定年といわれる区切りになるのかというと、40歳〜44歳を越える辺りから給料がだんだん下がっていくというのがひとつの理由といえます。年功序列のサラリーマンは歳をとるごとに給料は右肩上がりになるものですが、美容師の場合は40歳前後をピークに逆に下がっていきます。

結果的に年齢が高くなると必然的に離職率も高くなるため、業界を辞める理由として賃金が大きく関わっていることが考えられます。

40代で美容師を辞める割合は?

美容師 40代

男性の理美容師は20歳~34歳までで約9割を占め、35歳以上は12%、40歳以上となると6%しかいません。特に男性は30歳未満で辞めてしまうため、30代・40代・50代の男性美容師が少なくなります。

若い男性はなぜ美容師を諦めるのか?

なぜ男性の方が若いうちに辞めてしまうのかですが、この理由は「美容師の収入では結婚が難しい」と感じる人が多いからです。実際には結婚している男性美容師は多くいますが、それでも「もっと収入がないと結婚できない」と感じる男性美容師も多いのでしょう。

また、結婚しないにしても、歳を取るほど健康管理などさまざまな面でお金が必要になるため、収入が多い職業に転職したいと考えるケースもあります。また、女性の場合は出産を機に退職するケースが多く、理由に時短勤務が難しいことや土日・祝日の出勤が必須の求人ばかりのため両立が難しいことがあげられます。

40代以降も美容師の仕事を続けるケースは?

一般的なサラリーマンと比較すると、40代以降のキャリアプランが難しい仕事ではありますが、美容師という職業自体はこれまでずっと安定して需要がありましたし、人工知能の時代になっても仕事が奪われることは少ないでしょう。

1 オーナーとして働く

美容師 オーナー

今更美容業界以外で働けないと感じている人や定年後も美容師業界で働きたいと考えている人は、自分のお店を開いてオーナーとなり、美容師ではなく経営者として働く選択肢もあります。ただし、美容室の経営は美容師とは違った才能や能力が求められます。

いきなり開業してもノウハウがなければ成功が難しいと考えられるため、まずは美容師として何年も修行を積んで、お店のマネジメントなどについてよく観察しておくことが重要です

2 福祉美容の分野で働く

美容師 福祉

福祉美容の分野では、美容師は20代や30代より、むしろ40代の方が歓迎されます。あまり自分より若い人だと緊張してしまうお年寄りもいますし、歳を重ねている方がお年寄りの気持ちがわかり、お年寄りも安心するという理由です。

社会的な貢献度も大きい仕事なのでこのような選択肢もあります。

3 他の業界で働く

美容師 転職

同じ美容業界としては、ネイリストや美容コンサルタント、美容メーカー勤務、また美に対するセンスを生かした仕事として、エステティシャンやアパレル、結婚式の美容スタッフなど、転職では多様な仕事先が考えられます。

ですが、転職は若い方が成功の確率が上がるため、美容師の定年後は別の美容業界への就職を考えている場合、40歳になる前に行動を起こした方がよいでしょう。

4 美容師として引き続き海外で働く

美容師 海外

日本は表向きは年齢不問・性別不問となっていますが、現実には不問とは言い難いのが実情です。年齢だけでなく、男性と比べて30代以上の女性や子育て中の女性が就職や職場復帰不利なのも周知の通りです。そんな日本の状況と比較すれば、海外転職において、年齢的な上限はあまり考える必要がありません。

むしろ、これまでの実務経験が評価されますので、ある程度の年齢で何の経験も技術もないほうが不利になってきます特に専門的な知識や技術のある美容師なら年齢を問わず積極的に採用してくれますので、年齢にとらわれずチャレンジできます。海外の美容師のメリット・デメリットの詳細については以下のリンクを参照ください。

日本人が海外で美容師として働くメリット・デメリット

まとめ

美容師は海外就職のチャンスは十分にあります。アメリカなど欧米の美容院やエステサロンでは指名が多いほどコミッション支払いも加算されますので、実力次第では日本以上の収入を得ることも可能です。

一般的な職業と比較すれば、求人数や就職機会は多いほうですので、海外で自分の実力を試してみたい方にはチャンスは多いと言えます

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美容師の人間関係で悩んでいる方は大勢います

美容師 人間関係

美容師のみなさん、職場の人間関係でお悩みではありませんか?

美容師間での人間関係の悪さというのは美容師の離職の理由のトップに出てきます。いくら自分がアプローチを変えても、環境が良くならない。そんな時こそ転職すべき時かもしれません。でも、転職しても結果は同じかもしれない。そう考える時こそ美容室の体制が違うアメリカで美容師になるのもいいのではないでしょうか。

この記事では、まず日本美容師の人間関係であげられる問題を見ながら、アメリカとの比較をしてみたいと思います。

美容室での人間関係の悩み

美容師を辞めたいと思う瞬間は、人間関係だけには止まらないこともあると思いますが、まずは、それぞれアシスタントとスタイリストに分けて人間関係の悩みについて見ていきます。

アシスタント人間関係の悩み

アシスタント 悩み

上下関係が異常なほどで、いじめに近いものがある

先輩が怒鳴る、お客さんの前で怒る

女性特有の悪口が多く、同期間での仲間割れがある

先輩がえこひいきする。他の同期で自分より下手な子がいるのに、理不尽なほどに居残り練習をさせられる。練習をお願いしたいのに断られる

・自分が正しいと思っても先輩には言い返せない、先輩の言うことは絶対である

スタイリストの人間関係の悩み

スタイリスト 悩み

アシスタントのやる気がない、注意するとうざいと言われ逆ギレされる

アシスタントに注意したいが、メンタルが弱いのかすぐ辞めてしまうので注意しにくくなる

・アシスタント時代、先輩に小言を何回も言われたので、自分は優しくしてたらアシスタントになめられた

先輩がえこひいきする。アシスタントへの練習を閉店後何日も見させられる。お客を回してもらえない。面倒な客をまわされる

・オーナーや店長との相違。歩合・給料交渉がうまくいかない。休みを取らせてもらえない。問題を訴えるが、取り合ってもらえない

・理不尽と思っても上を立てなければいけない

・同僚との指名獲得競争がストレスになる

女性特有の悪口が多く、同期間での仲間割れがある

日本では人間関係による悩みが多い

日本 人間関係

日本では美容師さんだけに限らないと思いますが、同期間での人間関係よりも上下関係での問題の方が多いようで。人間関係の悩みは、大きなストレスになります。メンタル面の健康は体にも出てしまうし、仕事に行くのが辛くなります。

職場は楽しくあるべきです。周りを変えたければ、自分が変わればいいというのを耳にしたことがありますが、いくら変えても組織を変えるのは至難の技。そこ(そのお店)に、努力を費やす価値が本当にあるのか考えたいところです。

アメリカで美容師になるという選択肢

アメリカ 美容師

そこで、環境を変えてみたいという美容師さんに、思い切ってアメリカで美容師をやっていくことをお勧めしたいです。なぜならアメリカは先輩・後輩という上下の人間関係というものが日本ほどは強くなく、お店で椅子を貸し出したり、個人でアシスタントを雇ったりとかなりの個人主義なので、あまり人間関係を気にせず美容師として働ける環境にあります。

しかも、環境が気に入らなければ他に移るということに抵抗がないというか、いい環境を探して渡り歩くのはいいことだという風潮があるので、辞めたいと思ったら転職・移店しやすい環境でもあると言えます。アメリカで美容師として働くメリット・デメリットについて詳しく知りたい方は以下のリンクを参照ください。

アメリカの美容師としてメリット・デメリット

美容師の現状比較

美容師 比較

アメリカで美容師になることを勧めるのにはもっと理由があります。

日本の美容師の離職理由を見ながら説明していきたいと思います。

先程述べたように人間関係の悪さが転職理由のトップに出てくるとお話しましたが、他にはどんな理由があるのでしょうか?日本の美容師は長時間労働で低賃金で働かなければいけないという劣悪環境に囲まれています。

日本で働く美容師の転職理由

・拘束時間が長い割に給料が少ない

・休みが少ない、取りにくいのでストレスがたまる

・休みでもモデルハントや講習会・勉強会で休みとは言えないので自分の時間が持てない

・給料がなかなか上がらない

アシスタント期間が長すぎる(3−5年なかには5年以上のところも)

・入客が少ない、集客ができない

・求人情報との条件が違う

・練習会がなく、自信がつけられない

日本の美容室は拘束時間が長く、休みが少ない

日本 美容室 残業

日本の美容室は拘束時間が長く、休みが少ないとあります。日本の美容師さんのお休みは月に6日(週6日出勤・隔週で5日出勤)で、営業時間の平均が9.4時間、開店前の準備と閉店後の掃除をそれぞれ30分とすると10.4時間、アシスタントの練習会を入れると平均12時間を超えることもあるようです。それには、遅番早番という体制を撮っていないところが多いようです。もちろん、労働法基準に違反していますが、守っているお店は少ないようです。

アメリカは週3〜4日の勤務が普通

アメリカ 勤務

アメリカの場合はどうでしょう。週に5日働く美容師もいますが、週に3・4日というのが主流。アメリカの美容師の休みは多いです。アメリカは、労働基準法に反するとすぐに訴えられてしまうので、勤務時間も週に40時間を超えてはならないとなっているのと、40時間を過ぎる場合は、通常の1.5倍を支払わなければならないとなっています。なのでお店側も時給で働かせている場合は、残業させたくないので、営業時間が、8時間以上のところは早番遅番のシフト制が多いようです。

アメリカの美容師は給料も高い

アメリカ 美容師 給料

給料の面でも日本の美容師さんの平均収入が約284万円に対して、アメリカでは約$30,000(約340万円)です。休みの面から考えてもアメリカの方が条件がいいと言えます。アメリカは、チップ制度があるので基本収入より15-20%余計に収入が見込めます。日本の有名カリスマ美容師でも年収1,000万が限度なのに対し、アメリカのセレブ美容師では1日に150万、月にして2,500万くらい稼ぐ人もいます。

まとめ

日本の美容師の過酷な労働条件に加え、人間関係でのストレスが加わっては、辞めたいと思うのは仕方がないように思えます。ストレス発散をしたくても、お休みがなくてはメンタル面の健康が保てないのでは、楽しくし仕事を続けるというのは困難でしょう。

人間関係を気にせず、美容師として楽しく働き、お天気の多いロサンゼルスでは、ビーチでのんびりしたり山へハイキングに行ったり、ショッピングやおしゃれなカフェでのんびりと休日を過ごすことができます。ストレスフリー、人間関係フリーの美容師になりたいなら、ぜひアメリカを転職先の一つとして視野に入れてみてください。

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美容師の離職率は一体どのくらいなのか?【アメリカとの比較】

美容師 離職率

「美容師の離職率って何%なんだろう?」と疑問に思ったことはありませんか?

驚いたことに美容師の離職率はかなり高く、皆すぐに辞めていきます。美容師が辞めていく理由はほとんどの場合、精神的なものではなく日本の美容室の待遇の悪さによるものです。

この記事では美容師の離職率や離職する理由について詳しく解説します。

美容師の離職率は?

美容師 離職率

美容師の離職率は非常に高いと言われています。あるアンケートによると、美容師が1つの店舗にとどまって勤務をしている期間は平均で約2年というデータがあります。美容師の離職率で見てみると、1年目が50%、3年目になると80%、そして10年目になると離職率・転職率・退職率は90%を超えています。

辞めてしまう理由は給料の安さや労働時間の長さ、長時間の立ち仕事による体調不良や人間関係など様々です。しかし、美容師を辞めてしまう前に、資格を活かして働ける方法をもう一度考えてみましょう。

美容師が離職する理由

美容師が離職する理由はさまざまです。離職するほとんどの理由が精神的なものではなく日本の美容室に潜む劣悪環境です。以下ではどのような離職理由があるか見ていきましょう。

1 労働時間が長い

美容師 長時間労働

サロンの考え方や方針にもよりますが、一般的に美容師の労働時間はとても長く、一日14時間以上サロンにいるという人も少なくありません。美容師は思っている以上に、お客様の髪を切る以外の仕事がたくさんあります。掃除や準備、事務作業やその他雑用など、毎日やることが山ほどあります。カットなどのトレーニングも就業時間が終わったあとにすることになるため、拘束時間はとても長く、プライベートの時間が取りにくいのが現実です

2 給料が安い

美容師は給料がかなり安いと言われています。その上、スタイリストになるまでには、練習用のウィッグを数十台用意する必要があります。また、月々の給料が少ないうえに美容師の仕事道具はとても高価な物が多く、シザーなどは4万円~20万円ほどする物を購入しなければいけません。更に、自己負担のところが多く、ローンを組んで買うなど、収入のわりに出費も多いです。

3 対人ストレスが溜まりやすい

美容師 対人関係

美容師の仕事には、接客業ならではのストレスもあります。一日中お客様と接しているため、仕事中は常に気を遣わないといけないお仕事です。一日中愛想よくしているというのは想像以上にストレスを感じる人も多いようです。

お客様にも様々なタイプがいます。いいお客様も多いですが、中にはコミュニケーションが取りにくいお客様もいます。元々、人と接するのが苦手という人でなくても、毎日の接客に疲れてしまい、離職してしまうという人も少なからずいます。

4 体力的にキツい

美容師 重労働

美容師の仕事は身体面での負担も大きくなっています。美容師は、基本的に一日中立ちっぱなしで作業を行います。その上労働時間も長いうえ、シャンプーやカットなど、腰を曲げたりかがんだりしながらの作業も多いため腰痛持ちが非常に多く、脚がむくんだりします。

また、長時間ハサミを使っているため腱鞘炎になってしまったりシャンプーやカラー剤などにより深刻な手荒れになってしまうこともあります。肌質によっては「もうシャンプーをできない」というレベルまで荒れてしまい、皮膚科の医師から「美容師を辞めるしかない」というドクターストップがかかることもあります。

また、美容師は常に自分のスキルを向上させていかなければならないため、長時間働いたあとにお店に残って個人練習をしたりします。そのため、就寝時間はどうしても遅い時間になってしまいます。

美容師を辞めてしまう前に資格を活かす道

美容師を辞めて転職したいと思う方がいるかもしれません。しかし美容師がスキルを活かして転職できる仕事はかなり限られているのが現状です。美容師として環境の良いところに行く選択肢も残されているので以下を検討してみてください。

1 条件の良いサロンへ移る

待遇の良い美容室

美容師の仕事は好きだけど労働環境に不満があるという場合は、別のサロンを探してみましょう。サロンによって雰囲気や考え方も違います。たくさんのサロンを見て比較検討して、自分に合ったサロンを見つけてみましょう。

2 派遣美容師になる

自分のスキルに自信があるという方は、派遣美容師になるのもおすすめです。
派遣美容師は、求人サイトなどを見てみると時給がかなり高めに設定されています。また、就業時間や休日もある程度融通が利きますし、サロンの会議や雑用、休日出勤もありません。ただし契約期間に終わりがあるためサロンの都合で仕事が途切れてしまうというリスクはあります。

3 独立して自分の美容サロンを開業する

美容師として独立する

独立といっても、サロンを開業するだけではなく、業務委託や面貸しなど、フリーランスとして働く美容師も最近増えています。休日や就労時間が自由なだけではなく、自分が働いた分だけ給料が増えていくのもメリットです。また、サロンでの煩わしい人間関係や雑用もありません。

4 海外で美容師になる

美容師 海外

美容師として働く人の中には、海外に渡って美容師として活躍することを目指す人も少なくありません。海外勤務のメリットとして、海外と日本では勤務体制が違っていて、残業がなく定時で終われるというのが魅力です。そのほか、同じ職場の美容師から仕事に干渉されず、自分のペースで仕事ができると感じている美容師も多いです。

海外の美容師の待遇が日本と違ってかなり良いため、海外の美容師の離職率はかなり低いのでおすすめの選択肢です。日本人美容師が海外就労について詳しく知りたい方は以下のリンクを参照ください。

海外で美容師として働くメリット・デメリットはこちら

そして、やはり世界最先端の流行やトレンドを学べるということもメリットの一つでしょう。現地の美容師から高い技術を学ぶことができますし、外国人に対する接客スキルは、日本に帰ってからも役立ちます。

まとめ

辞める理由の多くは、『待遇の悪さ』であるため、他の美容室へ転職したとしても労働環境が変わらないことが多いですし、これまでよりも悪くなることだってあるでしょう。海外では日本のサロンに比べ、勤務時間や環境に融通が利くところが多くあります。また、日本ではできない経験やスキルアップが望めるなどの利点もあります。チャンスがあれば是非海外に出てみて、日本の美容業界のあり方を違う目線で見て見たら面白いのではないでしょうか。

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美容留学を実現するために確認しておきたいこと【国別比較】

海外 美容留学

近年美容室を訪れる外国人の方が増えているようですが、英語が喋れない、髪の毛の質が違うからどうしたらいいかわからないという方、または今の環境に満足できないので転職を考えていて、海外で美容留学をやっていけるかわからないとお悩みの方はいらっしゃいませんか?

留学することで、単に英語や海外の技術を集中して学べるだけではなく、「違う文化を体験する・いろんな人種と交流する」ことによって日本とは違う考え方やセンスの違いに実際に触れることができるので、外国・外国人に対する理解が深まり、より楽しく学ぶことができます。

この記事では、どんな美容師留学ができるのかを、留学のかたちとアジア圏と欧米での比較を説明していきます。

1 留学はどのようにするの?

美容師 留学

まずは、大きく分けて短期(ビザ無し)と長期(ビザ有り)の二つがあります。

ビザ無し短期留学

ビザ無し短期留学というのは、観光ビザのことでパスポートのみで行ける期間でできる留学のことです。「英語の勉強をしたい」、「海外の技術を学んで、海外のお客さんに対応できるようになりたい」が長期で休みを取るのは難しい。海外で美容師になってみたいがやっていけるのかわからないのでお試し留学してみたい。と言う方には、ビザを取る手間がないので適しています。

国によって、ビザ無し(観光ビザ)で行ける期間は違います。参考までに、人気留学先をアジア圏と欧米3カ国づつあげてみました。

【アジア】        【欧米】

・マレーシア   180日    ・イギリス  180日

・フィリピン  30日  ・アメリカ    90日

・香港     90日  ・カナダ   180日

ビザ有り長期留学

美容長期留学

ビザ有り長期留学というのは、観光ビザで滞在できる期間以上滞在する留学のことです。

時間も、貯金もできたので「じっくり英語の勉強がしたい人」、「英語の勉強もして、仕事もして技術経験もしておきたい」と言う方に適しています。ただ、働くことに関してはそれぞれ国の規制が違いますので、各国の条件を見合わせてどのビザが必要で、そして取得が可能なのかということ見ていきましょう。

学生ビザ

各国によって学生ビザの期間は異なります。学校の受け入れ許可書をもらってから申請しなければいけない国と、現地に行ってから学生ビザで取ることができる国があります。

また基本的には学生ビザで美容室で働くという事はできないので注意してください。学生ビザに関して詳しくは、各大使館または領事館のウェブサイト等で確認しましょう。

就労ビザ

アメリカ スタイリスト

就労ビザは働くことを目的に滞在するために必要になる許可書のことを指します。国によって規定も様々ですが、大抵は勤め先が決まっていて、そこからのサポートが必要になるところが多いです。日本の美容師は世界で人気でかなり需要があります。

いろんな国に日系の美容室があるので、つてがない方は、まずは短期でその国を訪れて直接サポートしてもらえそうなお店を探すのも一つの手です。中には、特殊能力・技術があると取れるビザを設けている国もあります。アメリカの場合、アーティストビザと言って、エンターテイメント業界での功績や、コンテストでの賞があると美容室のサポートなしにビザを取る方法があります。

就労ビザの取得は困難な国が多く下調べが重要になるので各大使館・領事館に問い合わせをすることをおすすめします。

イギリス大使館はこちら

アメリカ大使館はこちら

カナダ大使館はこちら

マレーシア大使館はこちら   

フィリピン大使館はこちら  

香港大使館はこちら

ワーキングホリデー

美容 ワーキングホリデー

ワーキングホリデーとは2国間の協定に基づいて、異なった文化の中で休暇を楽しみながら、一定の就労を認める制度です。現在協定国は全部で22カ国、それぞれ年齢制限や就労期間が異なります。大抵のところが、1年ほどの就労期間を設けています。ワーキングホリデーは期間が限られていて、年齢制限もあるので数カ月以上1年未満で英語の勉強がしたい、ついでに働いて技術経験もして日本に帰ったら経験を生かしたキャリアアップを目指したいと言う方に向いています。

海外のお客さんに対応したいが英語が喋れない、髪の毛の質が違うからどうしたらいいかわからないという美容師さん、または今の環境に満足できないので転職を考えていて、海外に興味があるがやっていけるかわからないとお悩みの美容師さんには、ビザなして気軽に行ける短期留学がオススメです。留学エージェントの中には、なかなか長いお休みが取れない美容師さん用の短期コースを紹介しているところもあるので、それを利用して英語と技術の両方を学ぶことができます

2 アジア圏と欧米での比較

海外美容留学を国別で比較してみましょう。今美容師に人気な留学先はアメリカやカナダ、イギリスです。それは日本と違って残業をする必要がない割りに給料が高いからです。

マレーシア

マレーシア

・ビザなしで滞在できる日にち:180日

・メリット:外国人留学生の受け入れを推奨しており、たくさんの文化や宗教が混在しています。ビザなしで滞在できる日にちが比較的長いので留学後そのまま旅をして帰ってくることも可能です。マレーシアでは日系の美容室の進出が増えています。

・デメリット:マレーシアで話される英語はネイティブの英語ではないため、英語本来のニュアンスを学ぶのは難しいです。

・学費:3ヶ月・・約20~30万円

・滞在費(1ヶ月):約4万円~10万

・生活費(1ヶ月):約2~5万円

・往復航空券代:約3万円~6万円

フィリピン

フィリピン

・ビザ無しで滞在できる日にち:30日

・メリット:日本から近く、飛行機で約4時間で行くことができます。語学学習では先生とマンツーマンで授業を受けることがメインとなるため、英語初心者や短期1-2週間留学に最適です。南国リゾートでリフレッシュしたい人向けです。フィリピン留学は欧米に行く前のプレ留学に最適です。

・デメリット:語学学校がたくさんあり、先生の質の差が激しいので注意が必要です。フィリピンで話されている英語はネイティブ英語ではないので本場で話される英語を勉強したい方にはおすすめできません。

・学費・滞在費(1ヶ月) 13〜20万

・生活費 4万

・航空券 5〜7万

香港

香港

・ビザ無しで滞在できる日にち:90日

・メリット:日本から近く、飛行機で5時間で行くことができます。元々イギリス領であったため、香港には想像よりもはるかに英語を話せる人がたくさんいます。アジア各国へのフライトが豊富なので留学中や留学後に他の国に行きやすいです。

・デメリット:学校の選択肢がかなり少ないです。他のアジアの国と比較して物価が高いので、予算があまりない人にはおすすめではないです。

・学費 12〜20万

・生活費 5〜10万

・航空券 2〜8万

・滞在費 7〜15万

アメリカ

アメリカ

・ビザ無しで滞在できる日にち:90日

・メリット:語学学校から+αで専門科目を選ぶこともできるほど、たくさんの選択肢があります。人種のるつぼと呼ばれるほど、いろんな国の人が集まるので、多くの毛質を知るには最適な留学先になります。アメリカで美容師として働く際のメリットについては以下のリンクを参照ください。

アメリカで美容師で働く際のメリット/デメリットとは?

・デメリット:都市によっては生活費や滞在費が高いです。

・学費:3ヶ月・・約20~45万円

・滞在費(1ヶ月):約10~13万円

・生活費(1ヶ月):約10~20万円

・往復航空券代:約7~15万円(往復)

カナダ

カナダ

・ビザ無しで滞在できる日にち:6か月

・メリット:カナダは自然豊かなので夏も冬もアクティビティが楽しむことができます。カナダ人の英語は日本人にとって聞き取りやすい英語で居心地良く生活することができます。

・デメリット:日本人が他の国に比べて比較的多いです。また国内旅に夢中になることも考えられます。

・学費:3ヶ月・・30万円

・滞在費(1ヶ月):約5~7万円

・生活費(1ヶ月):約3~8万円

・往復航空券代:約8~17万円(往復)

イギリス

イギリス

・ビザ無しで滞在できる日にち:6か月未満

・メリット:鉄道やバスなどの交通手段が整っているので、基本的にどこへでも行くことができます。美術館や歴史建造物が多く都会と歴史が入り組んでいる雰囲気が好きな人にはおすすめです。イギリスにはアメリカ同様いろんな人種が集まるので多くの毛質を知ることができます。

・デメリット:生活費(特に家賃)が高いです。イギリスの食事が薄味で美味しくないと感じることもあります。

・学費:3ヶ月・・約40万円

・滞在費(1ヶ月):約9万円

・生活費(1ヶ月):約7~15万円

・往復航空券代:約9~15万円(往復)

ここでは、人気の6カ国を挙げてみました。それぞれメリット・デメリットはありますが、比較的アジア圏は費用がお安く、日本から近いところもあるので、なかなか長いお休みをとれない美容師さんには行きやすいところかもかもしれません。ただ、当たり前ですが海外のお客さんで欧米系の方が多いという美容師さんには、オススメではないですね。

欧米でも生活費を抑えることはできる

欧米でも工夫次第では、コストを抑えることもできます。欧米では、ルームシェアが当たり前なので、相部屋で気にならないという方はコストを抑える一つです。外食は高くつきますが、欧米には日本のマーケットや、アジア系のマーケットがあるので、自炊するにも結構日本の材料が揃えられるので、これもコスト削減になると思います。

まとめ

ざっとですが、留学の概要をお伝えしてきました。どんな留学が自分にあってるか少しでもアイデアが湧きましたでしょうか。この国に行ってみたいというのが決まったらまずはリサーチです。一つの情報源に偏らず、体験談、その国の大使館サイト、留学センターなどから、たくさんの情報を集めてじっくり決めてください。

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